印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2021.03.02 14:00
kanata株式会社

kanata株式会社(東京都中央区、代表取締役:滝内 冬夫)は、サムライ金沢株式会社(石川県金沢市、代表取締役社長:武田 幸男)と株式会社ソフィアホールディングス(神奈川県横浜市、代表取締役社長:飯塚 秀毅)の3社にて、新型コロナウイルスワクチン対応接種管理システム「Air Clinics」を共同開発を進めておりますが、この度4つのアプリとのデータ連携を行い機能拡大をしていきます。

3月中に実証検証を行い、4月からの高齢者接種に間に合わせるよう作業を進めておりますのでご案内をいたします。



【新型コロナウイルスワクチン接種管理機能:Air Clinics本来の機能】

1. 副反応管理システム

(1)予防接種を受けた日のワクチンのロット番号を入力するだけで、定期的に副反応の有無について確認されます。

自分の副反応の情報を入力しておくことで、次回(2回目)予防接種時にワクチン接種情報を医師に伝えることができます。これにより、医師からの適切な対応を受けることができます。

(2)全国の副反応情報を適宜入手することができます。自分と同じような背景の人がどの程度副反応が発症しているかどうかを確認でき、ご自身の安心につながります。


2. ワクチン接種時期の確認機能

(1)2回目ワクチン接種告知機能

ワクチン接種では2回接種が求められることが多いです。予防接種を受けた日にワクチンのロット番号を入力するだけで、次回(2回目)のワクチン接種時期が告知されますので、接種時期を忘れた場合でも、確実なワクチン接種ができます。

(2)3回目のワクチン接種告知機能

2回の予防接種(ファイザー社製品のように2回接種が求められている場合)後に、いつ3回目の接種をしたら良いのか分からないことが多いですが、この機能により3回目接種時期が告知され、新型コロナウイルスに対する防御力が高まります。

(3)ワクチン接種後の抗体力提示機能

ワクチン接種後に抗体ができます。しかし、その免疫力は時間とともに低下していきますので、どの程度の免疫力が低下しているかを把握することが重要です。Air Clinicsでは残存抗体力が数値などで表記されますので、次回予防接種時期の目安を確認することができます。


3. ワクチン接種による製薬企業、ロット番号のフォロー機能

新型コロナウイルスワクチンは、今後多数の企業から発売されてくると予想されます。ワクチンごとにその性質や作用機序が異なることから、自分が接種したワクチンはどこのメーカーのどのロット番号のものをいつ接種したのかを把握しておくことが重要です。また、万一そのロットに問題があった場合、自分がそのワクチンを接種していたかどうかを容易に把握することも重要です。Air Clinicsは、そのロットの確認機能がついていますので、より安心です。



【新機能:別アプリ連携】

1. ワクチン接種、PCR検査、抗体検査結果からのグリーンパス(安全確認)機能

海外においては、ワクチン接種後にワクチン接種証明書やグリーンパスポートの発行が行われています。Air Clinicsでは、日本にはワクチン接種を必ずしも希望しない人がいることから、ワクチン接種による免疫力の情報に加え、PCR検査結果や抗体検査結果からも安全確認情報(グリーンパス)を提供できるようにシステムを構築しております。

オリンピック、スポーツ会場、イベント会場、音楽会、公会堂などでの入館時にグリーンパスを表示することで、競技場内、イベント会場内を安全に管理することができ、観客も安心して競技・イベント・音楽などを楽しむことができます。


2. 健康チェック機能

Air Clinicsには、各種の健康チェック機能を搭載できるようにシステム開発会社と連携を進めております。

東京都などでは、新型コロナウイルスに罹患しても入院できず、自宅・ホテルなどでの待機者が体調を壊して死亡してしまった方がおられました。このような悲しい出来事を発生させないために、スマホで健康チェックが出来る機能を備えるようにしました。


3. オンライン相談機能

ワクチン接種により体調を壊したりした場合、公的な相談コーナーが多数設置されていますが、なかなかその相談窓口までたどり着くことができないことがあります。Air Clinicsには、119番通報をはじめ、公的相談窓口に連絡できる機能を付けておりますので、ワクチン接種で副反応が出たり、不安になった場合に助かります。


4.オンライン診療機能

ワクチン接種により副反応が出て体調が悪くなった場合や気分が優れない場合に、オンラインで医師の診断を受ける機能が付いています。医院に行くと新型コロナウイルスに罹患してしまうのではないかと不安に思っている患者さんが、感染を気にせず医院を受診することができます。



本来の機能に加え新たに4機能を備えたAir Clinicsですが、十分に機能を発揮することができるのかを今後実証検証を行ってご提供していく予定です。



*サムライ金沢株式会社は、北陸大学発ベンチャー企業です。

*「Air Clinics」システムは、特許出願中(【出願番号 特願2020-180533】および【出願番号 特願2021-025860】)です。

*「Air Clinics」は商標登録出願中です。

*「Voice Karte」の商標は、武田 幸男によって取得され、kanata社に譲渡されております。

*当該ITシステム(アプリ)は、石川県産業創出支援機構が公募する「新たな需要を取り込む新技術・新製品開発支援事業」に採択され開発されました。石川県産業創出支援機構が提示する公募の詳細につきましては、下記ホームページをご覧ください。

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/syoko/corona/shinseihin/2020.html

印刷する