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報道関係者各位
プレスリリース

2020.03.17 15:00
株式会社Insight Tech

 株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「新型コロナウイルス」に該当するインサイトデータ2,996件をユーザーから収集。解析ツール「ITAS」で解析を行ないました。以下、結果をご報告いたします。

■ 分析結果 詳細

1:新型コロナウイルスの報道について、半数以上が「過剰」と回答。(図1~図3)


新型コロナウイルスに関する主な情報源を伺ったところ、「テレビ」が66%、次いで「ネット」が25%でした。新型コロナウイルスの日々の報道について、どのように感じているか伺うと、「過剰だと思う」が53%(とても過剰だと思う:18%、過剰だと思う:35%)という結果になりました。




「新型コロナウイルスの発生によって生活は変わりましたか?」と伺うと、「変わった」が77%(とても変わった:27%、変わった:50%)と、多くの方が影響を受けていることが分かります。



2:勤め先で実施された新型コロナウイルス対策、1位は「アルコール消毒の設置」。(図4、図5)


会社にお勤めの方に、新型コロナウイルスに関連して勤め先で実施されたことを伺ったところ、「アルコール消毒の設置」(47%)が最多でした。次いで、「イベント参加自粛」(29%)、「マスクの配布」(24%)が続きます。新型コロナウイルスに関して勤め先への不満を伺うと、「不満がある」は49%と、半数が不満を抱えていることが分かりました。




3:専業主婦(主夫)の方が困っていること、1位は「マスク不足」。(図6)


専業主婦(主夫)の方に、新型コロナウイルスのために困っていることを伺ったところ、「マスクがない・足りない」が61%と多く回答されました。

※調査実施が3月2日~3日のため、「3月2日から小中高校の一斉休校開始」による影響がまだ軽微である可能性あり。



4:新型コロナウイルスに関して、「マスク・トイレットペーパー不足」や「政府の対応」への不満が多数。(図7) 


新型コロナウイルスへの不満や懸念点について回答者の声を分析したところ、「マスク」への意見が圧倒的に多いことが分かります。次いで「トイレットペーパー」、「政府」といった内容が目立ちました。特徴的な内容としては、「デマ」、「オリンピック」、「ストレス」、「不安、危機感、不満」などもあがっています。具体的な回答者の声も紹介します。

■新型コロナウイルスへの不満

・除菌シート、アルコール消毒できるものが店頭から不足してしまって入手が困難です。先日もデマが流れて紙類が不足したりと人間がウイルスに振り回されている状況があると思います。たしかに、わたしも少し敏感にはなっていますが、過剰反応しないようにしたいです。(20代女性)


・マスク不足の緩和がなかなか見えてこないこと。もっと感染者が多いのではないかと思うので、街に行くときはマスクを着用していきたいが、ストックが少なくなってきつつあり、不安。(30代女性)


・一番は防疫政策。台湾や韓国どころか中国ですら当初の対応の遅れを認めてどんどん手を打っているのに日本政府は国会質疑ものらりくらりで、危機感が足りない。(30代男性)


・マスクの次はアルコール消毒系、そしてトイレットペーパーまでも無くなって、最近は食品もスーパーに夕方行くとほとんど無くなっている。いろんなデマ情報が流れすぎて、それに皆が流されていると思う。日本全体で困っている事なのに、爆買いをして高値で売ったりする人がいること自体、寂しい世の中だと思ってしまいます。(40代女性)


・感染力が低くなる夏の時期でも感染しないわけではないので、治療薬ができるまでは免疫力の低い方が不安な日々を過ごさなければいけないと思う事に不満を感じます。また、他の治療薬を使用している状況が、耐性のある新型コロナウイルスになってしまう状況を作っているのではないかと思い、不満です。免疫を向上させるしかない状況で他の薬に頼るのは良くないのではないでしょうか。(40代男性)


・SNSがあることによって情報があり過ぎて、むしろ社会が混乱している気がする。先が見えないストレスがいつまで続くのかが不安であるし、収束後の世界経済もどうなるかが気になる。(50代女性)



【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー

■調査期間:2020年3月2日~3月3日 

■有効回答数:2,996件

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