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報道関係者各位
プレスリリース

2020.04.14 14:00
株式会社平松食品

愛知県豊橋市梅藪町の佃煮専門店ブランド「美食倶楽部」を運営する株式会社平松食品(本社所在地:愛知県豊橋市、代表取締役:平松 賢介、URL: http://www.bisyoku.com/ )は、2020年4月16日(木)より連続テレビ小説「エール」タイトルロゴ許諾商品限定パッケージの「あさり志ぐれ」(豊橋パッケージ)、「さんまの蒲焼」(福島パッケージ)の販売を開始することをお知らせいたします。


エール あさりしぐれ パッケージ


古関 裕而さんは福島出身、その妻 金子さんは豊橋の出身。福島県は全国でも有数のさんまの水揚げ地、豊橋は国内屈指のあさりの産地。それぞれにゆかりのある食材を、金子さんの故郷にある老舗佃煮メーカーの平松食品が佃煮に仕上げました。

パッケージは、福島の海、豊橋の海を見つめて思いを馳せる二人、頻繁に交わされた文通をイメージして切手風にデザインしました。



■商品概要

製品名 :さんまの蒲焼(産地:国産)

商品概要:さんま蒲焼120g

価格  :1pc 600円(税込)


製品名 :あさりしぐれ(産地:中国産)

商品概要:あさり志ぐれ90g

価格  :1pc 600円(税込)


商品販売ページ

https://www.bisyoku.co.jp/SHOP/g152384/t02/list.html


参考ページ(平松食品)

https://www.bisyoku.com/yell/



■「さんまの蒲焼」とは

平松食品は、三河佃煮の本場 愛知県豊橋市の伝統製法を守り、魚煮籠(竹籠)を使用した、さんまの甘露煮づくりを続けています。1922年の創業より守り続けた伝統製法と、現代に必要な世界基準の安全基準(ISO・HACCP・FSSC)を持つ当社で、手間暇かけて国産のさんまを開き加工し、焼き上げ、丁寧に炊き上げました。主に三陸沖で捕れた原料を使用し、保存料・着色料は不使用で作りました。味つけの醤油は、うすくち醤油とたまり醤油の2種類を使用。濃厚な大豆の旨味が、佃煮に仕上げた時に奥深い味につながります。美食倶楽部で長年販売している大人気商品です。

https://www.bisyoku.co.jp/SHOP/sanma-ss.html



■「あさりしぐれ」とは

丁寧に下ごしらえしたあさりをうま味豊富な生揚げ醤油と伝承のこくのある炊き液にてじっくりと炊き上げた三河佃煮。刻み生姜の風味がより一層あさりの旨味を引き立てます。握り飯の具に、お茶漬けに、ぜひ磯の風情をご賞味ください。

https://www.bisyoku.co.jp/SHOP/asari-ss.html



■商品の7つの特徴

1.連続テレビ小説「エール」タイトルロゴ許諾商品

2.平松食品直営店美食倶楽部の人気商品

3.一つ一つの工程を丁寧に、3日間かけてじっくり仕上げる製法

4.大正11年創業より培った魚煮籠を使用した伝統の技法(さんまの蒲焼のみ)

5.世界基準の高い安心・安全の基準の認証を受けている(ISO、FSSCなど)

6.さんま蒲焼iTQi一星を受賞(2008年)

7.さんま蒲焼モンドセレクション最高金賞受賞(2009年)



■守り続ける平松食品の佃煮の伝統製法とは

私たちの作る佃煮は、一つ一つの工程を3日に分けて製造します。


<1日目:加工・焼き・釜詰め>

●先代の教え、「良い甘露煮は良い原料でないと作れない」を頑なに守り、甘露煮に最適な時期に仕入れた原料の鮮度を落とさぬよう、氷を使用し素早く加工していきます。

●加工を施された原料は、一度乾燥させ、適度な水分になったところで、焼きの工程に入ります。

●焼き上げた後は、一度熱を冷まし、魚煮籠に手作業で丁寧に放射状に窯詰めされます。


<2日目:炊き>

●一晩寝かした釜を2~3時間かけてじっくりと、秘伝のタレを足しつつ炊き上げます。

●釜揚げされた佃煮は、調味液にひたされたまま、味がしみこむように一昼夜寝かします。


<3日目:仕上げ>

●2日目の眠りから覚めた佃煮は、最後にタレをかけられ、それぞれ指定したトレイに詰められます。

かけられるタレには寒天類が含まれており、佃煮をコーティングすると同時に菌から守るという、先達からの知恵も受け継がれております。



■「平松食品の歴史」について

のりの養殖や魚貝類に恵まれた三河湾の漁場を持つ愛知県豊橋市。大正11年、この地であさりやはぜの佃煮加工を始めたのが、株式会社平松食品の創業者 平松 安治です。

戦後の昭和23年には合資会社として法人化し、昭和30年代後半には近隣の漁港で水揚げされるようになるメヒカリ(学名 アオメエソ)を佃煮にすることが盛んになり、それをきっかけとして地元佃煮業界では昭和40年代後半までにはメヒカリの甘露煮(製品名 沖はぜ)が業界において一定のポジションを得ることになります。その後、さんまやイワシなどの冷凍魚を原材料とする甘露煮を開発。計画生産も可能となり、近代化が始まりました。

昭和62年に同業他社へ修業に行っていた現社長の平松 賢介の入社を機に、鮮魚加工処理ラインや低温解凍機、遠赤外線セラミックロースターなど先進的な設備ラインを導入します。それまでは業務用として佃煮問屋のみのルートだったのですが、水産市場ルートを開拓することができ、より消費者に近い販売ルートが大きく広がり、1998年には小袋真空包装技術を確立し、生協ルートや土産物ルートにも拡大していきました。2000年には、豊川市御津町にHACCP対応の御津工場を新設、衛生環境を整備し一貫生産を可能とした新工場が、佃煮の新しい可能性を切り拓いています。



■「平松食品」の今後の展開~世界の食卓に佃煮を~

2005年、私たちは佃煮というものを海外ではどう評価するのか、ということを知るべく食品分野を中心とした製品の技術的水準を審査する「モンドセレクション」へ初めて出品しました。

出品にあたっては、日本にしかない佃煮をどう表現するかも頭を悩ませました。醤油+砂糖で独特の旨み・風味を出すことから『TERIYAKI(てりやき)』と表現し、『さんま蒲焼』『いわし甘露煮』で出品しました。さて、モンドセレクションの結果はというと、見事どちらも金賞を受賞「最初は銅賞や銀賞から始まって2~3年で金賞」、というのが普通と聞いていましたので、この知らせには驚きました。審査項目の一つに「衛生」があり、HACCP取得も受賞に大きく貢献しているのではと思っています。まさにHACCPで海外進出をという狙いが当たった形となりました。

それから2020年、モンドセレクションに16年連続で出品を重ね、金賞を連続受賞しております。

モンドセレクションに出品することは世界の食卓に佃煮を広めることの小さな一歩かもしれません。

しかし、この一歩があることで佃煮を少しでも多くの方へ広めることができます。

文化というのは日本だけではなく世界にもあり、すばらしい伝統食があふれています。その世界の伝統食に実際に触れることで、佃煮という文化を改めて理解し、そして世界に即した形へと進化させることができます。

私たち平松食品は今後も世界と世界の食卓に対し、佃煮の文化を広めてまいります。



■企業概要

法人名 : 株式会社平松食品

屋号  : 美食倶楽部

所在地 : 〒441-0155 愛知県豊橋市梅藪町折地2-1

代表者 : 代表取締役 平松 賢介

事業内容: 佃煮の製造販売卸売業

店舗  : 直売店美食倶楽部(愛知県豊橋市梅藪町折地2-1)

URL   : 平松食品美食倶楽部 公式HP

      https://www.bisyoku.com/

販売先 : 株式会社平松食品 美食倶楽部店舗、オンラインショップ、その他

TEL   : 0532-31-0301

FAX   : 0532-31-4625

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