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報道関係者各位
プレスリリース

2018.05.15 15:00
株式会社ケアネット

株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤井 勝博、URL: http://www.carenet.co.jp 、以下「ケアネット」)は、株式会社メディカルインキュベータジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:桂 淳、以下「MIJ」)とヘルスケア領域のベンチャー企業への積極的な投資を目的に業務提携契約を締結しました。また、協業を円滑に推進するため、2018年5月15日付で代表取締役会長の大野 元泰がMIJの取締役会長に就任します。


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ヘルスケア産業を取り巻く環境は、技術の著しい進歩により急速に変化しています。遺伝子治療や再生医療などの先進バイオ技術に基づく治療を提供するベンチャー企業、AI(人工知能)やICT(情報通信技術)などの情報技術を活用した新しい診断・管理サービスを提供するベンチャー企業などが、国内外から次々と日本のヘルスケア市場への参入を続けています。

ケアネットは、このような環境変化に対応し更なる成長を実現するため、ヘルスケアに関して革新的な医薬品や医療機器などの製品、技術、サービスを有するベンチャー企業に対するインキュベーション事業を開始します。具体的には、先進医薬、先進医療機器への投資事業と、日本市場での効率的な臨床開発、上市成功をワンストップで支援する事業の展開を目指すMIJとの業務提携を通じて、個々のベンチャー企業に実効性の高い支援を行います。


MIJはケアネットの筆頭株主であるケアネット・イノベーション投資事業有限責任組合(以下「CNIファンド」)の運営を、6月目処に引き継ぐ旨、現運営者の株式会社ミレニアムパートナーズと合意しており、CNIファンドとして従来からのケアネットへの投資に加えて、今後は革新的な技術等を持ったベンチャー企業へも積極的に投資を行っていく方針を取ることとなりました。ケアネットは、資本業務提携を通じて、これまでに構築してきたCNIファンドとの協力体制をより強固なものにしつつ、今回提携しましたMIJを含めた3社間で戦略的パートナーシップを築き、ヘルスケア領域のベンチャー企業に対する投資を積極的に行っていくこととなります。また、投資するベンチャー企業に対しては、ケアネットが持つ14万人の医師会員やMIJのヘルスケア領域のベンチャー企業へのインキュベーションに関するノウハウ等を活用し、短期間での成長を支援いたします。


今回のMIJとの業務提携と3社間での協力体制の構築を通じ、ケアネットはヘルスケア領域のベンチャー企業の新たなアイデアや技術といった最新情報へのアクセスができるようになります。加えて、有望なベンチャー企業とは協業・連携を行います。これらを活用して、ケアネットは新規事業の創出や革新的なサービスの開発を進め、成長を加速させていきたいと考えております。



■メディカルインキュベータジャパンについて

名称    :株式会社メディカルインキュベータジャパン

代表者   :代表取締役社長 桂 淳

所在地   :東京都港区北青山

設立    :2018年5月

資本金   :5,000万円

主な事業内容:先進医薬、先進医療機器への投資を目的とした投資ファンドの運営、

       日本市場での効率的な上市成功を支援するインキュベータ事業など



■桂 淳氏について

1983年、アイシーアイファーマLtd(現アストラゼネカ株式会社)入社

2005年、アストラゼネカ株式会社取締役執行役員・オンコロジー事業本部長就任、英国本社にてグローバルシニアディレクターを経て、2018年より現職



■ケアネットについて

名称    :株式会社ケアネット

代表者   :代表取締役社長 藤井 勝博

所在地   :東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル

設立    :1996年7月

資本金   :6億2,700万円

主な事業内容:製薬企業向けの医薬営業支援サービス、

       医師・医療従事者向けの医療コンテンツサービス など


ケアネットは、医師・医療従事者に実践的で役立つ情報をインターネットで提供する会員制ポータルサイト「CareNet.com(ケアネット・ドットコム)」を運営し、14万人を超える医師会員を有しております。この医師会員を源泉に、日本国内において製薬企業の営業・マーケティング活動をサポートするサービスを提供しております。



■今後の見通し

今回の業務提携に伴う当期の業績に及ぼす影響については、軽微と見込まれております。今後、当社業績に開示すべき重要な影響が見込まれると判断した場合には、速やかに開示をいたします。

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