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報道関係者各位
プレスリリース

2020.12.17 10:30
株式会社and.d

株式会社and.d(本社:東京都町田市、代表:深澤 大気、以下「当社」)は、町田市新商品・新サービス開発事業補助金(※)を受け、既存の食事宅配サービスの課題を解決する新しい仕組み「拠点集約型ローカルデリバリーシステム」の実証実験を12月17日(木)から2021年2月26日(金)まで実施します。



■「拠点集約型ローカルデリバリーシステム」実証実験の背景

<既存の食事宅配サービスの課題>

新型コロナウイルスの影響により、飲食業界の宅配需要は大きく伸びている一方、新たに食事宅配サービスを開始しても以下5つの課題があるため、短期的にも長期的にも回復が困難な状況にある飲食店が少なくありません。


1. 食事宅配サービスを始めたいが配送コストが高い

2. まとまった注文が取れない

3. 注文時間が予測できないため、店内飲食のオペレーションを阻害する

4. 現地支払のためキャンセルリスクが高い

5. 顧客情報を蓄積できない



<課題の解決策「まとめて注文・まとめて配達」>


まとめて注文・まとめて配達イメージ


ECサイト構築等を行う当社が、自社ECサイトを簡単に構築できるクラウド型マルチチャネルコマースプラットフォームShopify(ショピファイ)を活用し、各店舗が効率的に受注できるサイトを構築します。また、飲食店の少ないエリアだが通勤が多い町田市役所やオフィスビルを「配達拠点(以下、ピックアップポイント)」に設定しました。


各飲食店は、当社が構築したサイトを通じて、指定の時刻までに入った注文をまとめて調理。

今回は、一部の飲食店が配送を担い、各飲食店へ周り商品を集荷。ピックアップポイントへまとめて配達します。


お客様は、ピックアップポイントに行くと、注文した商品を受け取ることができます。


ピックアップポイント周辺では販促活動も実施する予定です。



<「拠点集約型ローカルデリバリーシステム」による効果>

既存の食事宅配サービスの仕組み「1注文・1配達」から「まとめて注文・まとめて配達」できる仕組みを構築することにより、以下の効果を期待します。


1. 複数の注文を一括で配送できるので配送コストを抑えることができる

2. 飲食店の少ないエリアだが、人が集まる場所で販促しピックアップポイントを作るため、まとまった注文が取りやすくなる

3. ピックアップできる時間を限定するため飲食店の生産効率があがる

4. オンラインで事前決済できるため、キャンセルのリスクがさがる

5. 独自サイトのため顧客情報をためることが可能。顧客との接点が持つことで来店がなくとも販促活動が行える



■実証実験の概要

期間  :2020年12月17日(木)から2021年2月26日(金)まで

内容  :拠点集約型ローカルデリバリーシステムの仕組みを、

     町田市役所を起点に実施。ニーズやコスト等の検証を行う。

実証店舗:栄通り商店会(ペダラーダ(洋食)/和が家(和食)/美舟寿し(寿司))

ピックアップポイント:町田市役所内

配送担当:美舟寿しの配送車



■今後の方針

町田市内でピックアップポイントと提携店舗を増やし、集荷を行える体制を構築。販促活動の強化と仕組みのブラッシュアップを重ね、当事業の早期本リリースを目指します。スケールできる体制を構築し、町田市と類似した地域に、商店街などと連携を図りながら展開していきたいと考えています。


(※「町田市新商品・新サービス開発事業補助金」 https://www.city.machida.tokyo.jp/jigyousha/shien/yushi/jisshoujikken.html )

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