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報道関係者各位
プレスリリース

2020.08.20 11:15
株式会社ラック

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、Androidアプリケーション脆弱性検査ツール「Secure Coding Checker」を、アシアル株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:田中 正裕)が提供するアプリ開発プラットフォーム「Monaca」から使用できる機能を2020年8月20日に提供いたします。


Secure Coding Checkerは、スマートフォンアプリのセキュリティ、脆弱性などを誰でも簡単にチェックできる検査アプリケーションです。ラックも発起人企業となる日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)の技術部会が、スマートフォン普及期に安全なアプリケーションが開発される目的で作成した「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」がベースとなっています。Secure Coding Checkerを活用することで、最新のガイドラインに基づいたセキュリティ検査を実施することができ、安全なアプリケーション開発が可能になります。


アシアル社が提供するMonacaは、クラウドベースのアプリ開発プラットフォームで、iOSとAndroid、Windowsに対応した、ハイブリッドアプリ開発プラットフォームです。今回、MonacaのAndroidアプリケーションの開発完了画面のユーザーインターフェース上にSecure Coding Checkerへの導線を設けることで、1クリックでSecure Coding Checkerのテスト環境を利用可能となります。クラウド上のアプリ開発プラットフォーム上で容易にセキュアなアプリケーション開発環境を提供することが可能になりました。



■連携概要

今回の連携機能により、MonacaでビルドされたAndroidアプリケーション(apkファイル)をSecure Coding Checkerで検査できるようになりました。下記の検査項目について無償で検査が可能になります(今後、無償検査範囲を拡張予定)。

図1


「Secure Coding Checker」

紹介サイト: https://www.lac.co.jp/service/consulting/scc.html


「Monaca」

紹介サイト: https://ja.monaca.io/



【アシアル株式会社について】( https://asial.co.jp/ )

アシアルは『アジア』発の『リーダー』という社名の元、2002年の創業以来一貫してWeb技術の普及・発展に努めています。企業向けにWebシステム開発、コンサルティング、UI/UX設計、技術トレーニングなど各種サービスを提供しています。また、モバイルアプリ開発クラウド『Monaca』など開発ツールを国内外のエンジニア向けに提供しています。さらに『Apache Cordova』など世界的なOSSプロジェクトへの貢献活動にも力を入れています。本年1月には「アシアル情報教育研究所」を設立し、「プログラミングをもっと身近なものに」をミッションとし、誰でも日常にイノベーションを起こせる未来をつくるために、様々なプログラミング教育支援事業を行っております。


【株式会社ラックについて】( https://www.lac.co.jp/ )

ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」など、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、企業・官公庁・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。


* ラック、LAC、サイバー・グリッド・ジャパンは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。

* その他、記載している会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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