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「働きやすさ」と「働きがい」が生まれる職場
良好な上司と部下の関係を築くコミュニケーションの量と質とは?
「働きやすさ」と「働きがい」が生まれる職場 :
https://newscast.jp/attachments/USMFsD02KtPb5VU35b5c.png
「ブラック企業」この言葉を知らない人はほとんどいないだろう。過重労働やサービス残業、パワハラ・セクハラなどが体質化した、劣悪な労働環境の職場をこう呼ぶ。

もともとは1990年代頃からネットスラングとして使われていた言葉だが、2009年に「ブラック企業」をテーマとした映画が公開されたことをきっかけに広まり、大衆にも使われる言葉になった。

近年では就活生や社会人から「ブラック」「ホワイト」という言葉で働きやすさを表現されることが多い。残業時間、給与、有給消化率などだけでなく上司や同僚との対人関係も、働きやすさを計る指標に含まれている。

最近の就活生は「だれと働くか」を重視する傾向があるという。職場選択において、対人関係によるストレスを回避することへの優先度が高いということだろう。

では、どのようなことがストレスになるのか。働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」によると、人間関係が職場の快適さに大きな影響を与えるという。

職場の協力体制は、上司(評価者)と部下(被評価者)の良好な関係を生み、最終的に信頼関係を築く。人間関係が悪化状態にあると、上下・左右間のコミュニケーション総量の減少が顕著で、協力しあわない風土になる可能性がある。
<参考:厚生労働省 / 1 「職場の快適さ」と「人間関係」の関係>
https://kokoro.mhlw.go.jp/comfort-check/cc002/

上司と部下がコミュニケーションをとるとき、世代や立場による感覚のギャップがコンプライアンス意識のズレとなってあらわれ、職場の対人関係に亀裂を生むことがある。昨今さまざまなハラスメントに付けられる「〇〇ハラ」という名称に怯え、保身を優先する管理職が増えている。これが部下とのコミュニケーションの量が足りなくなる原因のひとつになっているのではないか。

そこで今回は2人の作家に話を伺い、「働きやすさ」と「働きがい」について考えながら、上司と部下が良好な関係を築くためのヒントを探っていく。

● 公開日時:2020年1月16日(木)14:00 ウェブマガジンSOCIO https://00m.in/pDDru
▼ 記事概要・ゲスト紹介
自然と部下が動くようになる指示の出し方とは?
上司から部下への強制的な指示は仕事に対するモチベーションを下げるというが、モチベーションの低下は「働きがい」のない職場をつくり出す。風間嘉隆さん(元三井銀総合研究所取締役、元都市銀行系総合研究所取締役)は、「動けない部下」に困ったら上司が指示の出し方を見直す大切さについて語る。
風間嘉隆(かざま・よしたか)
元三井銀総合研究所取締役、元都市銀行系総合研究所取締役 。
『南アルプス幾星霜』の著者。
【略歴】
一九三三年三月、東京に生れる。小学校五年生のとき、母の郷里茨城県結城市に疎開、東京の自宅は空襲で消失。下館第一高校を卒業し、一九五一年、三井銀行(当時帝国銀行)に入行。以後、関係会社を含めて足かけ五十年のサラリーマン生活を送る。(つきみ野支店長、本店業務推進役を経て、三井銀総合研究所取締役、さくら総合研究所取締役を歴任)
 十九歳から二十二歳まで、結核による二度の長期療養を経験、健康回復のため訪れた奥武蔵のハイキングから山への傾倒が始まる。その後は山のほかにテニス、スキーなどアウトドアスポーツに、可能な限りの時間を投入する。また結婚前後、従業員組合副委員長を務める。
 その後中断していた本格的な登山を、六十歳を機に再開する。同じく六十歳からオートバイに乗りはじめた。そして六十七歳で仕事を辞め、二度の日本周遊ツーリングを果たし、若い頃から漠然と夢見ていた、時間のすべてを自分のことに使うということを実現した一方で、社会的な関わりが少なくなっていくことに一抹の淋しさを感じている。

 詩誌「巻きぐも」同人(一九五五年創刊時から参加)
 山岳同好会「金時会」会員(岩崎元郎氏を中心とするグループ)
 著書『オートバイと山と|利尻島から屋久島まで|』(文芸社 二〇〇四年)
『南アルプス幾星霜』 :
https://newscast.jp/attachments/UCDDLtXL5MoCbaDzpZf2.jpg
LINK :
https://00m.in/Sz372
器の大きい上司は他人を変えずに自分が変わる
理想のリーダー像に「器の大きい人」がよく挙げられるが、これは一体どんな人なのだろうか。「器の大きい人」は人を変えずに自分が変われる人だ、と宮川輝子さん(会社経営)はいう。
宮川輝子(みやかわ・てるこ)
会社経営。
『日本のロケット 真実の軌跡 合本版』の著者。
【略歴】
昭和八年二月東京に生まれる
昭和二十六年東京都立武蔵高等学校卒業
昭和三十年日本女子大学卒業
同年   宮川行雄と結婚
昭和五十一年より「静穏権」を掲げ、環境保護活動を行う
昭和五十八年環境公害研究所設立
平成二十四年日都産業株式会社 取締役就任
主な著書
『静穏権』日本評論社
『輝け!二十一世紀』旺文社・環境公害研究所
『静かさは文化のバロメーター』文芸社
『松竹梅』(松宮竹)文芸社
『日本のロケット 真実の軌跡』ルネッサンス・アイ
『日本のロケット 真実の軌跡 合本版』 :
https://newscast.jp/attachments/ZOUNersbX8G2wouTJQW3.jpg
LINK :
https://00m.in/KowL4
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SOCIO(ソシオ)は、「あたらしい自分と社会をつくる」をコンセプトにしたウェブマガジンです。毎記事で1つのテーマを取り上げ、各界で活躍する作家が質問にお答えします。社会問題から人生のお悩みまで、さまざまな気になることを作家とともに考えていきます。SOCIOを通して、みなさまが未来について考える機会をお届けしたい。そんな想いで、発信してまいります。
公式HP: https://www.socio22.com/
Twitter: https://twitter.com/SOCIO_sns

「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ
① 多様性:多様性が求められる社会で、他人の主張を無視しない。
② 気づき:その中にある気づきを育み、自分だけの行動指針を生み出す。
③ 営む:ひとり一人の決断の連鎖で、社会をアップデートする。
「あたらしい自分と社会をつくる」ための3つのメッセージ :
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「みんなを幸せにする出版社」を企業理念に掲げ、「出版とは、今、社会が必要とする情報を発信すること」という思いのもと、誰もが「本」に触れ、「本」を生み出し、「本」を愛する人になる。そんな文化インフラを作るために、20名のスタッフにより運営されています。

代表者  : 向田翔一
所在地  : 〒105-0003 東京都港区西新橋1-5-12 佐野ビル6F
設立   : 2014年12月
事業内容 : 書籍・電子書籍制作及び出版
TEL   : 03-5941-9774
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