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報道関係者様各位
                             2004年9月15日
                   株式会社アクセンス・テクノロジー
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      RADIUSサーバソフトウェア『fullflex EG ver.2.0』
    ターボリナックス『Turbolinux Appliance Server』に対応

 伊藤忠テクノサイエンス『CTC Appliance Server』推奨アプリケーションに
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株式会社アクセンス・テクノロジー(東京都新宿区、代表取締役:金本茂)は、
同社が自社開発・販売するRADIUS[*1]サーバソフトウェア『fullflex EG』に
ついて、ターボリナックス株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:矢野広一)
が提供する『Turbolinux Appliance Server 1.0』への対応を確認し、同社よ
り対応製品として認定を受けました。また、伊藤忠テクノサイエンス株式会社
(東京都千代田区、代表取締役:岡﨑友信)の『CTC Appliance Server(CAS)』
上で動作するアプリケーションとして、同社より推奨を受けました。

『Turbolinux Appliance Server 1.0』は、IAサーバにインストールするだけ
でSun Cobalt(TM)互換のインターネット/ イントラネットアプライアンスサー
バを構築できる、Linuxオペレーティングシステムです。これを用いたLinuxア
プライアンス製品は、Sun Cobaltシリーズの後継機として人気を得ており、今
後さらに普及が見込まれています。
なかでも伊藤忠テクノサイエンスの『CTC Appliance Server』は、ハードウェ
アも含めた信頼性の高さや保守の充実など、長期間の安定使用を実現した製品
として、ホスティング事業者などへの販売が増加しています。
『fullflex EG』は、このようなアプライアンスサーバにもそのまま搭載でき、
ユーザ認証の機能を手軽に追加することが可能となりました。

RADIUSサーバは、ユーザ認証と利用権限の通知、アクセスの記録を行います。
無線LAN、VLAN、VPNなど、組織内ネットワークへの接続形態が急速に多様化す
るとともに、セキュリティ確保の観点からユーザ認証が必要とされてきていま
す。しかし、それぞれの接続形態に別箇の認証システムを導入すると、管理コ
ストの増大とともに、運用の煩雑化が懸念されます。
このため、様々な接続形態の機器との連携、ユーザの認証・利用権限の通知・
利用の記録などを統合・一元管理する“ネットワークの入退室管理システム”
として、RADIUSサーバの役割が重要になってきました。

『fullflex EG』は、簡単でわかりやすいウェブGUIや多彩な機能などにより、
信頼性の高いユーザ認証システムを容易に実現することができます。
また、自社開発の強みを活かし、さまざまな接続形態への対応、推奨機器・連
携システムの追加を柔軟に行っていますので、拡張性にもすぐれています。

アクセンス・テクノロジーでは、使い勝手のよさ、接続実績の積み重ねによる
高い信頼性、リーズナブルな価格設定をもって、今後もより安全・簡便なセキュ
リティの普及に寄与します。

※『Turbolinux Appliance Server』詳細情報  http://www.turbolinux.co.jp/tlas1/
※『CTC Appliance Server』詳細情報  http://www.ctc-g.co.jp/linux/cas/

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■■■ ターボリナックス様からのメッセージ
ターボリナックス株式会社  代表取締役社長 矢野広一
ターボリナックスは、アクセンス・テクノロジー社の「fullfex EG ver.2.0」
の「Turbolinux Appliance Server」対応を歓迎いたします。
企業におけるネットワーク形態はますます多様化・複雑化しており、安全でし
かも簡便にネットワーク接続が実現できる手法が強く求められております。
元来セキュリティに強固なOSであるLinuxと、実績のあるアクセンス社の
RADIUSサーバソフトウェアとの組合せは、より信頼性の高い組織ネットワーク
へのアクセス制御ソリューションをお客さまに提供できると考えます。

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■■■ 伊藤忠テクノサイエンス様からのメッセージ
伊藤忠テクノサイエンス株式会社(CTC)
  執行役員 ITエンジニアリング室長 齊藤晃
CTCは、株式会社アクセンス・テクノロジー様の「fullflex EG」の、ターボリ
ナックス株式会社様が提供する「TLAS1.0」への対応を歓迎いたします。
昨今、イントラネット/インターネット環境におけるセキュリティが強化され
る中で、ユーザ認証は必須の機能となっていますが、ユーザ認証や利用権限の
通知、アクセスの記録等を行う、RADIUSサーバを安価に構築することは難しい
状況でした。
CTCでは、アプライアンスサーバ需要の高まりを受け、本年3月からSun Cobalt
の後継機として、Webサーバ機能やメールサーバ機能、ファイアウォール機能
などを搭載したオールインワンLinuxアプライアンスサーバ「CTC Appliance
 Server」の販売を行っています。
今回、株式会社アクセンス・テクノロジー様の「fullflex EG」が、「TLAS1.0」
に対応したことにより、「CTC Appliance Server」上で、安価かつ堅牢な
RADIUSサーバの構築が可能となります。これにより、業種・規模を問わず
「CTC Appliance Server」を活用されるお客様へ、最適なサービス提供が可能
になると期待します。

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【 用語解説 】

[*1] RADIUS(Remote Authentication Dial-In User Services)
元来はダイヤルアップ接続時のユーザ認証プロトコルですが、今日ではダイヤ
ルアップ以外の接続形態にも広く使用されています。データベースに収容され
たユーザ情報に基づいて接続の許可/不許可を判断し、利用権限の付与と接続
の記録を取るのが主な役割です。
認証・権限付与・記録を行なうRADIUSサーバに対し、RADIUSサーバと通信する
相手をRADIUSクライアントと呼びます。RADIUSクライアントには、NAS(ネッ
トワークアクセスサーバ)や各種スイッチ類、無線アクセスポイント、VPN装
置などがあります。

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【 参考 】株式会社アクセンス・テクノロジーと『fullflex』シリーズ

アクセンス・テクノロジーは、2001年8月、RADIUSサーバソフトウェアに関す
る研究・開発を行なうR&D会社として設立。『fullflex』シリーズのラインナッ
プを充実させました。現在は、新規技術開発や自社製品の開発・販売を行なっ
ています。
『fullflex』シリーズは、イー・アクセス様、パワードコム様など、大手通信
事業者のサービス35例以上に、基幹の認証システムとして採用されてきました。
1サーバで数百万単位のユーザ数を収容する大規模RADIUS製品は、国内では他
に類を見ることができません。
また、企業内などで使用する小~中規模向けパッケージ製品も、業種を問わず
多くのユーザを得ており、安心して導入できるRADIUSとして官公庁や自治体・
公共団体への導入も増加しています。

アクセンス・テクノロジーはRADIUSのIPv6化を全国に先駆けて行い、
「Networld+Interop」の「IPv6 ShowCase」に3年連続出展するとともにキャリ
アの実験・商用サービスへの導入実績も重ねるなど、新技術を反映させた製品
開発にも意欲的に取り組んでいます。

ユーザ認証はサービスの入口であり、この部分での障害発生はサービスが滞る
ことを意味します。
『fullflex』シリーズは、サービスの停止が許されないミッション・クリティ
カルな環境で実績を重ね、多くのお客様から支持を得ています。

● 会社概要
所在地:〒162-0833 東京都新宿区箪笥町35番 日米タイム24ビル
Tel:03-5206-7740 Fax:03-5206-7830
代表者:金本 茂
事業内容:企業向けソフトウェアの設計・開発および販売

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◆ 本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします ◆
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株式会社アクセンス・テクノロジー( http://accense.com/ )
広報担当:徳川
Tel: 03-5206-7740 Fax: 03-5206-7830 Email: ad@accense.com
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