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報道関係者各位
プレスリリース

2018.10.23 12:30
NBA


2018年10月16日(アメリカ、ニューヨーク現地時間)ーNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の開幕ロスターに、リーグ記録に並ぶ42の国と地域から108人の海外出身選手が登録されました。5年連続で開幕ロスターの海外出身選手登録が100人を超え、全30チームで海外出身選手の登録がありました。

 

海外出身選手登録数の最多記録は113人、選手の出身国と地域数の最多記録は42で、2016-17シーズンと2017-18シーズンに記録されたものです。  

 

海外選手の出身で最も多かったのはカナダの11名。続いて、オーストラリアの最多記録更新となる9人、フランスの9人、スペインの7人、ドイツの最多記録更新となる6人、クロアチア、セルビア、トルコはそれぞれ5人です。開幕ロスターには欧州出身選手が65人登録され、こちらもリーグ記録となりました。 

 

ダラス・マーベリックスにはリーグ最多となる7人の海外出身選手が登録されました。続いてユタ・ジャズとロサンゼルス・クリッパーズに6人、ボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックス、オクラホマシティ・サンダー、フィラデルフィア・76ers、サンアントニオ・スパーズにそれぞれ5人が登録されています。 

 

NBAの73シーズン目となる今シーズンは10月16日(現地時間)に開幕しました。開幕戦ではボストン・セルティックスとフィラデルフィア・76ersが昨シーズンのイースタン・カンファレンス・ファイナルの再戦を繰り広げました。そして2試合目ではオクラホマシティ・サンダーが連覇中のNBAチャンピオン、ゴールデンステイト・ウォリアーズに挑みました。  

 

10月17日(現地時間)には、2018年の全体1位指名であるディアンドレ・エイトン(バハマ)を擁するフェニックス・サンズと2018年の全体3位指名のルカ・ドンチッチ(スロベニア)を擁するダラス・マーベリックスが対戦しました。同試合ではサンズの新ヘッドコーチで、NBA初の海外生まれのコーチであり、スロベニア代表でドンチッチの元コーチを務めるイゴール・ココシュコフHCがレギュラーシーズンデビューを果たしました。

 

さらに、バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)に参加したことのある26人の選手が開幕ロスターに登録され、リーグ記録となりました。その中には、ジョエル・エンビード(76ers|カメルーン|BWBアフリカ2011)、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ|カナダ|BWBグローバル2015)、ダリオ・シャリッチ(76ers|クロアチア|BWBヨーロッパ2010)、エイトン(BWBグローバル2016)らが含まれています。BWBはNBAとFIBAが共同で開催している国際的なバスケットボールの育成とコミュニティ活動を目的としたプログラムであり、2001年以降55人以上もの選手がドラフトやフリーエージェントとしてNBA入りを果たしています。

 

2018-19シーズンの開幕ロスター入りをした108人の海外出身選手に加え、5か国から6人の海外出身選手が2ウェイ契約を結んでいます。昨シーズンから導入された2ウェイ契約では、各チームは2人まで契約可能です。2ウェイ契約を交わした選手は、NBA  Gリーグを主体としながらも、最大45日間まで契約したNBAチームと帯同することができます。 

 

その他、海外出身選手に関する注目ポイントは以下の通りです。

 

・開幕ロスター入りした海外出身選手の内、以下の11人がNBAオールスターに出場したことがあります。ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス|ギリシャ)、ルオル・デン(ミネソタ・ティンバーウルブズ|南スーダン)、ゴラン・ドラギッチ(マイアミ・ヒート|スロベニア)、エンビード、アル・ホーフォード(セルティックス|ドミニカ共和国)、マルク・ガソル(メンフィス・グリズリーズ|スペイン)、パウ・ガソル(スパーズ|スペイン)、カイリー・アービング(セルティックス|オーストラリア)、ダーク・ノビツキー(マーベリックス|ドイツ)、トニー・パーカー(シャーロット・ホーネッツ|フランス)、クリスタプス・ポルジンギス(ニックス|ラトビア)。


・ダーク・ノビツキーは1チームで過ごしたシーズン数がNBA記録となる21シーズン目を迎えました。これまでの記録はダーク・ノビツキーとコービー・ブライアントがロサンゼルス・レイカーズで在籍した20シーズンでした。“現役21シーズン目”もNBAタイ記録であり、ロバート・パリッシュ、ケビン・ウィリス、ケビン・ガーネットの仲間入りを果たしました。さらにアトランタ・ホークスのビンス・カーターも同じく21シーズン目を迎えました。


・NBA.comによる調査 「NBA.com  2018-19 GM Survey」によれば、球団を一から作り上げる際に最も欲しい選手としてヤニス・アデトクンボが1位に選ばれました。そしてジャマール・マレーが最もブレイクしそうな選手として1位に選ばれています。


・パウ・ガソルはあと10得点でデイビッド・ロビンソン(20,790得点)を抜き去り、リーグ歴代最多得点ランキングで38位に、あと95得点でボブ・ペティット(20,880得点)を抜き去り、歴代37位に上昇します。 ※2018年10月19日現在


・トニー・パーカーはあと298得点でボブ・レイニアー(19,248得点)を抜き去り、リーグ歴代最多得点ランキングで50位に上昇します。※2018年10月19日現在


・渡邊雄太(グリズリーズの2ウェイ契約選手)|NBAグローバルキャンプ2018)は2004-5にサンズでプレーした田臥勇太以来2人目の日本人NBA選手になることが期待されています。


・2018-19シーズンの開幕ロスター入りした海外選手一覧

・2018-19シーズンの海外2ウェイ契約選手

※添付資料をご確認ください


NBA(National  Basketball Association)について

NBAは、ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(NBA)、ウィメンズ・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション(WNBA)、NBA Gリーグ(NBA G League)の3つのプロスポーツリーグから構成されるグローバルなスポーツとメディアのビジネス団体です。リーグは世界215の国と地域、49言語で試合や関連番組を放送、NBA関連商品は6大陸100の国と地域にある125,000以上の店舗で展開されています。2016-17シーズン開幕時のロスターには41の国と地域から113名のインターナショナルプレイヤーが名を連ねています。デジタル領域では、NBA  TV、NBA.com、NBA App、NBA  LEAGUE PASSを展開しています。また、NBAは世界有数のソーシャルメディアのコミュニティを形成しており、リーグ・チーム・選手の「いいね!(like)」とフォロワー数は、世界中で13億以上を数えます。NBA Caresを通してリーグは、国際的に認められた協力団体と共に、教育や青少年、家庭環境の発達、そして健康医療問題など、重要な社会問題の解決に向けた活動を行っております。


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