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報道関係者各位
プレスリリース

2018.11.27 11:00
学校法人明治大学広報課

明治大学科学技術研究所は12月8日(土)に2018年度第2回明治大学科学技術研究所公開講演会「多死時代におけるお墓のかたち」を生田キャンパスで開催いたします。

◇ 講演の背景    

死亡者数は年々増加し、ピークを迎える2040年には年間168万人に達すると推計され、私たちは多死時代を迎えようとしています。このような社会状況下で、都市近郊においては墓地不足と無縁墓の急増という相反する問題が生じる一方、地方では墓仕舞いの増加によるトラブルや墓石の不法投棄といった深刻な問題が生じています。日本の墓地のあり方は、根本的に見直すべき時期に来ているといえるでしょう。

◇ 講演内容について    

本講演では、墓地の永続的循環利用を可能にするシステムをもとめて世界中の墓地を取材してきた明治大学の菅野博貢准教授、追悼碑や記念碑をデザイン面から研究しているランドスケープデザイン・アーキテクトの柳原博史氏、そして、日本のガーデンデザインの草分け的存在であるココ・プランニング代表取締役会長の中本隆久氏に、研究と実践の両方の立場からご講演いただきます。

■2018年度第2回明治大学科学技術研究所 公開講演会「多死時代におけるお墓のかたち」

開催日時:2018年12月8日(土)13:00~16:00 【開場12:30】 申込不要・聴講無料

会場:明治大学 生田キャンパス 中央校舎6階メディアホール(〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1)

講演内容

講演(1)『多死時代、日本の現状と今後の墓地のあり方 ‐世界の趨勢との比較』

菅野 博貢(明治大学農学部 准教授)

講演(2)『記念碑、追悼碑のデザイン ‐世界と日本の比較』

柳原 博史(株式会社マインドスケープ代表取締役)

講演(3)『私とガーデニング墓地の歩み』

中本 隆久(株式会社ココ・プランニング会長)

コーディネータ・司会 菅野 博貢(明治大学農学部 准教授)

主催:明治大学科学技術研究所

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