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報道関係者各位
プレスリリース

2019.02.21 14:00
株式会社サイカ

株式会社サイカ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:平尾 喜昭、以下 サイカ)は、オフライン広告(*1)領域における独自の調査・研究レポートの第6弾として「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」を発表いたします。これは、各企業・各商品の年間CM放送回数データを比較し、2017年に比べて2018年のCM放送回数が特に増えた企業・商品をランキングにしたものです。


タイトル画像


【調査結果サマリー】

●2018年に最もCM放送回数を増やした企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」、人材、旅行、買取関連サービスも複数ランクイン


2018年に最もCM放送回数を増やした企業は「ウォルト・ディズニー・ジャパン」で、2017年のCM放送回数からの増加率は+293.4%でした。


また、以下のような領域でサービスを提供する企業が複数ランクインしています。

・人材(リクルートキャリア、パーソルキャリア、ビズリーチ)

・旅行関連(オープンドア、エクスペディアジャパン)

・買取サービス(デファクトスタンダード、BuySell Technologies)


また、上記とは逆にCM放送回数を減らした企業としては、以下のような企業が見られました。(*2)

・「仮想通貨」関連サービス

・ファストファッションブランド

・電機メーカー


●2018年に最もCM放送回数を増やした商品は「アサヒスーパードライ」、他にも「ふるさと納税」関連や一般用医薬品、化粧品などがランクイン


2018年に最もCM放送回数を増やした商品は「アサヒスーパードライ」で、2017年のCM放送回数からの増加率は+594.5%でした。大手飲料メーカーの提供する商品では唯一のラインクインとなりました。


また、商品別ランキングからは以下の傾向もうかがえました。

・「ふるさと納税」関連サービスが複数ランクイン(ふるさとチョイス、さとふる)

・一般用医薬品、化粧品が多数ランクイン


尚、ランキングおよびレポートは下記のURLでも公開中です。

https://xica.net/magellan/column/201902-01/



【ランキング一覧】

◆2018年にCM放送回数が増えた企業TOP30

順位/企業名/前年比

1位 ウォルト・ディズニー・ジャパン +293.4%

2位 スマートニュース +257.7%

3位 リクルートキャリア +241.6%

4位 パーソルキャリア +176.4%

5位 くらコーポレーション +172.8%

6位 全日本空輸 +164.7%

7位 パフォーム・グループ +156.8%

8位 TBCグループ +154.1%

9位 さとふる +150.4%

10位 デファクトスタンダード +143.1%

11位 SKECHERS JAPAN +119.7%

12位 ビズリーチ +118.0%

13位 オープンドア +116.3%

14位 エクスペディアジャパン +115.1%

15位 エモテント +110.5%

16位 イオンモール +108.8%

17位 BuySell Technologies +100.6%

18位 ACジャパン +98.1%

19位 カカオジャパン +97.5%

20位 協和 +97.4%

21位 SMBCモビット +95.6%

22位 ダイキン工業 +92.4%

23位 JXエネルギー +91.6%

24位 シオノギヘルスケア +90.1%

25位 アットホーム +86.4%

26位 日本郵便 +84.2%

27位 日本サンガリアベバレッジカンパニー +82.8%

28位 富士フイルム +81.8%

29位 北海道文化放送 +80.2%

30位 いすゞ自動車 +80.2%


◆2018年にCM放送回数が増えた商品TOP30

順位/企業名/商品名/前年比

1位 アサヒビール アサヒスーパードライ +594.5%

2位 スズキ スペーシア +542.8%

3位 オリエンタルランド 東京ディズニーリゾート +377.4%

4位 Cygames プリンセスコネクト!Re:Dive +351.2%

5位 武田コンシューマーヘルスケア アリナミンEXプラス +327.0%

6位 日本アルコン デイリーズトータルワン +321.5%

7位 龍角散 らくらく服薬ゼリー +321.3%

8位 トラストバンク ふるさとチョイス +301.6%

9位 ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル エンリッチリフトEX +271.2%

10位 P&Gプレステージ SK-II フェイシャル トリートメント エッセンス +267.2%

11位 三井不動産レジデンシャル 企業CM +266.8%

12位 全日本空輸 企業CM +260.1%

13位 スマートニュース スマートニュース +257.7%

14位 富山常備薬グループ ヘルスオイル +256.0%

15位 アットホーム 企業CM +238.0%

16位 ACジャパン 全国キャンペーン・2020年に向け、日本を考えよう +218.8%

17位 大東建託 賃貸経営受託システム +203.1%

18位 アマゾンジャパン amazon +202.9%

19位 パナソニック 次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ +194.1%

20位 リクルートホールディングス ゼクシィ相談カウンター +184.1%

21位 参天製薬 サンテ ボーティエ +182.3%

22位 創味食品 創味シャンタン +179.5%

23位 シオノギヘルスケア パイロンPL顆粒 +173.5%

24位 小林製薬 パーシャルデント +165.1%

25位 リクルートホールディングス SUUMO +159.3%

26位 岸和田グランドホール 岸和田グランドホール +157.8%

27位 パフォーム・グループ DAZN +156.8%

28位 バイエル薬品 エレビット +155.0%

29位 ガンホー・オンライン・エンターテイメント パズル&ドラゴンズ/パズドラレーダー +153.2%

30位 さとふる ふるさと納税「さとふる」 +150.4%



【その他の調査結果】

●全体のCM放送回数は2017年から減少

全体のCM放送回数は、2017年の8,014,597回に対し2018年は7,917,274回と、前年比-1.21%の減少となりました。

電通の調査(*3)によれば、2017年の「テレビメディア広告費」は2016年比99.1%と減少しています。2018年は、広告費の増減は現時点では不明であるものの、テレビCM放送回数においては2017年から減少する結果となりました。


●地域別のCM放送回数は、いずれの地域も2017年から減少、最も減少した地域は札幌

地域別のCM放送回数は、いずれの地域も2017年から減少し、増加した地域はありませんでした。

CM放送回数が最も減少した地域は札幌で、2017年のCM放送回数からの減少率は-3.62%でした。


グラフ_地域別CM放送回数の前年比

https://www.atpress.ne.jp/releases/177727/img_177727_2.png



【調査の概要】

●調査名

2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング


●調査対象期間

(1) 2017年1月1日~2017年12月31日

(2) 2018年1月1日~2018年12月31日


●調査方法

対象期間のCM放送回数を比較し、前年比で2018年CM放送回数の増加率が高い企業・商品をランキングした。


※調査対象

 企業別:対象期間内に1,500回以上CMが放送された企業

 商品別:対象期間内に1,000回以上CMが放送された商品

※調査対象企業数:4,275社

※調査対象商品数:29,092商品

※CM放送回数の総計

 2017年:8,014,597回、2018年:7,917,274回


●留意点

各企業・各商品の放送回数は一定の計算方法により算出されており、個別の企業に対する調査等は一切行っておりません。そのため、このランキングは正確性を保証できるものではありません。本記事の情報を利用された場合に生じる損害について、株式会社サイカは一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。



【本ランキング作成の背景】

テレビCMなどのオフライン広告は、国内で1年間に約5兆円(*4)の費用が使われながらも、効率的な広告出稿や効果測定の手法が確立しておらず、情報も得にくい領域です。

そのような現状に対し、インターネット広告とオフライン広告の統合的な分析を可能にするマーケティングツール「XICA magellan(マゼラン)」を提供するサイカは、オフライン広告領域の実態を明らかにすべく、調査・研究を行っています。

その調査・研究結果の第6弾として、「2018年にテレビCMが増えた企業・商品TOP30ランキング」レポートを作成いたしました。


●株式会社サイカについて http://xica.net/

サイカは、“すべてのデータに示唆を届けすべての人に幸福を届ける”というミッションのもと、2012年の創業以来、統計分析システムの企画・開発・提供分野において急成長を続けているITプロダクト開発企業です。創業当時より「分析のプロ」ではなく「現場のプロ」であるビジネスパーソンをユーザー対象としており、その独自戦略のもとに鍛え上げられた、プロダクトの操作性と直観性が高く評価されてきました。


●XICA magellanについて http://xica.net/magellan/

インターネット広告(リスティング広告、動画広告など)、テレビCM、交通広告など多種多様な広告の効果を統合的に分析し、広告予算の最適な配分案を算出することで、企業の全体最適なマーケティング活動を支援します。2016年9月の販売開始から約1年で、すでに国内の広告宣伝費トップ100企業(*5)の1割の企業で広告分析にマゼランが利用され、高い評価を得ています。



1 オフライン広告とは、インターネットを介さない広告のことで、テレビCM、ラジオ、新聞、雑誌、チラシなどが含まれます。

2 CM放送回数を減らした企業のランキングは、本レポートに掲載しておりません。

3 出典:2017年(平成29年)日本の広告費|株式会社電通|2018年2月22日

 ( http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0222-009476.html )

4 出典:2017年(平成29年)日本の広告費|株式会社電通|2018年2月22日

 ( http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0222-009476.html )

5 出典:「広告宣伝費」が多いトップ300社ランキング|東洋経済オンライン|2017年09月10日

 ( http://toyokeizai.net/articles/-/187757 )

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