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報道関係者各位
プレスリリース

2020.06.11 16:00
Vivaldi Technologies

Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディ テクノロジーズ/本社:ノルウェー・オスロ、CEO:Jon von Tetzchner)は、2020年6月11日にデスクトップ向け無料ブラウザVivaldi 3.1をリリースしました。サイドバーに格納されていたメモ機能を拡張し、ページ全体を使って編集できるメモ管理機能を搭載しました。さらに、要望の多かったメニューバーの項目を編集するオプションを追加し、動作速度も向上しています。

Vivaldi 3.1 メモ機能が進化しページ全体で編集可能に



VivaldiブラウザはWindows、MacOS、Linuxに対応しており、以下の公式サイトより無料でダウンロードできます。

公式サイト: http://www.vivaldi.com/



■Vivaldi 3.1の新機能「メモ管理」

ブラウザのサイドバーに格納されているVivaldiのメモ機能は、ネット閲覧中に見つけた気になるワードや参考情報を書き留めておくことができる便利な機能です。ウェブページのテキストをコピーしてメモを作成すると、スクリーンショットとそのページのアドレスがメモに自動で追加されます。Markdown構文をサポートしているため、見出し・太字・箇条書きなど見やすい編集も可能です。フォルダに分類して自分専用のミニデータベースのように活用できます。

Vivaldi 3.1では、このメモ機能が進化し、ブラウザの全画面を使った本格的な編集ができるようになりました。

Vivaldi 3.1 メモ管理機能



新しいメモ管理機能は、サイドバーにちょっとしたメモを書き留めておくだけではなく、ページ全体を使って長い文章を自由に編集できます。広くなった領域を活かして、メモのリストを表示する際も、より詳細な情報を表示できるようになりました。メモのタイトル、作成日、添付ファイルの数などが一覧できます。メモ管理機能は、スタートページからアクセスできます。

Vivaldi 3.1 メモ機能への導線



拡張機能に頼らず、独自のメモ管理機能をブラウザに内蔵しているのは、Vivaldiの哲学によるものです。パフォーマンスに影響を与え、プライバシーやセキュリティを脅かす可能性のある拡張機能やサードパーティ製アプリへの依存度を減らすためです。



<Vivaldiのメモ機能のハイライト>

Vivaldi 3.1 メモ機能



●テキストの書式設定:上部のツールバーやキーボードショートカットを

 使って、テキストの太字、斜体、見出しなどのスタイルを付加したり、

 リンクを追加できます。Markdownフォーマットでさらに簡単に

 マークアップ可能です。

●テキストを探す:Ctrl+F のショートカットキーでメモ内のテキストを

 検索できます。

●元に戻す・やり直す:Ctrl+Zで最後に行った操作を元に戻し、

 Ctrl+Yでやり直すことができます。

●単語数表示:メモの最後に文字数と単語数を表示します。

●画像添付:ツールバーから画像を追加できます。

●全画面編集:ブラウザの画面全体にメモを表示して編集することが出来ます。

●どこからでも即座にメモ作成:ウェブページの一部を選択して右クリックする

 コンテキストメニューからも、クイックコマンドからも即座にメモを

 作成することが出来ます。

●フォルダ整理:関連するメモをまとめてフォルダで管理できます。



<デバイス間でメモを同期>

Vivaldiブラウザは、デスクトップ版とAndroid版があります。この異なるデバイス間でも、メモを安全に同期できます。同期データは、Googleのサーバーではなく、アイスランドにあるVivaldi独自の安全なサーバーに保存します。同期されたデータはエンドツーエンドの暗号化で保護されているので、Vivaldiもその中身を見ることは出来ません。



■メニューバー項目が編集可能に

最上部のメニューバーを、編集できるようになりました。よく使う機能を使いやすい場所に並べることでより素早くブラウザを操作できるようになります。

[設定]-[外観]-[メニュー]から設定変更できます。これまでメインメニューからはアクセスできなかった項目を追加することも、不要なメニューを削除することも可能です。

この機能は、ユーザーから多くのリクエストを受けて搭載した機能のひとつです。

Vivaldi 3.1 メニュー項目を編集



VivaldiのCEO、Jon von Tetzchnerは、次のように述べています。

「Vivaldiは、ユニークな機能と柔軟なカスタマイズが特長です。私たちは、ユーザーの想像力をかきたて、お気に入りの機能にアクセスするための複数の方法を提供して、ユーザーが思い通りの方法でネットを閲覧できるようにしています」

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