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報道関係者各位
プレスリリース

2019.02.12 11:00
フジワラ産業株式会社

水処理装置、各種防災設備・機器および旗の自動掲揚収納装置を開発・販売しているフジワラ産業株式会社(本社:大阪市、代表取締役:藤原 充弘)は、「第38回(平成30年度)優秀発明賞」(主催:公益財団法人日本発明振興協会 関西支部)の、優秀発明賞2件、考案賞1件を1月25日に受賞しました。


横穴式津波避難用装置


「優秀発明賞」は、中堅中小企業並びに個人の優秀な発明を発掘・振興し、広く社会に紹介することを目的に創設されたもので、当社は第37回(平成29年度)に「津波・洪水等の非常事態からの避難装置」で受賞した関西発明大賞に続き、連続しての受賞となりました。当社はかねてより、「100万人の命と財産を守る」方針のもとに防災製品の開発と販売に努めてまいりましたが、これを契機により安全な社会を目指して防災施設・機器の普及に注力してまいります。


今回受賞対象となった発明の概要は次のとおりで、いずれも当社の代表取締役 藤原 充弘の発明によるのです。



■津波避難用施設(優秀発明賞)

自然の地形を利用した横穴式の津波避難施設で、斜面の中腹に出入り口を設けた避難空間と、空間内部から崖地の上方に換気装置と脱出用の出入り口を設けています。また、内部には救出されるまでの期間生活できるように備蓄設備などを備えることができます。



■火山用避難シェルター(優秀発明賞)

多くの方々の命を奪い大災害をもたらした平成26年の御嶽山の噴火を契機に開発した火山噴火時の緊急避難用シェルターです。高速度で来襲する噴石、高熱や有毒ガスなど火山特有の厳しい条件にも耐えられるよう設計されています。現在活発な火山活動を続けている鹿児島県の薩摩硫黄島に設置され、観光客や地元住民の方々の安全を守っています。



■歩道橋型津波避難施設(考案賞)

東日本大震災では、歩道橋の上に避難して津波から命を守ったという報告が少なくありませんでした。この情報をもとに、歩道橋を津波・洪水からの有力な避難スペースとして活用する「津波・洪水避難ステージ付歩道橋」を開発しました。

海岸沿いの歩道橋に強度を持たせ、新たな土地を準備することなく避難スペースを確保することができ、歩行者や近隣の住民、自動車運転者などが容易に避難できます。



【本件に関する連絡・問合せ先】

フジワラ産業株式会社 防災担当

TEL : 06-6588-3388

FAX : 06-6588-1177

Email: info@fj-i.co.jp



【会社概要】

社名  : フジワラ産業株式会社

代表者 : 代表取締役 藤原 充弘

所在地 : 大阪市西区境川1丁目4番5号

設立  : 1980年7月

資本金 : 3,000万円

従業員数: 44名

URL   : http://www.fj-i.co.jp/

E-mail : info@fj-i.co.jp



【主要製品】

水処理装置 :上水・下水処理場向けモノレール式汚泥かき寄せ装置。

       「フジフロート」スカム除去装置、他

防災設備機器:津波避難タワー、垂直起立式可動ゲート、

       「安心防災ベッド枠」、「各種防災シェルター」など

旗掲揚装置 :旗自動掲揚収納装置「旗ロボ」、家庭用旗掲揚セット、

       領域明示用標識

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