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報道関係者各位
プレスリリース

2021.06.01 14:00
大阪水上バス株式会社

 1983年より大阪市内で観光船を運航している大阪水上バス株式会社(本社:大阪市中央区 社長:浅野哲至)は、2021年7月24日(土)~11月28日(日)までの土日を中心とした計15日間、学習船企画「スイスク~淀川を船上から学び、淀川アンバサダーになろう!~」を運航します。

 この企画は、当社が所有するクルーズ船「ひまわり」に乗船し、水辺の歴史、生き物、まちづくり、防災、船の5つのテーマについて、各分野の専門家から学ぶ、講座クルーズです。

 当社ではこれまでにも、水の路(比叡山から琵琶湖、京都、宇治を経て大阪湾に至る淀川水系)のコンテンツ創造や魅力発信、沿川の活性化に寄与すべく、定期観光船「淀川浪漫紀行」を運航してきました。

 そうした淀川での運航経験を生かし、今回の「スイスク」では、より深く水辺を学ぶことに重点を置き、1日1テーマ、5テーマで1セットの講座クルーズを行います。

 『水辺の歴史』では、大阪城天守閣 元館長の松尾  信裕氏、『水辺の生き物』では、淀川環境委員会 委員の河合  典彦氏など、『水辺のまちづくり』では、大阪ガス 都市魅力研究室 室長の山納 洋氏、『水辺の防災』では国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所、『船』では、当社の乗組員が、それぞれのテーマに沿って講座を行います。

 また、5つ全ての講座を受講された方には「大阪水上バス公認  淀川アンバサダー」認定書をお渡しします。認定を受けると、最終受講日から1年間、弊社の観光船(アクアライナー、サンタマリア、アクアmini)に1,000円/回で乗船でき、更に水辺に対する知識を深めていただくことができます。

 本企画を通して、乗船者が淀川(水の路)への理解、関心を高めることで、河川愛護の啓発や、淀川ならびに沿川地域への活性化につながることを目指しています。

 

【クルーズの概要】                         

名  称:スイスク~淀川を船上から学び、淀川アンバサダーになろう~

運航期間:2021年7月24日(土)~11月28日(日)のうち15日間

運航時間:【午前の部】10:00~12:10 / 【午後の部】13:30~15:40

所要時間:約130分

受 講 料 :【初回】大人3,600円 / こども(小学生) 1,300円

     【2回目以降】大人3,300円 / こども(小学生)1,000円

     ※全て消費税込み・ソフトドリンク1本付き

の り ば :八軒家浜船着場

     (京阪電車・OsakaMetro谷町線「天満橋駅」下車 すぐ)

ご予約・お問い合わせ:06-6942-5511(10:00~16:00)


      大阪水上バス(株)は大阪城や中之島を巡る「アクアライナー」、大阪城と道頓堀を行き来する「アクアmini」、大阪港を周遊する「サンタマリア」、船内で食事ができる「ひまわり」、2020年新たに登場した「アクアCielo」の5つのクルーズ船をもつ観光船事業者です。”水都大阪観光”を切り口に、定番の大阪観光コースや、食事付クルーズ、音楽クルーズなど水上を楽しむ様々なイベントクルーズも積極的に実施し、魅力溢れる水辺創造に力をいれています。

【クルーズの詳細】                                               

◆運航する船は、淀川での運航経験が豊富なクルーズ船「ひまわり」です。

明治時代に淀川を往来していた川蒸気船をモチーフにして作られたレトロクラシックな船です。

水流や水深の影響を受けやすい淀川での運航を1年を通して定期的に計画しています。

講座は、モニターやマイク設備がある船内で座学を実施した後、屋外空間である船上デッキに上がり、実際に淀川を見ながら現地調査を行う、2部構成にて実施します。

ひまわり外観

大型モニターもある船内

開放感のある船上デッキ


◆歴史、生き物、まちづくり、防災、観光船、それぞれの専門家が講師を務めます。

【水辺の歴史】『大阪の歴史は川を見ればわかる?』

   古地図を読み解きながら、船上から水辺の歴史に触れていきます。

    <講師:大阪城天守閣 元館長 松尾 信裕氏>

【水辺の生き物】『大阪の川はきれいなのか?』

   大川や淀川の自然環境(植物や野鳥観察など)を、目で見なから学びます。

    <講師:淀川環境委員会 委員 河合 典彦氏

        河川レンジャーアドバイザー 池宮 實氏

        大阪市立自然史博物館 主任学芸員 石田 惣氏>

【水辺のまちづくり】『まちの生活に川が潤いを与える?』

   水辺を活用したイベントや情報発信、船上での楽しみ方などを学びます。

    <講師:大阪ガス 都市魅力研究室 室長 山納 洋氏>

【水辺の防災】『治水を観点にした淀川の変遷と防災への取り組み』

   過去に起きた災害を学び、現在にかけてどのような治水・防災対策が行われ

   ているのかを学びます。

    <講師:国土交通省 近畿地方整備局 淀川河川事務所>

【観光船あれこれ】『明日から船オタクと言えるのか?』

   大阪水上バスの船長や機関長から、淀川での運航や観光船について学びます。

    <講師:大阪水上バス 船舶業務部 課長 中村 良博ほか>


(写真左から、大阪城天守閣 元館長 松尾 信裕氏、淀川環境委員会 委員 河合 典彦氏、河川レンジャーアドバイザー  池宮 實氏、大阪市立自然史博物館 主任学芸員 石田 惣氏、大阪ガス 都市魅力研究室 室長 山納 洋氏)


◆ご都合のいい日に受講できるよう、年間を通して開講日を設定しています。

下記の15日間運航します。5回1セットの講座になりますが、いつから始めていただいても参加できるカリキュラムとなっています。受講料も前金制ではなく、その都度頂戴しますので、ご自身のスケジュールに合わせて、無理なく受講していただけます。

7/24(土)
水辺の防災
9/4
(土)
水辺の生き物
10/24
(日)
水辺の歴史
8/7
(土)
水辺の
まちづくり  
9/11
(土)
水辺の
まちづくり
11/7(日)
水辺の生き物
8/13
(金)
水辺の生き物
9/18(土)
水辺の防災
11/21
(日)
水辺の
まちづくり
8/21
(土)
観光船
あれこれ
10/2(土)
水辺の歴史
11/27
(土)
水辺の防災
8/28
(土)
水辺の歴史
10/23(土)
観光船
あれこれ
11/28(日)
観光船
あれこれ

※運航時間は、各日【午前の部】10:00~12:10 / 【午後の部】13:30~15:40となります。


◆八軒家浜船着場を発着地とし、毛馬閘門の通過や淀川を遊覧するコースです。

 天満橋・八軒家浜船着場を出航し、大川を上り、毛馬閘門を通過します。その後、

 淀川を遊覧した後、再び毛馬閘門を通過し、八軒家浜船着場へ戻ってくる、約130

 分間のコースとなります。


◆5講座全て受講していただいた方に、「大阪水上バス公認 淀川アンバサダー」

 認定書をプレゼント!

 講座を受講いただいた後も継続して淀川(水の路)をお楽しみいただけるように、

 最終受講日より1年間、当社のクルーズ船(アクアライナー、サンタマリア、アクア

 mini)に、1,000円/回でご乗船いただける認定書をお渡しします。

コースマップ


※本企画では、マスク着用や手指の消毒、換気、体調管理など、新型コロナウイルス

 感染症対策を徹底して運航いたします。


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