(印刷用ページ)被災地応援！オールジャンル同人誌即売会「COMIC CITY 熊本 1…

報道関係者各位
プレスリリース

2017.11.17 10:15
赤ブーブー通信社

被災地応援！オールジャンル同人誌即売会
「COMIC CITY 熊本 1」を開催！！

赤ブーブー通信社では、去る11月12日(日)、グランメッセ熊本にて、オールジャンル同人誌即売会「COMIC CITY 熊本 1」を開催いたしました。

開場を待つ一般来場者待機列の様子

2016年4月14日に発生した地震により、多くの被害に見舞われた熊本を応援したい、我々にしかできない支援を、と今回特別に開催を企画いたしました。2016年11月18日に開催決定を発表し、1年かけて準備を進めてまいりました。

今回の、「COMIC CITY 熊本 1・併設各オンリーイベント」の開催規模は以下の通りです。

・COMIC CITY 熊本 1：323sp

・閃華の刻 17：116sp

・全開ケイデンス 15：79sp

・氷奏ストラースチ 7：24sp

合計：542sp

総来場者数：2,272人

【イベントまでの経緯】

今回会場として使用したグランメッセ熊本も地震により躯体に損傷を受け、復旧工事を経て2017年7月より通常利用が再開されました。地震後、赤ブーブー通信社では、展示会場の回復による経済効果が、県民の生活や雇用への影響を及ぼすものであるという主旨にて、会場所有者である熊本県に対し、会場躯体の早急な復旧工事を直接嘆願させていただきました。

今年1月に会場の下見に行った際は、被害を受けた躯体の改修整備の真っ只中で共用スペースには多数の工事部材や足場が展開され、ホールの見学はヘルメットを着用して行うような状況でした。崩落した会議室の天井、むき出しになった鉄骨の姿から、全て元どおりに再現された展示会場を使用できたことは、我々主催者にとりましても大変嬉しく、喜ばしいことでした。

あいにく、県内唯一の展示場ということもあり、7月1日の再オープンから非常に稼働率の高い状態でしたので、複数ホールの提示を頂くことは叶いませんでした。Cホール500スペースの募集となりましたが、皆様の注目と期待度の高さを示すように、申込サークルスペース数は500spを超え、〆切を前に早期満了となりました。仮に全館開催でも埋められるほどの多くのサークル参加者を集めることができたと、募集については自信を持っております。

また、コスプレ参加を期待された声もございましたが、今回はスペースの都合、実現できませんでした。

【開催の背景】

今回、開催を推進するうえで、熊本を多くの方に注目してもらうことを継続していきたいという考えから、予め熊本県や熊本市の担当部局を訪問し同人誌即売会を熊本でやります、と開催計画の説明にも伺いました。(通常は行いませんが、県外の企業も注目し、正常化へ出来ることを支援していきたいという意思表示です)

当日運営にあたる要員も全て東京からの社員のみで従事させていただきました。全ての会場準備・運営を我々主催者の手で行うことで、参加者の皆様との距離を詰められるように取り組ませていただきました。我々に取りましても、非常に新鮮な気持ちで望んだ開催となりました。

【イベント当日の様子】

当日は、好天に恵まれ早朝より多くのお客様に来場いただきました。

会場が、市内からのアクセス・インフラが充分でないという事から、今回特別に市内と会場を結ぶ直通シャトルバスの増便運行をリムジンバスを運行する産交バスに依頼しました。ご利用者様には大変ご好評いただきました。

1ホール規模の開催で開場前に来場者が屋外に待機するというのは珍しい現象だったようで、関係者から驚きの声が聞かれました。

同人誌の頒布、参加サークルとの交流はもちろんのこと、地元企業の出展、熊本の名産品をかけたじゃんけん大会など、盛りだくさんの内容で開催させていただきました。

東京・埼玉・神奈川・千葉の1都3県からの参加者は90件(18％)あり、今回、初めて赤ブーブー通信社の主催イベントにご参加いただいたサークル様は116件(24.9％)もありました。

まだまだ見えない部分で地震の影響により正常化できていないところがたくさんあるかとは思われますが、今回の開催で少しでも皆様にお楽しみ頂けたのでしたら主催者として嬉しい限りです。

次回開催のチャンスがありましたら、さらに拡大開催できるように取り組んでまいります。