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報道関係者各位
プレスリリース

2021.07.01 15:00
株式会社Insight Tech

 株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「スマホ料金プラン」に関する調査を実施しインサイトデータ4,981件をユーザーから収集。キャリア別の比較や自由回答について「ITAS」による処理を行ないました。以下、結果をご報告いたします。

■ 分析結果 詳細

1:各キャリアのメインユーザーのオンライン専用プラン認知率は75%以上。(図1)

・各キャリアのメインユーザーにそれぞれのオンライン専用プランの認知について伺うと、ドコモメインユーザーの「ahamo」認知率は96.0%、auメインユーザーの「povo」認知率は81.5%、ソフトバンクメインユーザーの「LINEMO」認知率は77.1%、楽天モバイルメインユーザーの「RakutenUN-LIMIT VI」認知率は87.8%となり、75%以上の高い認知率であることが分かりました。

・なかでも「ahamo」と「RakutenUN-LIMIT VI」は「知っている」の割合が75%を超えています。

・プラン変更の状況では、ドコモ、au、ソフトバンクの各メインユーザーの「既に変更した」と「変更を考えている」の割合は、まだ30%未満の状況でした。

・楽天モバイルのメインユーザーは、契約プランによって「RakutenUN-LIMIT VI」に自動で変更する内容や1年間基本料金無料キャンペーンなどもあり、「既に変更した」が78.1%と高い割合となっています。


【図1〜図4】各キャリアのメインユーザーに、それぞれのオンライン専用プランの認知とプラン変更について質問。


2:スマホプランを選ぶ際にもっとも重視する内容は「料金」となり74.7%を占めている。次いで「データ容量」が12.0%。(図5)

・スマートフォン所有者に「スマホのプランを選ぶ際にもっとも重視する内容」を伺うと、「料金」が74.7%、次いで「データ容量」が12.0%、「他サービスとの割引」が6.5%の状況でした。

・オンライン専用プランへの変更を検討する際も、「料金」を考慮しているのではないかと考えられます。

・「その他」について、その内容を確認すると「キャリア決済が出来る店が多いこと」「海外での使い勝手が良いこと」「電波のカバーエリアの広さ」「メールアドレスの変更がないこと」「ゲームや音楽、映像の見易さ」「アフターサービスが良いこと」「災害時に繋がること」など、スマートフォンが決済手段や連絡手段、海外での利用、余暇や趣味での利用など、日常生活の重要な役割を担っている為、より使いやすいこと、プラン変更時に手間がないことなどが重視されていることが分かります。


【図5】あなたがスマホのプランを選ぶ際にもっとも重視する内容を質問。


3:4大キャリアのオンライン専用プランに対する主な不満や懸念点は、

 「キャリアメール/メールアドレスが使えない」「店舗サービス/窓口がない」「家族割がない」「電波が弱い」「何が違うか分からない」などが見られる。(図6)

・スマートフォン所有者に、「4大キャリアのオンライン専用プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」「RakutenUN-LIMIT VI」への不満や懸念点」について伺うと、「キャリアメール/メールアドレスが使えない」「店舗サービス/窓口がない」「家族割がない」「電波が弱い」「何が違うか分からない」などが多く見られました。

・「キャリアメール/メールアドレスが使えない」では、「様々なサービスがスマホで手続き、登録をしているから、使えないと困る」といった不満が見られました。

・「家族割がない」では、「現在、家族割プランを使っているので、変更しづらい」「高額な料金になりそう」といった懸念が見られました。

・「何が違うか分からない」では、「CMやサイトなどを見ても、結局どこが一番自分に合っているのか分からない」「分からないところさえも分からない」「CMが煩すぎてメリット、デメリットがよくわからない」といったキャリア側の伝え方、説明の仕方を指摘する意見が見られました。


【図6】4大キャリアのオンライン専用プラン「ahamo」「povo」「LINEMO」「RakutenUN-LIMIT VI」への不満や懸念点について質問。


【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー

■調査期間:2021年6月12日 

■有効回答数:4,981件

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