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報道関係者各位
プレスリリース

2019.07.26 10:00
オフィスフレンチバロック

オフィスフレンチバロック(所在地:東京都板橋区、代表:村上惇)は、ノートルダム大聖堂再建支援チャリティーコンサート実行委員会を組織し、フランス留学経験のある音楽家たちが集う演奏会「ノートルダム大聖堂再建支援チャリティーコンサート」を8月30日(金) 東京オペラシティ 近江楽堂(会場:東京都新宿区)で開催します。


演奏会ビジュアルイメージ


■『ノートルダム大聖堂再建支援チャリティーコンサート』の背景

この演奏会は、4月15日に発生したパリ・ノートルダム大聖堂の火災を受けて、フランス留学経験のある音楽家として、何か恩返しができないか、力になれることはないかとの思いから、有志たちが立ち上がり開催することとなりました。

フランスで学んだ演奏家や音楽学者、現在フランスに暮らす音楽家、そしてフランス留学中の学生らが参加し、東日本大震災発生後に祈りを捧げてくれたパリのノートルダム大聖堂再建を、日本から応援するプロジェクトとなります。

必要経費を除いたコンサート収益、オリジナルチャリティーグッズの販売による収益の一部、演奏会会場に設置する募金箱の寄付金を、パリ・ノートルダム大聖堂再建計画のために在日フランス大使館を通じて寄付します。



■チケット販売情報

種別    : 午後の部・夜の部

入場料   : 各2,000円(税込)

定員    : 各回100名

購入方法  : https://ccndp-2019.peatix.com/

プレイガイド: ●チケットぴあ(Pコード:157-248)

        ●オペラシティチケットセンター:03-5353-9999(月曜定休)



■開催概要

日程     : 2019年8月30日(金)

時間     : 午後の部 開場 13:00 開演 13:30 終演予定 15:30

         夜の部  開場 18:00 開演 18:30 終演予定 20:30

会場     : 東京オペラシティ3階 近江楽堂

所在地    : 〒163-1407 東京都新宿区西新宿3丁目20-2

TEL      : 03-5353-6937

アクセス   : 京王新線初台駅東口(オペラシティ方面)出口から徒歩3分

出演者名   : 関根敏子(音楽学)、桒形亜樹子(チェンバロ:特別出演)

         阿部まりこ(ヴァイオリン)、村上惇(テノール)

         ほか、20名を予定

URL      : https://officefrenchbaroque.wixsite.com/home/ccndp2019

公式ツイッター: @CCNDP2019

主催     : ノートルダム大聖堂再建支援チャリティーコンサート実行委員会

企画     : オフィスフレンチバロック



■オリジナルグッズ

缶バッジ:●直径44mmサイズ2種(青・白)

     ●直径32mmサイズ2個セット(青と白のセット)

料金  :各500円



■出演者一覧(予定)

ヴァイオリン…阿部まりこ

ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)…田中孝子、中家春奈、中山真一

クラヴサン(チェンバロ)…石川友香理、桒形亜樹子、佐藤理州、中村恵美

オルガン…三原麻里(実演の経験を踏まえたノートルダム大聖堂パイプオルガンの紹介)

ソプラノ…熊田祥子、鈴木真衣、高橋美千子、中川詩歩

メゾソプラノ…小阪亜矢子

オート=コントル…田尻健

テノール…村上惇

バリトン…浜田広志

音楽学…上田泰史、関根敏子



■出演者略歴

関根敏子(せきねとしこ):音楽学

音楽学者。NHK-FM番組「古楽の楽しみ」パーソナリティ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科(音楽学)卒業後、フランス政府給費留学生としてフランス国立パリ高等音楽院(パリ・コンセルヴァトワール)に学ぶ。またチェンバロをスコット・ロス、トン・コープマン他の各氏に師事。帰国後、桐朋学園大学・早稲田大学・立教大学・昭和音楽大学・東洋大学各講師を歴任。音楽文献目録委員会事務局長。

主要な著訳書に『古楽演奏の現在』(監修)、『西洋の音楽と社会:後期バロック』(監訳、2巻)、『ドメニコ・スカルラッティ』(いずれも音楽之友社)、A. ヘリオット著『カストラートの世界』(国書刊行会、共訳)、ドメル・ディエニー著『演奏家のための和声分析と解釈:フォーレ』(シンフォニア、翻訳)、『21世紀の音楽入門1-7(共著、教育芸術社)、リスト著「ショパン」(訳)他多数。


桒形亜樹子(くわがたあきこ):チェンバロ ※特別出演

東京生まれ。東京藝術大学付属音楽高校、同大作曲科を経てDAAD奨学生としてドイツ、デトモルト音楽院チェンバロ科へ留学。シュトゥットガルト芸術大学にて国家ソリスト資格取得。パリ、ブリュージュ、ライプツィヒなどの国際チェンバロコンクールにて上位入賞。90年代はパリへ移りセルジー・ポントワーズ国立地方音楽院等でチェンバロ、通奏低音などの指導にあたりながらヨーロッパ各地で演奏活動。日本文化庁在外研修員としてイタリア、スペインでも研鑽を積む。

17年間の欧州滞在後2000年に帰国。東京藝術大学非常勤講師等を歴任し、現在松本市音楽文化ホール講師。2017年よりdream window TREEレーベルよりJ.S.バッハ、フローベルガーのソロアルバムをハイレゾ世界配信開始。

本年6月にフランス、コルマール市美術館所蔵のルッカース・チェンバロ(1624年製)で行われたルイ・クープランのソロ録音を11月にリリース予定。2018年8月全音楽譜出版社よりクープラン『クラヴサン奏法』新訳を刊行。


阿部まりこ(あべまりこ):ヴァイオリン

フェリス女学院短期大学音楽科・研究科修了後渡欧。バロック・ヴァイオリンをミラノ市立音楽院、デン・ハーグ王立音楽院でディプロマを得て卒業。スイスのジュネーブ古楽センターを経て、フランスのパリ市立高等音楽院古楽専攻科でヴィオラ・ダ・ガンバを満場一致首席修了。パリ近郊ブーローニュ・ビヤンクール音楽院で室内楽ディプロム取得。在欧中、ヨーロッパ各地でフリーランスとして活躍すると同時にLes Talens Lyriques, Ensemble Elymaなど多数の録音・録画にも参加。フランス・ドローム県で開催された夏季講習会ではバロック・ヴァイオリンと合奏クラスの講師を勤める。

2009年11月帰国後はルネサンス、バロック、プレ・クラシック、クラシック、ロマン派初期までのレパートリーの研究を続けつつ、後進の指導に尽力している。現在、宮地楽器ヴァイオリン講師。Harmonia Grave e Soaveのメンバーとして2017年より南青山マンダラ・フランス宮廷音楽ライブシリーズの運営に参加している。



■オフィスフレンチバロックとは

ブルボン朝時代に、フランスで活動した音楽家によって作曲され、演奏・上演された音楽を「フレンチバロック」と称し、2016年から演奏活動を行っている音楽団体です。フランスの伝統に沿った演奏手法や、当時の発音に合わせた装飾などの細部にまでこだわり、優美で繊細なフランスバロック音楽を広く普及する活動を行っています。


名称    : オフィスフレンチバロック

本社所在地 : 東京都板橋区小豆沢1-10-6 コーポ中澤201

設立    : 2016年

代表者   : 村上惇(東京藝術大学講師)

ホームページ: https://officefrenchbaroque.wixsite.com/home



■代表紹介

村上惇(むらかみあつし):テノール

オフィスフレンチバロック代表。東京藝術大学非常勤講師。

静岡県伊豆市出身。東京学芸大学教育学部B類音楽科卒業。同大学研究生を経て、東京藝術大学大学院古楽科(バロック声楽)修了。声楽を中島弘光、黒田博、横山和彦、広瀬奈緒、野々下由香里の各氏に師事。

2011年よりフランスへ留学。パリ国立地方音楽院古楽科でバロック声楽をハワード・クルックに、ブーローニュ=ビヤンクール音楽院古楽科で鍵盤通奏低音をフレデリック・ミシェルに師事。2012年よりヴェルサイユ・バロック音楽センターに所属、音楽監督のオリヴィエ・シュネーベリのもとで17-18世紀のフランスバロック音楽を専門的に学ぶ。ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂での演奏会に30回以上参加したほか、宮殿内の王室オペラ、鏡の間、戦闘の回廊などで行われた演奏会に多数参加。また、アヴィニョンやメス、クレルモン=フェランのほか、ウィーンやヘントなどフランス国外での演奏も多く経験している。

ヴェルサイユ・バロック音楽センターで声楽をイザベル・デロシェ、ヴィヴィアヌ・デュランの各氏に師事。クリストフ・ルセ指揮のレ・タラン・リリクやエルヴェ・ニケ指揮のル・コンセール・スピリチュエルなどとも共演した。またクリスティーヌ・シュヴァイツァー、マールテン・コーニングスベルガー、イヴ・ソタン、ジル・ラゴンなどのマスタークラスを受講した。シャルパンティエ作曲『ジュディット』(O.シュネーベリ指揮、K617)、カンプラ作曲『タンクレード』(O.シュネーベリ指揮、レ・タン・プレザン、Alpha)、サリエリ作曲『レ・ダナイード』(Ch.ルセ指揮、レ・タラン・リリク、パラツェット・ブリュ・ザーヌ)などの録音にも参加している。

2015年にヴェルサイユ・バロック音楽センターを修了し、帰国。帰国後は歌手としてだけでなく、通奏低音奏者としても多くの演奏会に参加している。また、フレンチバロックアトリエの講師や、講演活動などを通じて、フランスバロックの魅力を普及すべく活動している。また、2016年には「オフィスフレンチバロック」を設立。知られざるフランス宮廷歌曲を紹介する「エール・ド・クール」シリーズをはじめとする演奏会を開催。豊富な知識と経験に裏付けられたプログラムと、親しみやすい演奏会には定評がある。

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