印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2019.06.21 10:00
株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ、株式会社マクニカ

株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:中川 清彦、以下 ユニマット リタイアメント・コミュニティ)と株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市港北区、代表取締役社長:中島 潔、以下 マクニカ)は、人工知能(AI)を活用した介護ビジネスアプリを2019年1月より共同開発を開始しました。まずは予約管理などが煩雑化する「ショートステイ」から介護サービスの効率化に乗り出します。


URC×マクニカ介護ビジネスAIアプリ・サービスイメージ


仕事や行事、体調不良などの理由で家族が介護できない時に短期で利用できる介護サービス「ショートステイ」では、熟練した職員でも時間を要する負担の大きい業務として、予約管理と持ち物管理があげられます。

ユニマット リタイアメント・コミュニティは、これらを誰でも簡単に確実に処理することを可能にし、業務の効率化と稼働率の向上を目的としたAIアプリをマクニカと共同開発、第一段階として持ち物記録アプリの実証を7月から進めていきます。



【1】予約管理アプリ

利用者の希望に合わせた入退所時間や、要介護度に応じた間取りの部屋を用意するなど、ショートステイの予約管理は、ホテルなどの一般的な宿泊施設とは異なり、様々な条件を考慮する必要があります。そのため、受入可否の回答に時間を要するうえ、隙間なく予約を埋めることは非常に困難でした。こうした複雑な条件設定をAIアプリは、経験から学び柔軟かつ高速に処理し、最適な部屋割りを導き出します。これにより、リアルタイムに公開することが難しかった空き室状況などをケアマネジャーや家族に提供することが可能となります。



【2】持ち物記録アプリ

日々、利用者が多く出入りするショートステイでは、入居の際に衣類や薬剤、日用品に至るまで全ての持ち物のリストを作成し管理しています。介護職員にとって大きな負担となるこの作業を、業務で持ち歩くスマート端末にAIアプリをインストールすることで、入居時の持ち物を撮影すると、自動認識してリストを作成・管理することができるようになります。これにより、退所時の忘れ物を素早く検知し、万一、他の方の物が紛れた場合でもすぐに気づくことが可能となり、介護職員の負担を大幅に軽減していきます。


今回の共同開発は、マクニカの関係会社であるCrowdANALYTIX社のAIプラットフォームサービスを採用しました。世界2万人以上のデータサイエンティストを活用することで、機能・性能に必要なAIモジュールを幾つも並行して開発し、それらをプラットフォーム上で組み合わせています。ユニマット リタイアメント・コミュニティとマクニカは、このAIアプリで介護サービスの効率化および稼働率の向上を支援してまいります。



※本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。



《ユニマット リタイアメント・コミュニティ会社概要》

商号  : 株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ

代表者 : 代表取締役社長 中川 清彦

所在地 : 東京都港区北青山2-7-13 プラセオ青山ビル

設立  : 1975年6月

事業内容: <介護事業>

      デイサービス、グループホーム、ショートステイ、訪問介護、

      小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業、有料老人ホーム、

      サービス付き高齢者向け住宅の運営など、

      高齢者複合介護施設を「そよ風」のブランドで全国展開

      <リタイアメント・コミュニティ事業>

      沖縄県宮古島において、グループ保有資源を活かした

      リゾート型の不動産分譲事業を展開

URL   : http://www.unimat-rc.co.jp/



《マクニカ会社概要》

商号  :株式会社マクニカ

代表者 :代表取締役社長 中島 潔

所在地 :横浜市港北区新横浜1-6-3

資本金 :111億円(2019年3月31日現在)

設立  :1972年10月

事業内容:・半導体事業

     ・ネットワーク事業

     ・新規事業Webサイト https://www.macnica.co.jp

印刷する