住友ゴム工業（株）は、このたび「ATPワールドツアー・マスターズ1000」（以下「ATP1000」）に位置付けられている男子国際テニストーナメント「モンテカルロ・マスターズ」、「ムチュア・マドリード・オープン」、「BNLイタリア国際」の3大会と、ボールスポンサー契約の延長について合意し、試合球に採用されました。　契約期間は、2020年から2022年までの3年間で、使用球はいずれも「DUNLOP ATP」（日本未発売）です。

　これらの大会は全仏オープンの前哨戦として位置づけられている大会で、上記「ATP1000」3大会のほか、同時期に開催される「バルセロナ・オープン」（ATPワールドツアー・500、以下「ATP500」）の試合球にも採用されました。年間開催される「ATP1000」9大会のうち、4大会※2がダンロップのテニスボールとなります。

※1：2019年のATPツアー大会において、グランドスラムやATPツアーファイナルズを含む19大会の公認球に採用（ATP TOUR, INC.調べ）。

※2：10月に開催される「上海マスターズ」（ATP1000）にもDUNLOPのテニスボールが採用されています。

■テニスを通じたダンロップブランド価値向上について

当社は2017年4月、英国のSports Direct International plc（スポーツダイレクトインターナショナル社）から、海外のダンロップ商標権とダンロップブランドのスポーツ用品事業およびライセンス事業を買収しました。

ダンロップは1888年にイギリスで発祥した伝統あるブランドであり、ラケットスポーツにおいて認知度が高いことから、テニスにおける取り組みを通じて住友ゴムグループ全体に関わるダンロップブランドの価値向上に取り組んでまいります。

■大会概要と各トーナメントディレクターからのコメント

（1）モンテカルロ・マスターズ（フランス）

大会グレード：ATP1000

開催時期：4月中旬頃

サーフェス：クレーコート

オフィシャルボール：DUNLOP ATP（日本未発売）

＜トーナメントディレクター Zeljko Franulovic氏からのコメント＞

クレーコートで行われるATP1000の大会として、ダンロップとのボールスポンサー契約を2022年まで3年間延長することになり、嬉しく思います。ダンロップのボールは、ご存知の通りどのサーフェスにおいても素晴らしい質とパフォーマンス性の高さを発揮し、テニスの歴史において重要な役割を担ってきました。

むこう3年間、ダンロップのような名高いスポーツブランドと素晴らしい関係性を築いていけることを楽しみにしています。

（2）バルセロナ・オープン（スペイン）

大会グレード：ATP500

開催時期：4月末頃

サーフェス：クレーコート

オフィシャルボール：DUNLOP ATP（日本未発売）

＜トーナメントディレクター Xavier Pujol氏からのコメント＞

ダンロップと共に2022年にかけて行う大会のリノベーションを発表することを嬉しく思います。

私たちは数週間に渡って大会の刷新に取り組んでおり、その第一歩として1999年から共に歩んできた、歴史のあるダンロップとスポンサー契約を延長することになり大変光栄に思います。

（3）ムチュア・マドリード・オープン（スペイン）

大会グレード：ATP1000

開催時期：5月上旬頃

サーフェス：クレーコート

オフィシャルボール：DUNLOP ATP（日本未発売）

＜トーナメントディレクター Gerard Tsobanian氏からのコメント＞

数年前、私たちはダンロップという素晴らしいパートナーに出会いました。

ボールは試合においてとても重要な役割を担っていますが、ダンロップが持つ独自の技術があれば選手たちにボールの質の高さを保証することができます。ですので、この度ムチュア・マドリード・オープンがダンロップとのボールスポンサー契約を3年間延長することになったのは素晴らしいニュースです。感動を生み出せるようなトーナメントを、共に作り上げていきましょう。

（4）BNLイタリア国際（イタリア）

大会グレード：ATP1000

開催時期：5月中旬頃

サーフェス：クレーコート

オフィシャルボール：DUNLOP ATP（日本未発売）

＜トーナメントディレクターSergio Palmieri氏からのコメント＞
ダンロップとのボールスポンサー契約を2022年まで延長することになりとても嬉しく思います。ダンロップは、世界一のボール品質を有していると思いますし、ツアー選手に好まれるようなボール技術の高さを有しています。このボールスポンサー契約は、近年におけるお互いの功績を反映するものだと思います。何より今後のお互いの成功を楽しみにしています。

開催時期は毎年多少のずれがあります。

以上