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報道関係者各位
プレスリリース

2011.07.26 16:00
Veeva Systems, Inc.

製薬業界向けCRMの世界的先駆者であるVeeva Systems社(本社:アメリカ サンフランシスコ、プレジデント兼CEO:Peter Gassner)は、本日、世界トップ20の製薬企業の一つである第一三共株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:庄田 隆、以下 第一三共)のグループ会社、英国 DAIICHI SANKYO UK LIMITEDにおいて、製薬、バイオテクノロジー業界向けのクラウドベース最新CRMソリューション「Veeva CRM」が採用され、現在使用しているオンプレミスCRMの置き換えが決定されたことを発表いたしました。

第一三共はより効果的な顧客へのエンゲージメントを実現するために、UK全土のコマーシャルチーム組織(ヘルスケア、スペシャリティケア、メディカルリエゾン、本社社員のマーケティング、メディカルサポートチーム)に対し、「Veeva CRM」を展開していきます。

第一三共の幹部は、「私たちの顧客対応チームのほとんどは、基本的な顧客情報を貯め込む場所としてしかシステムを使用していなかったのです。」と、現在のCRMシステムが既に機能していない旨を述べています。
更に、第一三共UKのマネージングディレクター、サイモン氏は「現在のCRMシステムは重要な機能に欠けていたので、コールを記録するための高価なデータベース以外の何者でもありませんでした。そこで我々は、ただコールレポートを記録するだけでなく、顧客に対して価値をもたらす機能を提供するシステムを探していました。」と語っています。

複数のCRMシステムを調査・検討した結果、第一三共は「Veeva CRM」の採用に至りました。
第一三共UK幹部のクラフ氏はこのように述べています。
「我々は、お客様に高度な品質と価値をもたらす技術革新を求めていました。そして企業内だけに留まらない、全てのステークホルダーを相互にサポート可能な革新的な技術を採用することに決めました。Veeva CRMは正に我々のニーズを全て満たしていました。システムの直感的に使いやすいインターフェイスと豊富な機能は、英国において変化するNHS(National Health Service)の下で、顧客との関係を強化するための戦略の一環です。」

第一三共は「Veeva CRM」ソリューションの一つでありiPad用に設計された「Veeva iRep」においても魅力的な製品だと述べています。(「iRep」は、CRMとCLM(クローズド・ループ・マーケティング)を製薬業界向けに統合した業界初のソリューションです。)
クラフ氏は、続けてこのように述べています。「iPad上にあるCLMの機能を用いてマルチメディアコンテンツをプレゼンすることは、顧客とのやり取りをスムーズにすると確信しています。またiRepは、社員の関係を強化し、お互いの反応を迅速にし、さらに相乗効果を高めていくでしょう。」

Veevaシステムは、急速にグローバル製薬CRMソリューションのリーディングプロバイダーに成長しました。クラウドベースの「Veeva CRM」はハードウェアやOS/データベースといった基本ソフトウェアの購入・維持、ユーザー増加による機能を追加するための購入は必要ありません。それだけでなく、Veevaは全ての顧客に対し、無償で最新バージョンを提供しています。従って、最新のコンプライアンスの変化に対応したシステムと新たに追加された機能を常に得ることができ、すべてのVeevaのお客様は無料で自動アップグレードの恩恵を受けることが可能です。このような更新は、再訓練、ユーザーまたはその他のサードパーティ製のコストを一切かけずに即座にシステムに反映することができます。ラーニング&イノベーションのトップであるビル・バローネ氏は、「我々は先駆的なCRMプロバイダーであるVeevaと一緒に仕事が出来ることを非常に喜んでいます。Veevaは、時代の最先端であり、イノベーションの観点から、市場をリードしています。」と結論付けています。


【第一三共について】
第一三共グループは、医療の一翼を担う製業企業として患者が多様化する中でアンメットメディカルニーズに対応する革新的な医薬品の創出と供給に、成熟市場と新興市場双方において取り組んでいます。第一三共は、伝統的な日本企業、第一と三共の合併により2005年に設立された、約7.3億ユーロの売上高を誇る世界トップ20の製薬企業のひとつです。高血圧、高脂血症、及び細菌感染症に対する市販医薬品のポートフォリオを維持しながら、血栓症やがん、心血管代謝治といった疾患の新たな治療法の開発、創出に力を入れています。さらに、第一三共グループは、市場・顧客の多様性に対応しながらであっても、成長を継続するために、バリューチェーン全体の見直しを継続して実施する“ハイブリッドビジネスモデル”を作成しています。
第一三共の世界本社は東京にあり、また欧州の拠点は、ミュンヘンに位置しています。ヨーロッパにおいては欧州12カ国に支部を置いており、ドイツPfaffenhofenには、グローバルな製造拠点を備えています。

第一三共株式会社     URL: http://www.daiichisankyo.co.jp
Daiichi Sankyo Europe  URL: http://www.daiichi-sankyo.eu
Daiichi Sankyo CO.,LTD. URL: http://www.daiichisankyo.com


【「Veeva CRM」について】
VeevaのCRMスイートは、「VBioPharma」「iRep」「VMobile」「VInsights」で構成される製薬、バイオテクノロジー業界向けのクラウドベース最新CRMソリューションです。「iRep」はiPad上で動作する「CLMソリューション」として急激に業界に普及しています。「Veeva CRM」は、製薬業界独特の多岐にわたるニーズに唯一応えることが可能なソリューションです。複数のチーム・組織を単一ソリューションでサポートすることを可能にしただけでなく、導入・展開を容易にし、効率向上を推進しながらも、コスト削減ができ、複雑さを解消しています。「Veeva CRM」は、製薬業界が将来、セールス&マーケティングのビジネスモデルを革新していく上で、基盤となるソリューションです。
「Veeva CRM」: http://www.veevasystems.jp/products/CRM.php

【Veeva System社 会社概要】
社名  : Veeva Japan株式会社
東京本社: 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル8階
大阪支社: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー19階
代表者 : 代表取締役 岡村 崇
事業概要: 製薬業界向け MRクラウドCRMソリューションの提供
株主  : Veeva Systems, Inc.(米国)100%
URL   : http://www.veevasystems.com (Veeva System社)
    : http://www.veevasystems.jp (Veeva Japan株式会社)

【Veeva Systems社について】
Veeva Systemsは、グローバルなライフサイエンス業界向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Veevaは、世界の大手製薬企業から新興のバイオテクノロジーの会社まで90社を超える顧客を持ち、技術革新と卓越した製品をお届けし、お客様の成功をお約束します。2007年にサンフランシスコのベイエリアに本社を置き非公開企業として設立され、フィラデルフィアをはじめ、バルセロナ、パリ、北京、上海、そして今年から東京、大阪にオフィスを展開しています。

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