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報道関係者各位
プレスリリース

2019.10.31 13:15
養命酒製造株式会社

養命酒製造株式会社は、ビジネスパーソンの「風邪・インフルエンザ予防」というテーマで、インターネット調査を2019年10月16日~10月17日の2日間で行い、全国の20歳~59歳の男女のビジネスパーソン1,000名の有効回答を回収しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

冬は風邪をひきやすく、また、インフルエンザが流行する時期です。昨年の冬はインフルエンザが全国で大流行しましたが、今年もすでに各地でインフルエンザ流行の兆しがみられています。そこで、養命酒製造株式会社では、働き盛りのビジネスパーソンの「風邪・インフルエンザ予防」の実態を探りました。 


[アンケート総括]

【ビジネスパーソンの風邪・インフルエンザ罹患と予防の実態】

◆昨年の冬、風邪をひいたビジネスパーソンは57%


20歳~59歳のビジネスパーソン1,000名(全回答者)に、昨年の冬(11月~2月ごろ)の体調について聞きました。


まず、全回答者(1,000名)に、昨年の冬、何回、風邪をひいたか聞いたところ、「1回」は36.7%、「2回」は13.9%、「3回」は4.3%、「4回以上」は1.8%でした。「0回」は43.3%で、昨年の冬に風邪をひいた人の割合は56.7%となりました。

性年代別にみると、風邪をひいた人の割合が最も高かったのは20代女性(67.2%)でした。


◆昨年の冬、ビジネスパーソンの12%がインフルエンザに罹患


次に、昨年の冬、何回、インフルエンザにかかったか聞いたところ、「0回」は87.8%となったのに対し、「1回」は11.5%、「2回」は0.7%で、合計した『インフルエンザにかかった(計)』は12.2%でした。ビジネスパーソンの8人に1人が、昨年の冬にインフルエンザにかかったようです。

性年代別にみると、インフルエンザにかかった人の割合が最も高かったのは、風邪をひいた人の割合と同様、20代女性(19.2%)でした。


◆ビジネスパーソンが昨年行った風邪・インフルエンザの予防方法

 TOP5「手洗い」「うがい」「マスク」「睡眠・休息」「のど飴」

◆「のど飴をなめることが風邪・インフルエンザの予防につながる」認知率は28%


続いて、風邪・インフルエンザの予防方法について質問しました。


全回答者(1,000名)に、昨年の冬、風邪・インフルエンザの予防のために行ったことを聞いたところ、「手を洗う」(71.9%)が最も高く、次いで、「うがいをする」(59.8%)、「マスクをする」(52.2%)、「十分な睡眠や休息をとる」(33.7%)、「のど飴をなめる」(21.6%)となりました。手洗い・うがいの徹底や、マスクの着用で予防していたという人が多いようです。


風邪・インフルエンザの予防として5人に1人がのど飴を活用していることがわかりました。のどが乾燥するとウイルスに感染しやすくなるため、のどの乾燥を防ぐことが大切になります。のどの乾燥を防ぐには、唾液をたくさん出して、のどの粘膜を潤いのある状態に保つことが必要となり、のど飴はその一助となります。

それでは、のど飴が実際に風邪・インフルエンザの予防につながることを知っている人はどのくらいいるのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、のど飴をなめることが、風邪・インフルエンザの予防につながることを知っていたか聞いたところ、「知っていた」は27.7%、「知らなかった」は72.3%となりました。


◆今年の冬、インフルエンザ予防に支払ってもよいと思う金額 平均2,654円


全回答者(1,000名)に、今年の冬、風邪・インフルエンザ予防のために支払ってもよいと思う金額の上限について聞きました。


風邪予防では、「0円」(20.2%)や「1,000円~2,000円未満」(27.3%)などに回答が集まり、平均額は2,210円でした。昨年の冬、風邪をひいた人では平均額は2,616円と、風邪をひいていない人(1,678円)と比べて938円高くなりました。


インフルエンザ予防では、「0円」(19.6%)や「1,000円~2,000円未満」(22.1%)、「5,000円~10,000円未満」(18.2%)に回答が集まり、平均額は2,654円でした。昨年の冬、インフルエンザにかかった人では平均額は4,187円と、インフルエンザにかかっていない人(2,441円)と比べて1,746円高くなりました。


◆インフルエンザにかかったとき、好きな人に言われるとジーンと来るセリフとは?


全回答者(1,000名)に、インフルエンザにかかったとき、好きな人に言われるとジーンと来るセリフを聞いたところ、男女とも1位は「ゆっくり休んで」(男性50件、女性93件)、2位は「大丈夫だよ」(男性30件、女性36件)、3位は「大丈夫?」(男性29件、女性31件)となりました。

女性回答では「ずっとそばにいるから」(24件)が6位(男性回答では8位)、「何か作るよ/何食べたい?」(10件)が8位(男性回答では10位)と上位にランクインしました。


【ビジネスパーソンのインフルエンザ罹患と出勤の実態】

◆昨年の冬、インフルエンザにかかった人の3%が「休まず出勤」、女性では5%


インフルエンザにかかった場合、出勤してよいとされるのは、“発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日を経過してから”と一般的にいわれています。では、完全に治る前に仕事に復帰した人はどのくらいいるのでしょうか。


昨年の冬、インフルエンザにかかった人(122名)に、インフルエンザにかかった際、出勤したか聞いたところ、「完全に治ってから出勤した」は77.9%となった一方、「完全に治る前に出勤した」は18.9%、「休まず出勤した」は3.3%で、合計した『治る前に出勤した(計)』は22.1%でした。

男女別にみると、「休まず出勤した」と回答した人の割合は、男性1.6%、女性5.1%と、女性のほうが高くなりました。


【ビジネスパーソンのインフルエンザ・ハラスメント実態】

◆インフルエンザを理由にした嫌がらせ

 「“インフルエンザ・ハラスメント”を職場で受けたことがある」4%

◆どんなインフルエンザ・ハラスメントを受けた?

 「休ませてもらえなかった」「出社したら1日中嫌味」、

 『仮病じゃないの?』『このままずっと休むか?』などの発言も


インフルエンザにかかったことを理由に受けるハラスメントを“インフルエンザ・ハラスメント”と呼ぶことがあります。この“インフルエンザ・ハラスメント”には、インフルエンザにかかったことで、嫌味を言われたり、非難の的となったり、嫌がらせを受けたりすることなどが該当します。


そこで、全回答者(1,000名)に、“インフルエンザ・ハラスメント”を、職場で受けたことがあるか聞いたところ、「受けたことがある」は3.7%、「受けたことはない」は96.3%となりました。


では、具体的にはどのようなハラスメントを受けたのでしょうか。

“インフルエンザ・ハラスメント”を職場で受けたことがある人(37名)に、職場の上司や同僚から受けた“インフルエンザ・ハラスメント”の内容を聞いたところ、態度や行動については、「休ませてもらえなかった」(20代女性)や「出社したら1日中嫌味を言われた」(40代女性)、「インフルエンザと認めてもらえなかった」(50代男性)といった回答が挙げられました。発言の内容については、「仮病じゃないの?」(40代男性)や「自覚はないのか。みんなが迷惑してるんだけど」(30代男性)、「予防注射を打ったのに、結局かかってるんじゃ注射がもったいない」(40代女性)、「なんだったらこのままずっと休むか?」(40代男性)といった回答がみられました。つらい思いをして治して出勤したにもかかわらず、弱った体に追い打ちをかけるようなハラスメントを受けたという実態が明らかとなりました。


【インフルエンザ罹患×エンタメ】

◆インフルエンザにかかったとき、優しく看病してほしい芸能人

 男性回答1位「新垣結衣さん」、女性回答1位「田中圭さん」「福士蒼汰さん」

◆インフルエンザにかかったとき、優しく看病してほしいアニメキャラ

 8位「音無響子」「源静香」、3位「浅倉南」、2位「ラム」、1位は?


最後に、“インフルエンザ罹患時の看病”をテーマに、イメージに合う芸能人やアニメキャラを聞きました。


全回答者(1,000名)に、インフルエンザにかかったとき、優しく看病してほしい芸能人を聞いたところ、1位「新垣結衣さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「深田恭子さん」となりました。

男女別にみると、男性回答では1位「新垣結衣さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「深田恭子さん」、女性回答では1位「田中圭さん」「福士蒼汰さん」、3位「向井理さん」という結果でした。


また、インフルエンザにかかったとき、優しく看病してほしいアニメキャラを聞いたところ、1位「ドラえもん(ドラえもん)」、2位「ラム(うる星やつら)」、3位「浅倉南(タッチ)」、4位「アンパンマン(それいけ!アンパンマン)」「ナミ(ONE PIECE)」「フグ田サザエ(サザエさん)」となりました。そのほか、8位には「音無響子(めぞん一刻)」と「源静香(ドラえもん)」が挙げられました。


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