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報道関係者各位
プレスリリース

2019.04.03 11:15
ダイナコムウェア株式会社

アジア最大手のフォントベンダーとしての誇りを胸に、一文字ごとに、形ごとに、意味がある文字という後世に伝えるべく人類共通の財産である素晴らしい文化を未来へと“華”やかに伝えていくダイナコムウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:羅 慧美)は、2019年4月1日(月)に発表された新元号「令和」の合字2パターンをダイナフォント(DynaFont)シリーズ日本語全書体を対応させることをお伝えします。


金剛黒体 新元号「令和」合字 文字見本


▼文字文化を伝えるダイナフォントが、新元号「令和」の合字を日本語全書体に対応

https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=695


ダイナフォントは、明治・大正・昭和・平成といった元号を構成する2文字を全角1文字に入るように圧縮して設計した「合字」に関して新元号である「令和」も対応し、対応書体第1弾として、4月3日(水)にダイナコムウェアフラッグシップフォントであり、新元号にふさわしい新時代のフォント「金剛黒体」6ウェイト(OpenType Standard N版、OpenType Pro 1-6版、OpenType Pro 1-6N版)合計18書体を新元号に先行対応させました。この「金剛黒体」の対応を皮切りに、2019年5月末日までにダイナフォント(DynaFont)シリーズ日本語全書体を新元号に対応させる予定です。


新元号の文字に対応した「金剛黒体」は、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズのオンラインインストーラから金剛黒体をアップデートいただくことで、ご使用いただけます。


また、この度の新元号への日本語書体の対応は、「DynaSmart V」だけでなく、2019年4月19日(金)に発売予定のダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart T」をはじめ、「DynaFont 人名記号外字3 TrueType for Windows」やサーバー用フォントライセンスなどのDynaFontライセンス(使用許諾)製品、外字ソリューション、組込み用フォントの日本語書体も対応させていただきます。


ダイナコムウェアでは、今後ともより良い製品とサービスの向上に努めて参ります。

引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



<ダイナフォント(DynaFont)シリーズ日本語全書体 新元号対応に関する概要>

【ダイナフォント(DynaFont)シリーズ 新元号「令和」合字対応書体】

ダイナフォント(DynaFont)シリーズ日本語書体全書体に新元号「令和」の合字を対応します。

※金剛黒体6ウェイト(OpenType Standard N版、OpenType Pro 1-6版、OpenType Pro 1-6N版)合計18書体を先行対応させていただきました。


【新元号「令和」合字対応フォントフォーマット 】

・TTM(TrueTypeフォント for Macintosh)

・TTW(TrueTypeフォント for Windows)

・OpenType Standard

・OpenType Standard N

・OpenType Pro

・OpenType Pro 1-6

・OpenType Pro 1-6N


【新元号「令和」合字対応書体の提供開始日】

第1弾「金剛黒体」6ウェイト:2019年4月3日(水)

※2019年5月末日までに日本語書体全書体が対応予定となります。


【新元号「令和」合字対応書体のダウンロード方法】

DynaSmartシリーズ:2019年4月3日(水)に「DynaSmart」シリーズのオンラインインストーラから金剛黒体をアップデートいただくことで、ご使用いただけます。


【新元号「令和」合字の出力方法】

新元号「令和」合字は、ユニコード「U+32FF」で出力いただけます。

▼FAQ:新元号「令和」の入力方法について

https://www.dynacw.co.jp/support/support_faq_detail.aspx?qid=542


【新元号「令和」合字対応に関する文字の字形に関して】

文科省が発表している情報を参照しますと、常用漢字表では個々の漢字の字体(文字の骨組み)を、明朝体活字のうちの一種を例に用いて示されており、このことは、これによって筆写の楷書における書き方の習慣を改めようとするものではなく、字体としては同じであっても明朝体活字の形と筆写の楷書の形との間にはいろいろな点で違いがあり、それらは印刷上と手書き上のそれぞれの習慣の相違に基づく表現の差と見るべきものであるという見解がなされています。


上記の見解を要約しますと、手書き文字と印刷文字の形には表し方の習慣に違いがあり、どちらか一方だけが正しいというわけではないということ、また、手書き文字の形は多様であり、その文字としての骨組みが認められるのであれば、細部の違いによって誤りと判断すべきではないということです。


そこで、この度の新元号「令和」の文字に関しては、金剛黒体を含む今後の書体に関しましても、書体元来の字形を採用して設計させていただきます。


【ダイナコムウェアフラッグシップフォント「金剛黒体」の特長】

「金剛黒体」は、伝統的な書道の余白の使い方を参考に、シンメトリーの美しさを融合させています。デジタルフォントとして最適なバランスを追求しながら、落ち着いた雰囲気でデザインすることで、小さな液晶画面でもストレスフリーな読み心地を実現しています。


細部までこだわり抜かれたハイエンドな書体として、6種類の太さ、15種類の多言語、合計108書体数で展開されています。デザインに統一性を持たせることで、さまざまな国や地域のスマートライフに快適な文字環境を提供すると共に、使う人に寄り添うデザインを提供できる書体です。


「金剛黒体」は、2018年度の中華圏向け商品をターゲットとしたデザイン賞「GOLDEN PIN DESIGN AWARD」に選出され、さらに「Best Of Golden Pin Design Award」として34点が選定、その中で今後のデジタルフォントのトレンドとして最高の評価を頂き、「Best Of Golden Pin Design Award」を受賞しています。


▼金剛黒体が2018年度GOLDEN PIN DESIGN AWARDで「ベスト・オブ・ゴールデン・ピン」を受賞の詳細

https://www.dynacw.co.jp/news/news_detail.aspx?s=674


【DynaFont年間ライセンス「DynaSmartシリーズ」】

新元号に対応した「金剛黒体」6ウェイトを含むダイナフォント全書体を使用できる「DynaSmart V」


■「DynaSmart V」の特長

・ダイナフォント全書体が使える

・新元号「令和」対応書体が使える

・多言語フォントを収録

・使用許諾が広く安心してダイナフォントを使用できる

・Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online(DFO)」が使える

・最新書体が随時追加される


印刷物も、Webデザインも、電子書籍も、デジタルコンテンツも、ゲーム&アプリも使える。

Webフォントクラウドサービス「DFO」も、多言語フォントも、ダイナフォント全書体が使える。


▼DynaSmartシリーズ詳細

https://www.dynacw.co.jp/product/product_dynasmart.aspx



【ダイナコムウェア株式会社について】

ダイナコムウェアは、アジア最大手のフォントベンダーとして40ヶ国以上のさまざまな国の言語に対し豊富な実績を持っています。基本書体からデザイン書体までバリエーション豊かな200種類以上の日本語書体や60種類以上の中国語書体(簡体字・繁体字)、また欧文書体、タイ語、アラビア語、ヘブライ語、ビルマ語、韓国語などにおいても各種形式で取り揃えた高品位な書体として世界的に展開しています。フォントデザインを通し生命力のある文字で感情と文化を繋ぎ、伝えていくことを使命としています。


社名  : ダイナコムウェア株式会社

所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-38 いちご九段ビル8F

設立  : 2001年5月31日

資本金 : 12,169,800円

代表者 : 代表取締役 羅 慧美

事業内容: 1.文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守

      2.外字フォント制作、

       外字サーバなどの外字関連製品の開発・販売

      3.多言語フォントの販売

      4.組込み用多言語フォントソリューション

      5.Webフォントクラウドサービス

      6.上記に付帯関連する一切の業務

URL   : http://www.dynacw.co.jp

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