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報道関係者各位
プレスリリース

2020.01.28 11:00
公益財団法人 松伯美術館

近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、1994 年の開館以来、毎年、日本画を模索する作家達の育成と伸長を企図して「公募展」を開催し、広く作品の一般公募をしております。

本年度も公募展「第3回 松伯日本画展」を開催するにあたり、昨年9 月から2020 年1 月9 日(木)まで日本画作品の一般公募を行ったところ、全国から92 点の応募があり、厳正な審査の結果、大賞1 点・優秀賞4 点を含む入賞作品25 点を選定しました。入賞作品は、2020 年2月8 日(土)から3月8 日(日)まで開催する公募展「第3 回 松伯日本画展」で展観いたします。

また大賞・優秀賞ほかの授賞式を、同展 開催初日の2 月8 日(土)13 時より当館展示室にて行います。


         <第3回 松伯日本画展 大賞受賞作品>
           島田 滋「寒凪(かんなぎ)」


<公募展「第3 回 松伯日本画展」の審査結果について>
1. 応募者数 88 名
2. 応募作品数 92 点
3. 入賞作品数 25 点(内、大賞1 点・優秀賞4 点)
大 賞 1 点(賞金:100 万円)
・題 名 「寒凪」 (130.3cm×194.0cm)
  受賞者 島田 滋(27 才) 〔東京都台東区〕
優秀賞 4 点(賞金:各50 万円)
・題 名 「風化」 (130.3cm×193.9cm)
  受賞者 池庄司 淳(63 才) 〔滋賀県大津市〕
・題 名 「鳥の歌」 (193.9cm×112.0cm)
  受賞者 内海 福溥(72 才) 〔京都市北区〕
・題 名 「浅春」 (130.3cm×162.1cm)
  受賞者 小田 賢(63 才) 〔兵庫県川西市〕
・題 名 「こぼれる秋」 (162.0cm×130.3cm)
  受賞者 藤原 玲子(56 才) 〔京都市右京区〕
※なお、その他の入賞者20 名にも賞金(5 万円)が授与されます。
《審査員》 上田勝也(日展会員)、上村淳之(松伯美術館館長、創画会理事長)、
雲丹亀利彦(創画会会員)、奥村美佳(創画会会員)、谷井俊英(創画会会員)、
藤井智美(創画会会員)、水野 收(日展会員)


※【授賞式の開催】
(1)日 時 2020 年2 月8 日(土) 13 時~(30 分間)
(2)場 所 松伯美術館 展示室
(3)出席者 大賞・優秀賞の受賞者のほか、関係者。

   (式典は一般入館者の自由観覧可)


参考<公募展「第3 回 松伯日本画展」の開催について>
1. 名 称 公募展「第3 回 松伯日本画展」
2. 会 期 2020 年2月8 日(土)~3月8 日(日)
※月曜休館(但し、2 月24 日(月・休)は開館し、翌25 日(火)が休館。)
※開館時間:午前10 時~午後5 時(入館は午後4 時まで)
3. 会 場 松伯美術館
〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2 丁目1 番4 号 TEL:0742-41-6666
4. 入 館 料 大人(高校生・大学生を含む):820 円
       小学生・中学生:410 円
     ※20 名以上は団体割引1 割引
     ※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1 名まで2 割引
5. 展示作品 入賞作品25 点
     ※他に、上村松園「花見」、上村松篁「鶏」、上村淳之「鵲」も展示(予定)
6. 主 催 公益財団法人 松伯美術館、近鉄グループホールディングス株式会社、

             読売新聞社
7. 後 援 奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、読売テレビ


※【列品解説の開催】
2 月8 日(土)13 時30 分頃より展示室内にて、館長 上村淳之 他による「列品解説」を行います。入賞作品 全25 点について解説します。入館者の立席による自由聴講となります。
≪松伯美術館の公募展について≫
松伯美術館の開館(1994 年)以来、毎年開催しているもので、2014 年度までは「松伯美術館 花鳥画展」として花鳥画をテーマに公募してきました。2015 年度からは、ジャンルを限らず広く日本画を対象とした「松伯日本画展」と隔年で交互に開催することとしました。昨年度(2019 年度)は23 回目となる「花鳥画展」を開催しました。本年度は3 回目となる「日本画展」を開催します。

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