印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2021.03.02 17:45
株式会社 湯のまち城崎

城崎温泉は、温泉寺の開祖である僧・道智上人の1000日間の修行によって、奈良時代に開湯したと伝えられます。昨年(2020年)は、その縁起由来の年から、1300年の記念すべき年にあたりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、大半のイベントや記念行事を中止・延期しました。また、蟹漁期で観光ハイシーズンであるこの時期に宿泊客が激減し、大変苦しい状況にあります。

そこで城崎温泉は、「城崎温泉観光センター(以下、観光センター)」を拠点にして温泉街の活性化に取り組む3団体=城崎温泉旅館協同組合・城崎温泉観光協会・株式会社湯のまち城崎(城崎温泉ステキ体験旅行社)が連携し、城崎温泉の魅力発信とファンづくりのため、SNS等を活用し、城崎のまちと城崎が好きな方々(お客さま)が直接つながる仕組みづくりを行います。「旅前・旅中・旅後」も、まちの魅力や旅の思い出に身近に触れられ、より城崎温泉を好きになって頂きたいと思います。

取り組みは、城崎温泉公式のInstagramの立ち上げ運営や公式LINEの立ち上げ運営、ステキ旅(体験型着地観光プログラム)の動画配信など6つの取り組みを12の内容で展開。まず、スタートアップのキャンペーン期間として、津居山ガニ(ズワイガニ)や但馬牛の当たる、城崎温泉公式宿泊サイト「お宿とれとれ」の宿泊キャンペーンと、公式Instagramでの思い出写真投稿によるハッシュタグキャンペーンを、3月1日から開始いたしました。(その他、各取り組みの詳細は、後述)

その他の動画配信や飲食店PR等の取り組みも、随時スタート予定。期間限定の各キャンペーンは、4月30日まで実施(一部3月末締切)。緊急事態宣言後に旅行を計画される方、しばらくは旅行を控えて次の旅行時期を考える方、また定期的に城崎温泉を訪れる方々それぞれが、これからも繋がって楽しめるよう取り組みます。

※なお、この取り組みの多くは、国の「GoTo商店街」受託事業としてスタートアップします。


城崎温泉公式Instagram ハッシュタグキャンペーン

城崎温泉公式予約サイト「お宿とれとれ」 宿泊予約キャンペーン



◯城崎温泉について

兵庫県豊岡市にある、1300年の歴史を誇り、有馬・白浜と並び称される関西有数の温泉地。志賀直哉の小説『城の崎にて』でも有名。日本海に近く、カニなどの海の幸が楽しめ、大阪・京都から約3時間、特急1本で来ることができる距離にある。7つの外湯をはじめ、浴衣でまちをめぐることができ、女性を中心に幅広い年代層に人気。地区の中央を流れる大谿川(おおたにがわ)の両岸に並ぶ枝垂れ柳と木造三階建ての旅館建築物が並ぶ風景は、「日本の温泉街=THE BEST ONSEN TOWN IN JAPAN」として、国内・海外の観光案内に取り上げられている。



◯城崎温泉の観光まちづくりについて

大正14年(1925年)の北但大震災の復興時に、外湯を中心とするまちづくりを行い、現在に至る街並みの基本が成立。まち全体を旅館に見立て、「駅は玄関、道は廊下、宿はお部屋で、外湯がお風呂……」という「共存共栄」を旗印に、地元主導の観光まちづくりを推進。近年は、城崎温泉観光協会による集客・PR事業、城崎温泉旅館協同組合による宿泊キャンペーン事業、まちづくり会社・湯のまち城崎による街並み活用・収益事業等が相乗効果を生んでいる。豊岡市「城崎国際アートセンター」との連携も進めている。



◯本事業の取り組みが目指すところ

新型コロナウイルスの感染拡大と長期に及ぶ緊急事態宣言の影響が大きく、今後も国内観光地の需要回復は中長期的なものになると考えられる。そのため、一時的な観光客のみを追うのではなく、繰り返し訪れてくれる、滞在日数や時間の長いお客様が増えることが一層重要になる。その需要を呼び起こす1つの取り組みとして、全国的にも数少なくなった日本らしい温泉街=「地域ローカル」が魅力的な観光資源として評価され、現地を訪れていない時も「城崎温泉ファン」として繋がっている方を継続的に増やし、魅力を広めてもらえる取り組みになるよう企画を実施。中期的に需要回復も見込まれる外国人観光客への先行的なアプローチも目指したプラットホームづくりと考えています。



◯GoTo商店街事業と当事業の実施体制について

本事業の多くは、城崎温泉観光3組織の担当者(地元事業者)と事務局、専門企画会社のチームでそれぞれの取り組み毎に企画と立ち上げが行われます。PR費用については、国(経済産業省・中小企業庁)のGoTo商店街事業の採択(城崎温泉街・戦略PR ファンづくり事業として)を受けて実施します。

なお、キャンペーンは期間限定ですが、作った仕組みを利用・活用して、中期的・継続的な取り組みとして、効果を拡大できるようにします。



◯取り組みの個別内容、オリジナリティ ※オススメの内容に、下線あり

<1 城崎温泉観光センターにおける、地元特性を伝える宿泊強化>

ICTを活用し、観光3組織が連携して、旅館組合を通じた城崎温泉への宿泊拡大を狙います。

(1) 検索NO.1サイト「城崎温泉観光協会ページ」と宿泊サイト「お宿とれとれの連携強化」

(2) 宿泊予約サイト「お宿とれとれ」の検索エンジン対策、広告告知

(3) 地元特産品「豊岡鞄」と連携した、オリジナル商材「湯めぐりパスケース」の開発と予約キャンペーンの実施<お宿とれとれ https://www.kinosaki-web.com/


※公式宿泊予約サイト「お宿とれとれ」から、令和3年3月1日~4月30日に予約された方限定で、先着800名に「豊岡鞄×城崎温泉特製 湯めぐりパスケース」をプレゼント。さらに、その中から抽選で、津居山ガニと但馬牛も当たる!キャンペーンを実施します

実施主体:城崎温泉旅館協同組合


<2 SNSツール「Instagram(インスタグラム)」を活用した集客・告知プロモーション>

今や世代を超えて、トレンドの情報収集や友人関係の繋がりの中心となりつつあるInstagramを常時活用して、「城崎温泉ファン」とつながる仕組みづくりを行います。実施は、地元事業者等で構成する公式Instagram運営委員会を通じて、顧客目線での情報発信を心がけます。

(4) 「【公式】Instagram 城崎温泉Official」の立ち上げと運用

(5) 投稿(フォトコンテスト)による「ハッシュタグ キャンペーン」を実施


※城崎温泉公式Instagramのフォローと、「#きのさきぐらむ」をつけた城崎温泉の写真投稿により、津居山ガニや但馬牛、地元特製の土産品が当たるキャンペーンに参加できる。令和3年3月1日~3月31日までに投稿。写真は、城崎温泉で撮影されたものであれば、過去のものでも、現在滞在中のものでも可。

実施主体:城崎温泉観光協会(公式インスタグラム運営委員会)


<3 着地型観光「城崎温泉ステキ旅」の発信PR>

地元の魅力に直接触れる体験型プログラム「城崎温泉ステキ旅」の再開に合わせてPRを強化します。

(6) YouTube「城崎温泉ステキ旅チャンネル」の立ち上げ・PR強化

(7) 「城崎温泉ステキ旅」ウェブサイトおよびfacebookを通じた集客・告知

(8) Instagramを活用した「城崎温泉ステキ旅」の集客・告知強化

実施主体:株式会社湯のまち城崎(ステキ体験旅行社実行委員会)


<4 城崎温泉街・飲食店PR強化>

城崎温泉街の個性的な約50軒の飲食店の統一PR支援を地元ローカルな視点で、インバウンド再開も視野に入れて行う。

(9) 城崎温泉街・飲食店MAPの制作と配布(英語対応含む)

(10) Googleマイビジネス一斉登録による飲食店PRの強化

実施主体:株式会社湯のまち城崎(観光協会・旅館組合・飲食店組合連携実施)


<5 SNSツール 「LINE」を活用した観光PR強化>

個人顧客と直接繋がり、顧客ニーズにもまちぐるみで対応していくため、「城崎温泉公式LINE」を立ち上げ、クーポンの発行、温泉外湯の混雑情報、体験プログラムの情報、地元情報が質問&自動回答する仕組みなどを導入する。

(11) 城崎温泉公式LINE「城崎温泉Offical」の立ち上げと運営開始


実施主体:城崎温泉観光協会(旅館組合・湯のまち城崎連携実施)


<6 城崎温泉SNSツール等 登録キャンペーン実施>

上記の仕組みづくりに際し、年間を通じて顧客とつながる登録促進のため、都市部での行われる観光プロモーション企画と連動した登録キャンペーンを実施。(当初期間中の実施は、下記を予定調整中)

(12) 城崎温泉SNS登録 神戸キャンペーン(3月末/三宮センター街&湊川公園手しごと市を予定)

実施主体:城崎温泉観光協会


◯ロゴ

城崎温泉SNSツール公式ロゴ(各共通)

印刷する