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報道関係者各位
プレスリリース

2020.04.14 10:00
ジボダン ジャパン株式会社

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延阻止を目的に拡大する手指消毒剤の需要に対処するため、スイス(ヴェルニエ工場)に専用の生産ラインを設置し、今後2週間で標準的な容器70万本に相当する、60トンを超える手指消毒剤を寄付すると発表しました。


この手指消毒剤は、ジボダンのヴェルニエ工場に近いジュネーブ州とヴォー州の病院、ジュネーブ空港やジュネーブの公共交通機関等の地元交通機関、NGOや小規模団体、そして世界的な大流行への取り組みを支えるあらゆる重要な地元サービス機関に寄付されます。


さらに、米国、ヨーロッパ、シンガポールにある他のジボダン工場では、従業員を感染から守り、地元コミュニティとそのサービス機関からの増大する需要を支えるために、少量の手指消毒剤を生産しています。今後数週間以内に、ジボダン社は生産量を増やし、さらなる寄付を行うことを目指しています。


「短期間で、1日あたり最大8トンを生産する手指消毒剤の専用の生産ラインを設置することができました。これにより、従業員を感染から守ることができるのみならず、地元の病院をはじめ最前線で奮闘している人々へ消毒剤を提供することが可能になります。」とジボダン社CEOのジル・アンドリエは述べています。「当社の生産体制をこの状況に適応させるために懸命に取り組んでいる生産およびサプライチェーンのチーム、そしてボランティアで消毒剤の梱包をしてくれた従業員の皆さんに心から感謝いたします。これで、支援を必要とするコミュニティに手を差し伸べることができるようになります。」


他の国でも、ジボダン社の工場で生産した手指消毒剤を近隣コミュニティに寄付しています。例えば、フランスのポマクルにある工場では、850kg以上の手指消毒剤を生産し、地元の病院に提供しました。英国のアシュフォード工場では、ジボダン社が生産した手指消毒剤を再梱包して地元の病院に配送するための梱包作業とそのための要員を賄うため、生産チームが地元の醸造所と提携関係を結んでいます。また、フランスのアヴィニョンにある工場からは、600kg以上の手指消毒剤が地元の提携先と支援企業に寄付されました。


また、ジボダン社はCOVID-19コミュニティ基金を設立し、100万スイスフランを拠出しました。これにより、世界中にあるジボダン社の拠点は、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行による悪影響に立ち向かっている地元コミュニティを支援できるようになりました。


*平均的な手指消毒剤容器の容量である100mlを基準とした場合



■ジボダン社について

ジボダン社はフレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2019年の売上高は62億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、180を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約14,900名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

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