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報道関係者各位
プレスリリース

2012.05.10 14:30
日本公文教育研究会

 日本公文教育研究会(代表取締役社長:児玉 皓二(こだま こうじ))は、6月より、全国約8,000の公文式教室で、0・1・2歳のお子さまとお母さま向けの新しい教育サービス「Baby Kumon(ベビークモン)」をスタートいたします。
 Baby Kumonは、「親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる」をコンセプトに、歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりをご家庭で楽しんでいただくための「Baby Kumonセット」と、月に1回公文式教室でくもんの先生から親子のコミュニケーションについてのサポートを受けられる「Baby Kumonタイム」を組み合わせた、新しい教育サービスです。
 KUMONの半世紀以上にわたる教室での実践と、2007年からスタートした子育て応援活動を通していただいた声を形にした、KUMONだからこそ提供できる教育サービス、それがBaby Kumonです。

※Baby Kumonサイト: http://www.kumon.ne.jp/babykumon/index.html


【Baby Kumonの概要】
コンセプト : 親子のきずなをはぐくみ、まなびの土台をつくる
対象    : 0歳~2歳のお子さまとお母さま
価格    : 月々2,100円(税込)
サービス内容: 歌と読み聞かせを中心とした親子のやりとりをご家庭で楽し
        んでいただくための「Baby Kumonセット」と、月に1回公文
        式教室でくもんの先生から親子のコミュニケーションについ
        てのサポートを受けられる「Baby Kumonタイム」を組み合わ
        せた教育サービス

*Baby KumonセットはBaby Kumon1号~12号、Baby Kumon Advanced 1号~6号(全18号)まであります。0~1歳台は Baby Kumon1号から、2歳台はBaby Kumon Advanced 1号からスタートします。Baby Kumon1~12号は、「親子いっしょに楽しめ、きずなをつくる親の関わり方」、Baby Kumon Advanced1~6号は、「主に2歳台から子どもの自立に向けた親の関わり方」がテーマとなっています。

《Baby Kumonが考える子育てに大切な5つの要素》
Baby Kumonでは、子育てで大切にしたい要素には「よく見る」・「広げる」・「ほめる」・「待つ」・「続ける」という5つがあると考えています。お母さまがこれら5つのポイントを意識したやりとりができるように「Baby Kumonセット」のテーマとして順にとりあげていきます。
●よく見る・・・表情やしぐさに表れた気持ちや、小さな成長を楽しんで見つけ、
        気づき、応えてあげる。
●広げる ・・・子どもの好きなことや興味のあることをふくらませたり、
        いろいろなものを使って親子でやりとりを楽しんだりする。
●ほめる ・・・子どもや自分自身の変化・成長を見つけてほめ、喜び、
        自信につなげる。
●待つ  ・・・子どもが何かしようとしているときは見守り、待ち、
        必要なときにはいつでも手助けする。
●続ける ・・・歌いかけや読み聞かせなどの「ことばのやりとり」を
        子どものペースに合わせて続ける。


【Baby Kumon誕生の背景】
 KUMONは1958年の創立以来、半世紀以上にわたり教室でたくさんの親子と出会う中で、子育てにおいては“親子のきずな”が大切であり、それは歌や読み聞かせなどの「ことばのやりとり」によってはぐくみやすいことを学んできました。その教室での実践の蓄積を背景として、2007年からは“ことばではぐくむ親子のきずなづくり”をテーマに、「子育て応援活動」を展開してきました。

 KUMONの子育て応援活動は、次の3つの柱で行ってきました。

●歌や読み聞かせの楽しさを体感していただくために
 公文式教室で無料で実施される「こそだて ちえぶくろ」
●絵本・子育てがテーマのコミュニティサイト「ミーテ」
●「子育てを科学する」をテーマにした、大学や研究者との「共同研究」

 「こそだて ちえぶくろ」へは、これまでにのべ16万組の親子が参加、「ミーテ」は現在20万人の会員を有しています。また「共同研究」では、脳科学と発達心理学から、歌や読み聞かせの実践が親子関係や子どもの発達に与える影響についての科学的な研究を進めてきました。
 これらの子育て応援活動を通して、より多くのご家庭に、継続的に歌や読み聞かせを楽しむ子育てを広げていきたいとの想いから、新サービス「Baby Kumon」が生まれました。

KUMONの子育て応援活動: http://www.kumon.ne.jp/hagukumu/index.html

《「歌いかけ」「読み聞かせ」の効果》
 日本公文教育研究会は2006年3月より、白百合女子大学・田島 信元(たじま のぶもと)教授(発達心理学)、東京医科歯科大学大学院・泰羅 雅登(たいら まさと)教授(認知神経科学)らとともに、「子育てを科学する共同研究班」を立ち上げ、脳科学と発達心理学、そして実践者の立場から、「子育て」の科学的研究に取り組んできました。
 近年では、主として母親による子どもへの「歌いかけ」と「読み聞かせ」による働きかけが、母子関係や子どもの発達にどのような効果があるのかを共同で研究しています。現在までに、下記のようなことなどが確認されています。

●「歌いかけ」「読み聞かせ」はともに、
 母子関係の構築と子どもの発達に寄与していること
●「歌いかけ」は母親と子どもとの交流に特に強く結びつき、
 主に「親子のきずな」を継続して発展させる役割をもつこと
●「読み聞かせ」は親子の情緒的な交流から、やがて物事を知るきっかけと
 その手段としての役割に変化していく傾向があること

 これらの研究結果は、各種のシンポジウムや、日本子育て学会、日本発達心理学会などでも発表しています。

KUMON公式サイト   : http://www.kumon.ne.jp/index.html?lid=1
過去のプレスリリース: http://www.kumongroup.com/press/

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