印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2019.03.29 11:00
三井情報株式会社

三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小日山 功、以下 MKI)は、企業や団体などのITインフラを構成する様々な機器が出力するシステムログから必要な情報を高速で検索し、情報セキュリティやコンプライアンスの維持・向上を支援する自社開発のログ検索システム「Smart Log Eyes Type-U」の販売を開始しました。業種を問わず幅広い企業や団体などで利用可能な製品で、MKIは文教、公共分野を中心にインターネットプロバイダやコンテンツプロバイダ等、高水準の情報セキュリティやコンプライアンス管理を求められる業界に向けて販売していきます。


近年セキュリティやコンプライアンス意識の高まりを受け、システム機器の稼働状況や、認証やサーバアクセスの履歴等を記録したシステムログの活用範囲が広がっています。一方で、企業や団体などのITインフラの複雑化やネットワークの広帯域化により出力されるログの量は増加しており、サイバー攻撃の範囲の特定やネットワークセキュリティポリシーに違反した操作の特定等、特に緊急度の高い場面において、膨大な量のシステムログから必要な情報をいかに短時間で見つけ出すかが課題となっています。

かかる状況を受け今回販売を開始する「Smart Log Eyes Type-U」は、MKIが従前よりネットワーク構築の際に提供していた自社開発のログ検索機能を製品化したもので、GPUを用いた並列処理を採用し検索機能のみのシンプルなシステムとすることで、一般的なログ管理システム※1よりも導入費用を抑えつつ高い検索速度を実現しました。システムログは機器毎に違うフォーマットで記録されるため、様々な機器が使用される複雑化した最近のITインフラでは出力されたログをそのまま収集・検索しても適切な結果を得ることができませんが、「Smart Log Eyes Type-U」はログのタグ付け機能により異なるフォーマットで出力されるログの横断検索も可能です。


MKIは大型公共案件等でログ検索の機能を含むネットワークの提案・構築を行ってきた経験を活かし、「Smart Log Eyes Type-U」を活用した企業や団体などの情報セキュリティやコンプライアンスの維持・向上を支援していきます。



■「Smart Log Eyes Type-U」を使ったログ検索のイメージ


※1 ここでは検索機能の他にログの保存やアラート機能等、ログ管理にかかる複数の機能を纏めて提供するシステムを指します。



【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)は、ミッションクリティカルな基幹システムを中心としたSoR(=Systems of Record)とお客様の事業部門と最終消費者との関係強化やビジネスプロセスの革新を実現するSoE(=Systems of Engagement)の両面からお客様の課題解決や事業創造を支援しています。半世紀に渡り培った技術や知見の結実である「KNOWLEDGE」を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」としてMKIは絶え間ない挑戦を続けていきます。
ホームページ : https://www.mki.co.jp/

※三井情報、MKI及びロゴは三井情報株式会社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。


【本製品サービスに関するお問い合わせ先】
三井情報株式会社
社会インフラ第一営業本部
TEL : 03-6376-1116  E-mail : smart-log-dg@mki.co.jp

印刷する