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プレスリリース

2011.04.15 12:30
株式会社マキノ出版

 株式会社マキノ出版はこのたび、新刊『運動神経がよくなる本』を刊行いたしましたので、ご案内いたします。

運動神経表紙
運動神経表紙

 現代の子供たちは塾通いや習い事に忙殺され、体を動かす機会が極端に減ったことから体力や運動能力が下降の一途をたどっています。また、「体の動かし方がわからない」という深刻な状況にまで陥っています。

現代の7~8歳児の動きの習得率は、20年前の5歳児と同じであることが判明しています。その結果「階段の2段めから飛び降りて足を骨折する」「飛んできたボールをキャッチできないばかりか、顔に当たった瞬間目を閉じられずに眼球を損傷する」といった信じられないようなケガも続出しています。

 本書は、子供の心と体を専門に研究している著者がそんな現代の子供たちの保護者に送る一冊です。
著者は人間の基本的な動きを「バランス系」「移動系」「操作系」に分類。その中から代表的な36の動きをピックアップしました。
そして日常生活の中に36の動きをとり入れるだけで、体力も運動能力も飛躍的に向上することを立証しました。付録の「36の動作ポスター」を見ながら、ぜひ親子で楽しんでください。


【本書の構成】
 第1章 いま、子供の体に何が起こっているのか
 第2章 子供の体力・運動能力調査から見えてくるもの
 第3章 運動神経がよくなる「36の動作」
 第4章 36の動作を実践している現場からの報告
 付録「36の動作ポスター」


【書籍概要】
書名 : 運動神経がよくなる本
著者 : 中村 和彦(山梨大学教育人間科学部教授)
判形 : A5判・並製・172ページ
定価 : 1,470円(税込)
発行日: 2011年4月15日
発行所: 株式会社マキノ出版( http://www.makino-g.jp/ )
     〒113-8560 東京都文京区湯島2-31-8
ご注文: 03-3815-2981(販売部)


【著者略歴】
中村 和彦(なかむら・かずひこ)
1960年、山梨県生まれ。山梨大学教育人間科学部教授。専門は身体教育学、発育発達学、健康教育学など。一貫して子供の体や心の問題について研究を続けており、特に子供の遊びの重要性に関する調査・研究では第一人者。難しい理論ではなく、誰にでもわかる平易な表現に定評がある。文部科学省や日本体育協会、日本レクリエーション協会などの仕事に取り組むとともに、NHK教育テレビ『からだであそぼ』(2004年4月~2009年3月放送)、『あさだ!からだ!』(2009年4月~2010年3月放送)の監修を務め、子供の健康増進、体力向上の推進を呼びかけている。

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