(印刷用ページ)桐野夏生作品本格電子化ついに開始！　

報道関係者各位
プレスリリース

2019.11.08 10:00
株式会社文藝春秋

桐野夏生作品本格電子化ついに開始！　

『グロテスク』『柔らかな頬』など15作品を11月15日（金）に一挙配信

株式会社文藝春秋・電子書籍編集部では11月15日（金）から、桐野夏生さんのベストセラー『グロテスク』『柔らかな頬』『夜の谷を行く』など15作品の電子書籍版を配信開始します。

桐野夏生さん作品は一部が電子書籍化されていましたが、未電子化だった直木賞受賞作『柔らかな頬』、泉鏡花文学賞受賞作『グロテスク』などのベストセラー作品が一挙に電子化されます。これらの作品は、電子書店における電子化リクエストが非常に多く、読者が待ち望んでいた小説です。

出版業界の調査研究機関である（公社）全国出版協会・出版科学研究所のレポートによると、2019年上半期の出版市場において、電子書籍の売上は前年同期比22.0％増となっています。（https://www.ajpea.or.jp/information/20190725/index.html）。

牽引しているのはコミックですが、今回のような、未電子化ベストセラー作品の電子化により「小説作品」の電子書籍がより注目を浴びることになると考えられます。

●電子化に際しての桐野夏生さんコメント

「より多くの読者の方に読んでいただければ、と願っています。」

●桐野夏生さんプロフィール

1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、98年『ＯＵＴ』で日本推理作家協会賞を受賞、2004年同作英訳が日本人初のエドガー賞候補となる。99年『柔らかな頬』で直木賞、03年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え！』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、11年同作で読売文学賞を受賞。15年には紫綬褒章を受章。

桐野夏生オフィシャルホームページ　http://www.kirino-natsuo.com/

■書誌情報

書名：ファイアボール・ブルース

価格：520円（税込）

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676020100000000000D

書名：ファイアボール・ブルース２

価格：490円（税込）

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676020400000000000M

書名：錆びる心

価格：590円（税込）

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1676020300000000000J

書名：光源