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報道関係者各位
プレスリリース

2017.12.20 10:15
株式会社iThings研究所

株式会社iThings研究所(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松岡 秀紀)は、Apple社が提供する最新Apple TVで動作する新しいタイプのハイブリッド電子黒板アプリ「iThings teachers TV/iThings Remote」シリーズに新たに、macOSで動作する「iThings Remote for Mac」を開発し、2017年12月20日より無償で提供を開始いたしました。


Webサイト: http://www.ithings-lab.co.jp/ithingstv


図1



【従来の電子黒板を超えた性能】

従来の電子黒板は、専用の機器とマウスやタッチなどの操作が必要でしたが、iThings teachers TVは、Apple TVにApp Storeからアプリをダウンロードするだけで、すべての機能が無償で利用でき、Apple TVに付属のSiriリモコンで操作が可能です。さらには、iPad/iPhoneで動作するiThings Remoteを使用することにより、Siriを使った音声でコントロールすることができます。これにより、先生は音声で電子黒板をコントロールでき、特別な操作なしにICTを使用することが可能となります。


今回、macOSで動作するiThings Remoteが新しく加わり、Apple TVと組み合わせてハイブリッド電子黒板として利用可能です。今後は、利用されるユーザの声を速やかに反映して、より使いやすい新しいタイプの電子黒板アプリとして成長させていく計画です。

https://www.atpress.ne.jp/releases/145761/img_145761_1.png



【Mac単体でも使用可能な無償電子黒板へ】

Apple TVが用意されていない環境では、HDMIなどの外部出力ケーブルなどを使用して、電子黒板アプリとして使用可能です。教材データはiCloudを使用してiPad/iPhone/Apple TVと共有されています。

https://www.atpress.ne.jp/releases/145761/img_145761_2.png



【複数のApple TVの同時表示可能】

iThings Remoteから複数のApple TVに接続して表示することができます。大教室やサテライト教室などに複数のApple TVとモニターを設置した環境で使用可能です。Apple TVとの接続は、Wi-FiまたはBluetoothで接続可能です。Bluetooth接続には近距離でないと動作しません。また、最大7台のApple TVと同時表示することができます。

https://www.atpress.ne.jp/releases/145761/img_145761_3.png



【iThings teachers TV/iThings Remoteの特長】

●新機能<新たにmacOSプラットフォームをサポート>

macOSを新たにサポートすることにより、使用環境がより広がり、より使いやすいハイブリッド電子黒板を提供することが可能となりました。


●新機能<複数Apple TV同時表示サポート>

iThings Remoteの高速Bluetooth接続(Peer-to-Peer)を使用して複数台にApple TV同時に接続することができます。これにより、同時に複数のApple TVを使用した環境をワイヤレスで簡単に構築できます。

*高速Bluetooth接続(Peer-to-Peer)では、Wi-Fiが利用可能の場合にはWi-Fiが使用される仕組みとなっています。


●新機能<iPadでドラッグ&ドロップをサポート>

iThings Remote for iPadでの教材登録画面でiOS 11 iPadから、新しくサポートされたドラッグ&ドロップ機能に対応しています。ファイルからのPDFや画像/ビデオファイルをドロップで登録することができます。

また、Safariで開いているYouTubeのURLをドロップすると、リンクとして登録することができます。



【主な機能】

<Siriの音声操作をサポート>

iThings teachers TVとiThings Remoteを合わせて使用することで、先生(講師)は音声で教材のページの移動やコントロールを行うことが可能となりました。より授業に集中して操作することができます。


<iThings Remote+Apple TV第3世代のサポート>

iThings Remoteでは、iPad/iPhoneとApple TV第3世代と組み合わせても使用可能に拡張されました。Apple TVへ表示されるのは、教材のみで手元資料などは、Apple TV側には表示されません。

Apple TV第3世代のサポートにより、現在利用されている多くの環境で使用可能になりました。

ただし、Apple TV第3世代は表示ディスプレイとしてのみ利用可能でリモコンで教材のコントロール操作することはできません。


<教材へのメモの保管>

iThings Remote 1.1.0では、教材に予めメモを記載して保管することができます。教材をApple TVで表示する場合には、教材と予め保管されているメモも合わせて表示されます。

オリジナルの教材に加えて、要点解説など付け加えて教材を使用することが可能となりました。


<無償ですべての機能が利用可能>

iThings teachers TV/iThings Remoteは使用許諾に指定された範囲内で、すべての機能が無償でご利用いただけます。各ソフトウェアは、無償ですが広告表示などありません。


<Apple TVだけで利用可能な電子黒板>

iThings teachers TVはApple TVだけで利用可能な新しいハイブリッド電子黒板ツールです。

・使用する教材は、Windows/Mac/iPad/iPhone/Androidから簡単に登録できます。

・教材は、Apple社が提供するiCloudに保管されるためアカウント単位で安全に保管できます。

・Siriリモコンを使用して操作することができます。


<iPad/iPhoneでリモート操作>

iThings teachers TVとiThings Remoteを合わせて使用することで、教材を表示しながら、リアルタイムに注釈を書き込むなどの操作ができます。

黒板(ホワイトボード)に書き込むときには、生徒(受講生)に背を向けなければなりませんでしたが、手元の教材に書き込むことにより、常に、生徒(受講生)に向かって話しながら進めることができます。


<Apple iCloud対応>

iThings teachers TV/iThings Remoteは、Apple社が提供するiCloudに完全に統合することができます。したがって、教材の保管および管理は、Apple ID単位で行うことができます。


<Apple Pencil対応>

iThings Remote for iPad/iPhoneでは、Apple Pencilを標準でサポートしています。

単純に、表示されている教材に注釈を書き込むことができるだけでなく、筆圧にも対応しているため、文字の太さで重要度を強調することなどが可能です。


<ワコム Fineline 対応>

iThings Remoteでは、ワコム社のFineline を標準でサポートしています。

単純に、表示されている教材に注釈を書き込むことができるだけでなく、筆圧にも対応しているため、文字の太さで重要度を強調することなどが可能です。


<先生(講師)の手元資料参照>

先生(講師)だけが参照可能な関連資料を事前に登録しておくことができます。教材登録時にレクチャーガイドなどを関連ファイルとして登録しておくと、iThings Remoteで参照することができます。関連ファイルは、iThings teachers TVに投影されないため、初めて行う授業(講義、説明)でも、適切な場所で効果的な解説や説明を行うことができます。


<書画カメラはiPhone/iPadでサポート>

iThings Remote for iPad/iPhoneでは、書画カメラ機能を提供しています。生徒に見せながら説明したい物や別資料のページをカメラ機能で撮影し、Apple TVに表示できます。

撮影された写真はiPad/iPhoneに保管されることなく、Apple TVに表示されます。


<クラウドサービスを完全にサポート>

iThings Remoteは、iCloud Drive、Dropbox、Google ドライブ、OneDriveに保管されている教材を登録することができます。


<他のアプリとの連携>

iThings Remote for iPad/iPhoneは、Keynote、PowerPoint、Word、Excelなどの他のアプリから教材をそのまま登録することができます。また、写真アプリなどからも直接登録することができます。


<iThings Remoteでの録画機能>

iThings Remoteでは、画面の表示を記録してビデオとして保存することが可能となります。音声やカメラ映像とともに教材を記録ビデオとすることが可能です。


<iThings RemoteでのYouTube Liveなどでのライブ配信機能>

iThings Remote for iPad/iPhoneでは、画面の表示をYouTubeなどのライブ配信対応サービスと組み合わせることにより音声やカメラ映像とともに教材をライブ配信することが可能です。


<iThings teachers TV/iThings Remoteの通信のBluetooth通信に対応>

iThings teachers TVとiThings Remote間の通信は、従来のWi-Fiに加えてBluetoothでの高速通信が可能となりました。これは、iOS/tvOSのMultipeer Connectivityを使用して実現しています。



【iThings teachers TV/iThings Remoteの動作環境】

<iThings teachers TV (Apple TV)>

Apple TV:Apple TV 第4世代以上

OS   :tvOS 11推奨 tvOS 9.2以上


<iThings Remote (iPad/iPhone)>

iPad/iPhone:iPad Air 2/iPad Pro/iPhone 6/iPhone 6s/

       iPhone 6 Plus/iPhone 6s Plus/iPhone 7/iPhone 7 Plus/

       iPhone 8 /iPhone 8 Plus

OS     :iOS 11推奨 iOS 9.0以上

その他   :Apple Pencil/ワコム Fineline

       必要によりApple TV 第3世代またはHDMIケーブルなど

       外部ディスプレイ


<iThings Remote (Mac)>

Mac  :macOS 10.11以上が動作するMac

OS  :macOS 10.11以上

その他:ワコム BAMBOO


* 文章に記載の製品名などは各社の登録商標です。



【株式会社iThings研究所とは】

2016年1月に設立、「人とinternet/ITをつなぐをサポートする」をテーマにITの新しいイノベーションチャレンジを行っております。教育ICTにおける新しいイノベーションのきっかけになればと、ハイブリッド電子黒板アプリを無償で提供を開始しました。


商号 : 株式会社iThings研究所

所在地: 〒135-0061 東京都江東区豊洲3丁目6-8 2911

代表者: 代表取締役社長 松岡 秀紀

設立 : 2016年1月22日

URL  : http://www.ithings-lab.co.jp/

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