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報道関係者各位
プレスリリース

2019.06.10 11:00
株式会社QUICK

株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:近藤 勝義)は、ESG評価会社である独Arabesque S-Ray社(CEO:アンドレアス・フェイナー、以下 アラベスク)とパートナーシップ契約を締結し、同社が日次で算出する、ESGスコア、GC(グローバルコンパクト)スコアおよびこれらの詳細データの提供を、機関投資家、銀行、保険、証券会社などの金融機関、事業法人向けに開始します。


アラベスクは、78カ国の上場企業約7,250社(うち日本企業は約570社)について、企業の公開情報と、世界170カ国の3万以上の情報元からESG評価の元となる200項目を超えるデータを自動収集。AI(人工知能)による独自のスコアリング・メソドロジーで、ESGスコアとあわせ、世界で初めてとなる、国連グローバルコンパクト原則に基づくスコア(GCスコア)を算出、提供しています。


アラベスクのスコアは、企業の日々のESGへの取り組みを反映するとともに、市場のESG評価のコンセンサスを取り入れた画期的なものです。


QUICKでは、アラベスクとのパートナーシップ契約により、ESGスコア、GCスコアおよびこれらの詳細データをサービスします。また、「QUICK ESGサービス」を通じ、アドバイザリーサービスと合わせて提供します。


同サービスを導入することで、機関投資家はESGファンドの組成・運用、アルファ戦略、保有銘柄の日々のESG評価チェック、企業とのエンゲージメントなどに活用できます。金融機関ではESG評価を組み込んだ投融資の判断や、アナリストによる企業リサーチに活用できます。また、事業法人においては、自社および他社のESG評価を日々、定量的に把握・分析し、戦略的な情報開示や企業価値の創造に役立てることが可能になります。


また、一部のデータについては、8月から、QUICK WorkstationやQr1などの端末でも、標準サービスとして提供する予定です。


※Arabesque S-Ray社:英登録資産運用会社であるArabesque Asset Management Ltdを傘下に持つ、Arabesque Asset Management Holding Ltdが2018年に設立。

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