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報道関係者各位
プレスリリース

2018.04.09 14:15
学校法人明治大学広報課

明治大学史資料センター、明治大学図書館、四国中央市教育委員会、暁雨館(四国中央市)共同事業として、4月29日(日)~5月15日(火)の日程で特別展示「反戦・平等論者 校友安藤正楽と明治法律学校」を開催いたします。4月29日には、展示と連動した同名講演会・シンポジウムも開催いたします。

 

安藤正楽(あんどう・せいがく1866-1953)は、明治法律学校(現明治大学)で国際法を学び、のち愛媛県宇摩郡(現四国中央市)を拠点として、当時一級の知識人や芸術家と交流を深めながら反戦・平等を訴えた文人思想家・歴史家です。1907年(明治40)建立の日露戦争戦役記念碑撰文に、正楽は戦争の過ちを批判して「忠君愛国の四字を滅するにあり」と寄せました。その碑文は問題視されて全体が削り取られ、現在も「顔のない碑」として残されています。


展示・講演会では、正楽の貴重な論考や書画を通して、その思想の淵源を辿るとともに、正楽が学んだ明治法律学校とその時代を紹介し、正楽の訴えた反戦・平等思想の現代的意義について考えます。  


特別展示 反戦・平等論者 校友安藤正楽と明治法律学校

会期2018年4月29日(日)~5月15日(火)
会場明治大学 駿河台キャンパス 明治大学中央図書館1階ギャラリー 
月~金 8:30-22:00/土 8:30-19:00/日・祝  10:00-17:00
ただし、4月30日(月)~ 5月5日(土)は10:00~17:00  
入場料無料
主催明治大学史資料センター 明治大学図書館 四国中央市教育委員会 暁雨館


講演会・シンポジウム 反戦・平等論者 校友安藤正楽と明治法律学校

日時2018年4月29日(日) 13時00分~15時30分
会場明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー7階 1075教室
内容講演1 山泉 進(前明治大学史資料センター所長・元法学部教授)
               安藤正楽の反戦思想
講演2 村上一博(明治大学史資料センター所長・法学部長)
               安藤正楽が学んだ明治法律学校とその周辺
シンポジウム 玉井崇夫(元明治大学文学部教授)×山泉進×村上一博
           安藤正楽再考  
その他定員50名(無料。先着順。要予約)。
※電話またはE-mailにて以下明治大学史資料センターまでご連絡ください  


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