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報道関係者各位
プレスリリース

2020.01.24 10:30
熱川温泉観光協会

 熱川温泉観光協会は、京都大学経営管理大学院と連携し、集客力・地域力向上のためのプロジェクトを開始いたしております。(1)熱川温泉観光協会ホームページのリニューアル、(2)観光協会の赤字事業再建のための事業計画を主な骨子として、2020年2月25日に東伊豆町町長、観光協会会長、商工会会長など有識者の前で最終発表をいたします。



■プロジェクトについて

京都大学経営管理大学院にて前川 佳一特定教授が在校生のメンバーを募集し、2019年6月に本プロジェクトは始動いたしました。顔ぶれは、旅行会社からの企業派遣、起業をしているもの、若い学部卒など多様なバックグラウンドをもつ学生が参加。また、熱川温泉観光協会側は、旅館のオーナーやテーマパークのオーナー、東伊豆町の地域おこし協力隊などが参加。

学生の数回の現地訪問、宿泊施設の寮に長期滞在しての観光調査などを通じ、観光客の目線、若者の目線での意見だし、メンバーでの打合せを重ねました。そして、初年度は、観光協会の運営と地域への集客へのインパクトが大きい、(1) 観光協会のHPのリニューアル、(2) 観光協会の赤字事業再建のための事業計画、これら2つをプロジェクトの骨子にすることを決定しました。


前川特定教授URL

https://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/ja/about-us/faculty-information/endowed-chairs/2406-maekawa-2.html


京都大学HP

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja


京都大学経営管理大学院HP

http://www.gsm.kyoto-u.ac.jp/ja/



■(1) 観光協会のHPのリニューアル

10年以上前に製作した現行のHPの問題点をプロジェクトメンバーで議論し、下記の4点にHPリニューアルの骨子を決定いたしました。


1. ターゲットの明確化とそのターゲットに向けてのコンテンツ

現行のHPがターゲット設定を特にしていなかったため、ターゲットを明確にし、HPに流入してからの来訪成約率向上を狙います。具体的には、知名度では熱海、下田に勝てないことを前提に、「それらに一度来訪し伊豆を好きになったお客様」をターゲットにします。彼らに熱川温泉が持っている、伊豆のより深い部分をお伝えし、次の伊豆来訪の候補地となることを目標にいたします。


2. インバウンド対応

現行のHPの対応言語が日本語のみであるため、リニューアルHPでは英語への対応をします。

また、その翻訳はプロジェクトメンバーの留学生やネイティブの学生の意見を大いに参考にいたします。


3. 写真ベースでの情報の伝達

ユーザー目線で情報を伝達するため、写真をベースに情報の伝達をします。例えば、従来のように飲食店名を最初に表示するのではなく、人気の商品の写真をまず表示し、「これを食べるならここ」といった形で表示をいたします。


4. スマートフォン仕様への変更

現行のHPがスマートフォンに対応をしていないため、リニューアルHPではその対応をします。


「熱川温泉観光協会HP※リニューアル前」URL: https://www.atagawa.net/



■(2) 観光協会の赤字事業再建のための事業計画

観光協会の決算書を分析した際に、「高磯の湯」という日帰り温泉の事業が数年にわたり赤字を入出していることが明白でした。プロジェクトメンバーとの打ち合わせの結果、この事業の黒字化を目標とし、事業再建する事業計画を立案することを決定しました。



■プロジェクト発表会

2020年2月25日13時より、東伊豆町役場にてプロジェクトの最終発表会を実施いたします。当日は、東伊豆町町長、東伊豆町商工会会長、東伊豆町観光協会会長、熱川旅館協同組合組合長など観光関連主体の責任者をはじめ、観光に関心がある町民が参加予定です。メディア関係者など、外部からの参加者のための席も設けております。お気軽にご参加くださいませ。


日時 :2020年2月25日 13時~

場所 :東伊豆町役場

参加費:無料

予約 :上限は設けておりませんが、席を準備するため、熱川温泉観光協会集客部長太田まで、メール、

    もしくはお電話にて事前にお知らせいただけましたら幸いでございます。



■団体概要

団体名 :熱川温泉観光協会

所在地 :〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本966-13

代表者 :熱川温泉観光協会会長 日馬 哲也

電話番号:0557-23-1505

事業内容:観光案内所の運営、観光サイトの運営、観光イベントの推進等

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