テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめらかにするイタンジ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役：野口 真平、以下「イタンジ」)は、キーテクノロジー スタートアップの株式会社ビットキー（所在地：東京都中央区、代表取締役：江尻 祐樹・福澤 匡規・寳槻 昌則、以下「ビットキー」)と高セキュリティなセルフ内見型賃貸サイトの実現を目指すことで業務提携を締結し、本日5月27日より、ビットキーが提供するスマートフォンや専用ボタンから扉の鍵を開閉できるスマートロック「bitlock LITE（ビットロック ライト）」10万台を無料で提供開始しました。

＜概要＞

　イタンジは、本日より、以下のサイトにて賃貸不動産管理会社向けてビットキーが提供するスマートロック「bitlock LITE（ビットロック ライト）」10万台を無料で提供開始しました。(※1)。これは、今夏開始を予定する高セキュリティなセルフ内見型賃貸サイトの実現を目指すためのものです。イタンジは、利用顧客数100万人を超える(※2)不動産仲介会社向けクラウドシステムや賃貸不動産業務をワンストップでサポートするシステムの開発・運営に取り組んできたノウハウを活かし、全国の不動産事業者と共にデジタル社会に対応する不動産業界全体の発展に向け取り組んでまいります。

公式サイト：https://selfnaiken.itandi.co.jp/

＜背景＞

　これまで内見時の鍵の受け渡しには、予め設置されたキーボックスを用いる、または対面での受け渡しを行う方法が用いられていました。しかし、前者はセキュリティ面の不安、後者は受け渡しの手間が課題となっています。

　また、内見希望者視点では、どちらの方法でも不動産スタッフの同行が必要で、自身の都合に合わせて即座に内見することが出来ない仕組みになっています。

　スマートロックを用いることで、上記課題を解決することが可能ですが、各住戸に設置が必要なためコストの問題等で普及には至っていません。

　この度、イタンジは「bitlock LITE（ビットロックライト）」10万台を管理会社へ無料で提供することにより、内見シーンにおけるスマートロックの急速な普及を目指します。これにより管理会社の工数削減とセキュリティの担保を両立し、さらにユーザーがスマートフォンから簡単に予約・キャンセルができ、すぐに内見したいというニーズに応えることができると考えております。

＜スマートロックを活用したセルフ内見について＞　

　スマートロックを活用したセルフ内見では、内見希望者と賃貸不動産管理会社双方の負担を削減しながら、物件のセキュリティを向上させることが可能です。

・鍵の受け渡しがなくなり手間なく自由に内見が可能

　鍵の受け渡しが不要になり、内見希望者は早朝や夜など好きな時間に自分のペースで部屋を見ることができます。管理会社にとっても、仲介会社とのやりとりの手間を削減でき、鍵の運搬にかかる時間もなくなるので、より効率的に部屋を内見させることが可能になります。

・キーボックスと比較して高いセキュリティを実現

　キーボックスの番号漏洩や物理破損などの鍵紛失リスクがなくなります。管理会社は入室履歴を確認することが可能です。内見者が退出時に鍵を締め忘れても、予め指定した時間経過後に自動で施錠します。また、ドアの内側取り付けなので、ドアの外側の錠はそのまま残り、今まで通りの鍵も使うことができるため、ドアの外からの盗難やいたずらの心配もありません。

＜スマートロック「bitlock LITE（ビットロック ライト）」について＞　

　「bitlock LITE（ビットロック ライト）」とは、スマートフォンや専用ボタンから扉の鍵を開閉できる機能に加えて、ビットキーが開発した「人・時間・空間を柔軟に指定できる鍵=bitkey（ビットキー）」の機能により、非常に汎用性が高いながらも、安全な鍵の開閉を可能にしたスマートロックです。

・誰が解錠したかすぐわかる安心仕様

　ワンタイムチケット(※3)の発行ができるので、どのドアを、誰が、いつからいつまで何回開けることができるかを設定し、入退出の確認をすることができます。

・簡単設置でメンテナンスも最小限

　工事不要でドアの内側に付いた「カギのつまみ」（サムターン）の上から、かぶせて装着し、付属のシールでドアに貼るだけで簡単に設置できます。電池寿命は通常使用で1年以上。扉の内側に付けるので盗難の心配もありません。（生活防水 IPX3相当）

・物件にWi-Fi環境がなくても使用可能　

　解錠はスマートフォンのBluetoothで行うので、 物件にWi-fi環境がなくてもスタンドアローンで動作します。

＜セルフ内見型賃貸サイトについて＞

　イタンジが今夏開始を予定する、物件探しから入居申込みまでの手続きがオンラインで完結した賃貸サービスです。特徴として、ビットキーが提供するワンタイムチケット発行機能(※3)を活用したセルフ内見ができるため、鍵の受け渡しにかかるセキュリティの担保と管理会社の工数削減を両立します。

　内見希望者は、従来のように、仲介会社で希望条件を伝えたり、営業マンと内見時間の調整を行ったり、鍵の受け渡しなどのタイムロスをしたりすることなしで、スマートフォンからワンクリックで見学予約ができるため、自身のペースですぐに希望物件の内見ができます。また、内見して気に入れば、その場でスマートフォンから入居申込みをすることができ、保証会社への審査までワンストップで行えるため、契約をスピーディーに行うことが可能です。さらに、仲介手数料は一般的な価格(※4)よりも安価な価格にて設定いたします。

■入居者のメリット

・好きな時間に自分のペースで物件の内見ができる

・仲介手数料が安い

・内見後の申込みもオンラインで可能

■賃貸管理事業者のメリット

・内見の付き添いにかかる労力を削減できる

・掲載料や成約報酬を削減できる

・内見可能時間の増加により集客数が増加する　

■偶発的な事故に備えた内見保険を用意

　セルフ内見型賃貸サイトでは、偶発的な事故に備えた保険をご用意しております。万が一、内見希望者が物件見学時に汚損、器物損壊等をしてしまった場合、内見保険へのご加入により、補償を受けることが可能です。

＜今後の展開＞

　イタンジは、セルフ内見に特化した賃貸サイトの実現を目指し、2019年内に、「bitlock LITE（ビットロック ライト）」の全国10万台の導入を目指しております。セルフ内見の普及を通じ、入居希望者にとって新たな体験を提供すると同時に、全国の不動産事業者と共にデジタル社会に対応した不動産業界の発展に貢献してまいります。

＜イタンジ×Bitkey セルフ内見実演会について＞

　6月25日(火)17時より、イタンジ本社セミナールームにて、両社共同でセルフ内見実演会を開催いたします。当日は、セルフ内見型賃貸サイトのご説明およびセルフ内見の流れを実演し、「bitlock LITE（ビットロック ライト）」に関する質問会を実施いたします。参加ご希望の方は、以下のフォームよりお申込みください。なお、報道関係者の方の見学、ご取材も可能です。

■概要

・日時：6月25日(火) 17時〜18時（受付開始：16時45分〜）

・会場：イタンジ本社セミナールーム

・内容：セルフ内見型賃貸サイトおよび、スマートロックを活用したセルフ内見の実演、「bitlock LITE（ビットロック ライト）」のご紹介

お問い合わせフォーム：https://selfnaiken.itandi.co.jp/#contact

(※1)イタンジが今夏開始を予定するセルフ内見に特化した賃貸サイトにて、物件掲載が可能な賃貸管理会社様の入居募集中の物件に対して無料で貸与させていただきます（サイト掲載無料）。お申込み状況により、抽選とさせていただく場合がございます。また、1社あたりの貸与台数を200台までと制限させていただきます。200台以上をご希望される場合は、ご相談ください。

(※2)2019年4月24日時点のノマドクラウド賃貸利用者数(賃貸ユーザー数)

(※3)内見予約が入った物件の扉の鍵を、誰が、いつからいつまで、何回開けることができるかを設定できる機能

(※4)賃料の一か月分

■イタンジ株式会社 会社概要

代　表　者： 代表取締役　野口 真平

設　　立    ： 2015年 6月15日

資　本　金： 3,600万円

本社所在地：東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 40 F

企業 U R L ：https://www.itandi.co.jp/

事 業 概 要 ：

・AIを活用した賃貸不動産仲介の営業支援システム「ノマドクラウド」の開発・運営

・賃貸不動産のリーシング業務をワンストップで行う「Cloud ChintAI(クラウドチンタイ)」の開　発・運営

■株式会社ビットキー 会社概要

代　表　者： 代表取締役 CEO 江尻 祐樹

　　　　　 　代表取締役 COO 福澤 匡規

　　　　　 　代表取締役 CCO 寳槻 昌則

創　　業    ： 2018年8月1日

資　本　金： 3億4,055万円（2018年12月26日現在　資本準備金を含む）

本社所在地：東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン14F

企業 U R L ：https://bitkey.co.jp/

事 業 概 要 ：

・次世代ID/Keyビットキーの企画・開発・運用

・ビットキーを利用したスマートロックの開発・製造・販売・運用

・ビットキーを利用したサービスプラットフォームの企画・開発・運用