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報道関係者各位
プレスリリース

2018.04.17 11:00
ジョンソン株式会社

 ジョンソン株式会社(本社:横浜市/社長:鷲津雅広)は、「お風呂掃除のストレス値を可視化する実証実験」を実施し、2018年4月17日(火)に検証動画を公開しました。


汚れ別のストレス値推移


【リリースポイント】

・4月は1年の中でストレスが高い時期。ストレス要因は、4人に1人が「家事」と回答。中でもお風呂掃除がトップに

・実証実験でお風呂掃除のストレス要因を検証。実験の結果、ストレス要因はぶり返し汚れ「石鹸カス」と判明

・ストレス要因であった石鹸カスの認知度は15%と、黒カビ(74%)、ピンク汚れ(61%)と比べて低い結果に

・お掃除のプロ高橋ゆき氏に聞く、石鹸カスの落とし方



■4月は1年の中でストレスが高い時期。ストレス要因は、4人に1人が「家事」と回答。中でもお風呂掃除がトップに

 30-40代女性441名にストレスに関するアンケートを行った結果、「ストレスを感じる時期」については、4月が16.8%と最も高い数値となりました。

 また、ストレスの要因を調査したところ、プライベートでは約4人に1人となる26.8%が「家事に関すること」と回答。さらに、既婚の女性(277人)に限定すると、プライベート・仕事に関係なく「家事に関すること」が2位の「夫婦・パートナーとの人間関係」に5ポイント以上差をつけて32.5%と最大となりました。

 プライベートでのストレス要因である「家事」ですが、中でも嫌いな家事としては、料理(35.8%)や掃除機をかける(33.8%)、洗濯(24.0%)を抑え、半数に近い49.4%もの人が「お風呂掃除」と回答しています。※1

 ※1 ストレスに関するインターネット調査(2018年、調査機関ファストアスク利用)



■実証実験でお風呂掃除のストレス要因を検証。実験の結果、ストレス要因はぶり返し汚れ「石鹸カス」と判明

 プライベートのストレスの中で最大の要因となっている「お風呂掃除」。そのお風呂掃除におけるストレス要因が何かを検証するため、30-40代女性約100名を対象に脳波による実証実験を実施しました。

 今回の実験では、お風呂掃除の代表的な汚れとも言える「黒カビ」「ピンク汚れ」と「石鹸カス」の3種類の汚れにフォーカスし、それぞれの汚れを落とすお掃除動画をみてもらいました。脳波測定ツールとして「感性アナライザ」を使用し、掃除前から掃除後にかけて脳波を測定することで、汚れごとのストレスを可視化します。


 「黒カビ」「ピンク汚れ」は掃除をするときれいになり、掃除後のストレスは下がっていきます。対して「石鹸カス」に関しては、掃除をして汚れが一瞬落ちたと思うが、実際には落ちておらず、掃除後も汚れが残る「ぶり返し汚れ」によってストレス値が上がっていくという違いがありました。

 実証実験では、モニターの方から「石鹸カス汚れは、乾かしたらまた浮んできて残念だった。」といったコメントもあり、今回の実証実験を監修いただいた満倉教授にも検証結果を確認いただき、「石鹸カスのようなぶり返し汚れはストレスの要因である。」といったコメントを頂きました。


<監修者プロフィール>

満倉 靖恵(みつくら やすえ)

慶應義塾大学 理工学部システムデザイン工学科 教授

信号処理、機械学習、パターン認識、人工知能、統計処理などの技術を用いて生体信号や音声、画像から必要な情報を抽出する研究に従事。現在は、脳波と画像を中心に、産学連携、医工連携に注力し、研究推進を行う。


【実証実験モニターの定性コメント(抜粋)】

・石鹸カスは、乾かしたらまた浮んできて残念だった。なぜ消えないのか?(35~39歳、女性)

・石鹸カスの掃除は自分でも落ちなかった経験があった為、やはりきれいに落とすのは難しいのだと思った。

(30~34歳、女性)

・石鹸カスについて、我が家はタイルが白なので、気づいていなかったのかと、これも不安になりました。

(35~39歳、女性)

・石鹸カスが、乾燥させてもまた出てきた事が気になった。落とす方法はないのだろうか。(30~34歳、女性)

・石鹸カスは、洗剤を使用することでシャワーで流した直後は落ちたように見えていたが、乾燥後は石鹸カスが浮かびあがっていたので、掃除がムダに思えた。(35~39歳、女性)



■お掃除のプロ高橋ゆき氏に聞いた石鹸カスの落とし方とは

 実証実験から石鹸カスのぶり返し汚れがストレスの要因になることがわかりましたが、3種類の汚れの認知度を聞いたところ、黒カビ(74%)、ピンク汚れ(61%)に対し、石鹸カスの認知度は15%と最も低い結果に。※2 石鹸カスは認知度が低く、その対処法もこれまで明確になっていませんでした。そこで今回、ストレス要因となる石鹸カスとは何か、その対処法について、家事研究家の高橋ゆき氏からコメントを頂きました。


【高橋ゆき氏コメント】

 プラスチック素材でできたお風呂のいすや風呂床などについている白いざらざらした汚れは「石鹸カス」と呼ばれています。石鹸カスは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが皮脂や石鹸に含まれる脂肪酸と一緒になってできたもので、通常の浴室用洗剤では落ちにくく、掃除した直後は落ちたように思っても、乾くとぶり返してしまいます。

石鹸カスをきちんと落とすためには、石鹸カスの掃除に特化した洗剤を使うのがオススメです。

毎日使えば、石鹸カスのないきれいなお風呂になります。


Q. お風呂のいす以外にも石鹸カスができやすい場所があれば教えてください。

ドアの内側(特に下半分)、壁(特に腰から下の箇所)


Q. お風呂に石鹸カスができると衛生上問題はあるのでしょうか?

石鹸カスによって水や汚れが流しきれなくなってしまうため、そこに雑菌などが付着しやすくなります。そのため、石鹸カスを放っておくと、雑菌などの温床になるので非常に不衛生です。

 ※2 実証実験モニター107人を対象としたアンケート調査を実施(インテージ社調べ)


<高橋氏プロフィール>

高橋 ゆき(たかはし ゆき)

株式会社ベアーズ取締役副社長

家事研究家、家事大学学長



■お風呂汚れのストレス値を可視化する検証動画を公開!

 今回実施した「お風呂掃除のストレス値を可視化する実証実験」 の様子を動画にまとめています。

 検証では、お風呂の代表的な汚れとも言える「黒カビ」「ピンク汚れ」と「石鹸カス」の3種類の汚れにフォーカスし、それぞれのお掃除動画をみてもらいました。脳波測定ツールとして「感性アナライザ」を使用し、掃除前から掃除後にかけて脳波を測定。検証動画の中で、3種類の汚れのストレスに関して満倉教授が解説しています。


<お風呂掃除のストレス値可視化に関する検証動画>

 ウェブサイトURL: https://youtu.be/_EdmxMveRxY


◆動画と動画キャプチャ素材をご用意しております。以下URLよりダウンロードしてお使いください。

※下記以外の動画キャプチャは素材としてご利用されない様お願い申し上げます。

ダウンロードURL: http://www.aur02.com/release/180417_johnson_release_movie.zip



■調査概要について

調査方法   : インターネットリサーチ

実施期間   : 2018年3月12日(月)~2018年3月21日(水)

調査対象者属性: 30-40代女性

調査対象居住地: 全国

回答数    : 441名


調査方法   : CTL(セントラル・ロケーション・テスト)

実施期間   : 2018年3月20日(火)~2018年3月21日(水)

調査対象者属性: 30-40代女性

調査対象居住地: 東京、千葉、神奈川、埼玉

回答数    : 107名



■ジョンソン株式会社について

 ジョンソン株式会社( http://www.johnson.co.jp/ )は、住居用洗剤・消臭芳香剤・殺虫剤・食品保存用品などの世界的メーカーである S.C. Johnson and Son, Inc.(米国ウイスコンシン州ラシーン、 http://www.scjohnson.com/ )の関連会社として、1962年に創業いたしました。日本市場で得た経験と、グローバル企業の強みを生かし、日本の市場と消費者から信頼を得られる革新的な製品の導入に注力しています。代表的なブランドとしては、カビ取り剤「カビキラー」、住居用クリーナー「スクラビングバブル」、消臭芳香剤「グレード」、排水パイプクリーナー「パイプユニッシュ」、風呂釜洗浄剤「ジャバ」、虫よけ剤「スキンガード」、台所用廃油処理剤「テンプル」、シューケア製品「KIWI」などがあります。

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