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報道関係者各位
プレスリリース

2018.06.22 11:00
エクイニクス・ジャパン株式会社

米国カリフォルニア州レッドウッドシティおよびシドニー(オーストラリア)- インターコネクションおよびデータセンターをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq:EQIX)は本日、シンガポールのInternational Business Exchange(TM) (IBX(R))データセンターおよびオーストラリアの6都市圏においてVocus社が所有するAustralia Singapore Cable(ASC)にアクセス可能となることを発表いたしました。オーストラリアの接続拠点(Point of Presence、以降 PoP)には、既に発表されているパースのケーブルランディングステーション(CLS)、そしてシドニーおよびメルボルンのPoPを含みます。


20180614 Vocus-Network-ASC-Highlight-World-Map


シンガポールの経済成長が加速し、アジアの貿易、物流、そして製造のハブとして機能するようになり、オーストラリアとシンガポールの間のビジネスは急速に発展しています※1 。アジアとオーストラリアを結ぶ初の40Tbps海底ケーブルシステムであるASCは、企業に対し、両地域間で増大するデータ消費に低遅延と低コストで対応する能力をもたらします。


本日の発表により、ASCはシンガポール、シドニー、メルボルン、キャンベラ、アデレード、ブリスベンにおけるエクイニクスの設備にさらなるPoPを追加することとなります。パースのCLSと合わせ、本アクセス拡張により、エクイニクスはオーストラリア-東南アジア間におけるインターコネクションおよびネットワーク容量への顧客からの需要に対応可能となります。



■発表の主なポイント:

・ASCは、2019年度第1四半期に完成、運用開始が予定されている、シンガポールとオーストラリアを結ぶ4,600キロメートルの海底ケーブルです。西オーストラリアから東南アジアへの新しい経路と容量の追加により、オーストラリアのインターネット環境はより快適なものとなります。


・シンガポールとオーストラリアにおけるASCへのダイレクト接続を確保することにより、エクイニクスは、お客様に対してオーストラリア-東南アジア間における優れた接続性とビジネス拡大の可能性を提供します。お客様は、275社を超えるクラウドプロバイダーと、多数のサービスプロバイダーおよびビジネスパートナーとのダイレクト且つプライベートな接続を通じて、グローバルの市場やエコシステムとの相互接続のメリットを活用できます。


・オーストラリアの6大都市(シドニー、メルボルン、パース、キャンベラ、アデレード、ブリスベン)を接続するASCケーブルは、お客様が155以上のネットワークを即座に利用し、地域間でのビジネスを展開することを可能にします。


・グローバルデータトラフィックは2021年には3.3ゼタバイトに達するものと見込まれています※2。クラウドサービスプロバイダー、ネットワークサービスプロバイダー、コンテンツプロバイダー、企業がリアルタイムでのデータ送受信をグローバル規模で活発に行う中で、ほぼすべてのデータが海底ケーブルを通過することになります。エクイニクスは、海底ケーブルに対して急速に高まるニーズに、データセンター設計、パートナーシップ、M&Aを通じて対応していきます。


・現在の時点でエクイニクスが関与し、既に公式発表されている海底ケーブルプロジェクトは以下を含みます。

SSCN(カリフォルニアーシドニー)、AEConnect-1(ニューヨークーロンドン)、Hibernia Express(ニューヨークーロンドン)、C-Lion1(ドイツーフィンランド)、Trident(オーストラリアーインドネシアーシンガポール)、Globenet(フロリダーブラジル)、Asia Pacific Gateway(中国ー香港ー日本ー韓国ーマレーシアー台湾ータイーベトナムーシンガポール)、Hawaiki Cable(米国ーオーストラリアーニュージーランド)、Gulf Bridge International Cable System(中東ー欧州)、FASTER(米国西海岸ー日本)、Seabras-1(ニューヨークーサンパウロ)、Monet(フロリダーブラジル)、Eastern Light(北欧地域)、MAREA(米国東海岸ースペイン)、BRUSA(米国東海岸ーブラジル)、および本発表の新規プロジェクトであるASC(オーストラリアーシンガポール)。


・本ASCの接続拡大は、エクイニクスのMetronode買収完了に続くものです。エクイニクスは同社買収により、パース、キャンベラ、アデレード、ブリスベンの4つの都市に新たにデータセンターを拡大し、シドニーとメルボルンに設備を追加しました。



■コメント

・Vocus社、CEO、ケビン・ラッセル(Kevin Russel)氏

「エクイニクスがオーストラリアとシンガポールの9つのサイトにダイレクト接続することで、ASCケーブルのリーチと可用性を拡大することを嬉しく思います。Vocusの地球ネットワークの広範なリーチは、オーストラリアとニュージーランドに加え、新たにアジアにも達するようになります。エクイニクスの充実したインターコネクションエコシステムとVocus社の広範なネットワークを組み合わせることで、お客様に対し、シンガポールからオーストラリアの主要都市における全てのパートナーへの、使いやすくて低コストなアクセスを提供します」


・エクイニクス オーストラリア、マネージングディレクター、ジェレミー・ドイチュ(Jeremy Deutsch)

「お客様が各都市圏でASCに接続できるようになったことをとても喜ばしく思っています。これにより、オーストラリアのお客様は東南アジアの企業とビジネスを行うに際し、低コストと低遅延というメリットを享受できます」



■関連資料

・エクイニクスオーストラリアのデータセンター[Webサイト]

https://www.equinix.co.jp/locations/australia-colocation/australia-data-centers/


・エクイニクスのシドニーキャンパス[ビデオ]

https://www.equinix.co.jp/resources/videos/sydney-campus/


・Australia Singapore Cable[Webサイト]

https://australiasingaporecable.com/


・Equinix Closes Metronode Acquisition to Become Market Leader in Australia(エクイニクス、Metronodeの買収完了によりオーストラリアの市場リーダーとなる)[英文プレスリリース]

https://www.equinix.co.jp/newsroom/press-releases/pr/123613/equinix-closes-metronode-acquisition-to-become-market-leader-in-australia/


※1 https://www.austrade.gov.au/Australian/Export/Export-markets/Countries/Singapore/Doing-business


※2 https://www.cisco.com/c/ja_jp/solutions/collateral/service-provider/visual-networking-index-vni/vni-hyperconnectivity-wp.html?dtid=osscdc000334



■エクイニクスについて

Equinix, Inc.(Nasdaq:EQIX)は、世界で最も相互接続密度の高いデータセンターにおいて、世界中のトップ企業をそのお客様、従業員、パートナーに接続しています。現在、世界52都市、5大陸に渡って企業が新たな機会を創出し、ビジネス、IT、クラウド戦略を加速するための場所を提供しています。

https://www.equinix.co.jp/



■将来の見通しに関する記述について

本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要お客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。

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