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報道関係者各位
プレスリリース

2020.01.17 11:00
津軽海峡フェリー株式会社

 津軽海峡フェリー株式会社(本社:北海道函館市・代表取締役社長:村上 玉樹(むらかみ たまき)、以下 津軽海峡フェリー)は、2020年6月より津軽海峡ロード「青森~函館」航路(以下 当航路)へ就航中の「ブルードルフィン2」の代替船として、新造船「ブルールミナス」(以下 本船)の就航を予定しております。


新造船「ブルールミナス」


 当社では、津軽海峡ロードにおいて、2010年より「カジュアルクルーズフェリー」第1船が就航して以来、2014年・2016年・2017年とフェリーの入れ替えを行って参りました。そして2020年6月、新たに「ブルールミナス」が就航することでシリーズ船4隻が揃い、全船同型の客室になったことで統一したサービスの提供が可能となります。

 本船は「ブルーマーメイド」※1、「ブルードルフィン」※2並びに「ブルーハピネス」※3と同型船であり、「災害時多目的船」※4として大規模震災時には救助活動に寄与できる設備を搭載し、燃料消費量の削減及びCO2排出量の削減が可能な最新鋭で環境に優しいフェリーとなります。正式な就航日等詳細につきましては、決定次第改めてプレスリリース致します。


 当航路への本船就航がますますの地域活性化、発展の一助となるよう、津軽海峡フェリーはこれからも、お客様に安全で快適な船旅を提供するとともに、津軽海峡エリアの魅力を発信し、地域に密着し愛されるフェリーを目指します。


※1:「ブルーマーメイド」は2014年4月16日に津軽海峡ロード「青森~函館」航路に就航した大型フェリーです。

※2:「ブルードルフィン」は2016年10月11日に津軽海峡ロード「青森~函館」航路に就航した大型フェリーです。

※3:「ブルーハピネス」は2017年3月11日に津軽海峡ロード「青森~函館」航路に就航した大型フェリーです。

※4:「災害時多目的船」とは「ストレッチャーが収容可能なエレベーター並びに空間」や「救急室」、また陸上設備への給電設備を装備し、大型清水タンクにより陸上への清水供給も可能な船舶です。



◆新造船「ブルールミナス」について

<スペック>

総トン数:約8,800トン(7,003トン)

全長  :約144m(約137m)

定員  :583名(586名)

積載台数:トラック71台または乗用車230台

     (トラック65台または乗用車200台)

速力  :約20ノット

※カッコ内は本船と入れ替わりになる「ブルードルフィン2」のスペック


<進水式の様子>

 2020年1月9日(木)、内海造船株式会社の瀬戸田工場において、ブルールミナスの命名式及び進水式が執り行われました。進水式とは、船が生まれて初めて海に浮かぶ瞬間であり、船としての誕生を祝い、航海の無事を祈る式典です。完成後の6月の就航に向け、船内設備等、現在も順調に工事が進んでいます。

進水式の様子


<船名「ブルールミナス」の由来>

 コーポレートカラーで津軽海峡をイメージする「ブルー」と、「輝く・明るい」という意味の「ルミナス」。穏やかで光り輝く海、晴天での気持ちの良い船旅をコンセプトに、お客様や津軽海峡エリアに明るい未来をもたらすフェリーを目指し、船名といたしました。


<災害時多目的船>

 有事の際には要請があれば被災地への支援物資、自衛隊、警察、消防などの要員や車輌の緊急輸送が可能であり、ストレッチャーの搬入が可能な「エレベーター」や「清水供給」、「電力供給」などの設備を保有しています。


<燃料消費量及びCO2排出量の削減>

 1機1軸2サイクルの主機関及び異型可変ピッチプロペラの採用により燃料消費量の削減及びCO2排出量の削減が可能です。



◆カジュアルクルーズについて

カジュアルクルーズ イメージ


<カジュアルクルーズとは>

「クルーズ(優雅・豪華)」と「フェリー(一般)」の間に位置する新たなカテゴリーである、「カジュアルクルーズ(上質)」仕様の船舶で、時間的にも価格的にも魅力的な船旅を提供しております。


<津軽海峡フェリーカジュアルクルーズの3つのポイント>

1.本州から北海道最短ルート

 青森~函館を3時間40分、大間~函館をわずか90分で運航。小さな子どもや愛犬との初めての船旅でも、他航路と比べて運航時間が短いので安心。しかも24時間365日運航で欠航も少ないので、ドライブ旅行や他の交通機関との組み合わせなど、旅程が組みやすいのも魅力。


2.充実の船内設備

 プライベート空間でのんびり過ごせる個室や、足を伸ばしてくつろげるイス席など多様な船室を用意。また、「キッズルーム」や愛犬と船旅が楽しめる「わんこ対応施設」、バリアフリー対応など、様々なニーズにあわせて利用できる。自由に過ごせる船内で、家族との会話も広がる!


3.プラスαの魅力を発信

 「イルカウォッチング」や操舵室などの見学、津軽海峡の歴史にまつわる展示会、船内抽選会など、船旅がもっと楽しくなるイベントを実施。



■津軽海峡フェリーWEB

https://www.tsugarukaikyo.co.jp

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