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報道関係者各位
プレスリリース

2017.09.14 11:00
和次元 滴や

袴と男和服の専門店、和次元 滴や(所在地:京都市上京区、店主:宗裕)は、『HAKAMA-SHIKI/袴式和服』である袴と小袖のコーディネートや秋に最適なアウター類を取り揃えた『FOUR SEASONS ~滴や 装い拓き~』2017 AUTUMN COLLECTIONを発表。2017年9月13日に京都店で販売開始いたしました。本コレクションは京都店のほか、10月6日(金)~9日(月)の期間限定で神楽坂のギャラリー「GARAGE kagurazaka」でも販売いたします。

当店のような袴スタイルを普段着のアイテムとして提案している企業はほかになく、特許を取得した袴や小袖、羽織を含めた全アイテムを独自に開発していることが大きな特長です。


左:したたりコーディネート(FSAC-1701)、右:風土ローブ(FSAC-1702)


『FOUR SEASONS ~滴や 装い拓き~』2017 AUTUMN COLLECTION

URL: http://www.shizukuya.com/collection/2017/autumn/


和次元 滴やホームページ

URL: http://www.shizukuya.com



■『FOUR SEASONS ~滴や 装い拓き~』2017 AUTUMN COLLECTIONについて

2015年に10周年を迎えた和次元 滴やは、2016年夏より年4回のコレクション『FOUR SEASONS ~滴や 装い拓き~』を発表しています。

今回の2017 AUTUMN COLLECTIONでは、モノトーンを中心に重厚感あるゴブラン織や破れたように見せかけたニットなどの織物素材、着ることにより風合いの変化を楽しめる素材などを揃えました。

したたりコーディネート〔袴×小袖〕6セット、風土ローブ(ふうどローブ)3点、陣パーカ(じんパーカ)2点、和慈羽袖(わじはそで)2点、マント1点、長羽織1点の計15点です。



■『HAKAMA-SHIKI/袴式和服』について

『HAKAMA-SHIKI/袴式和服』とは、明治以降の急激な洋装化により途絶えてしまった武士の衣服であった「袴」の文化を、昔とは体型や生活習慣の異なる現代人向けに、当店の特許技術などにより独自開発した「新しい型式の和服」です。この『HAKAMA-SHIKI/袴式和服』は、袴を中心とした全アイテムの総称であり、機能性を高めて着崩れを防ぐ技術と着姿を美しく見せる独特の形状、煩わしい着付けも不要な「現代版サムライスタイル」として、日本国内のみならず海外からも大きな注目を集めています。



■商品詳細

・したたりコーディネート〔袴×小袖〕

和次元 滴やを代表するブランド「したたり」は、現代的なシルエットにこだわった袴と小袖で構成されています。

袴は当店の主軸となる商品であり、袴の男らしいシルエットはそのままに、現代の生活にあわせ、前開きファスナーを取付けたり、着用しやすいよう紐部分の改良を加えました。約5分程度で着用でき、休日や旅先でも普段着のように楽しめます。

今回は使い込むことでスレやアタリが出てユーズド感が楽しめる顔料染めの素材やデニム生地に千鳥格子のフロッキープリントを施した素材などを揃えました。

小袖は着たときに“カッコよく”見えるよう構造上の工夫を加えているほか、ポケットを付けるなどの機能性も高めています。また掛衿の先や袖口や裾には、配色違いや裏側の生地を使用するなどの遊び心もあり、洋装のアウターとしても楽しめます。

今回はプリントではなく、重厚感のあるゴブラン織で表現したモノトーンの顔柄やオリエンタルな幾何学模様柄、袴と同素材でタキシード風にコーディネートしたものなどを揃えました。


・風土ローブ

風土ローブの東洋的な広袖とフードは、海外からの注目度も高く、またカジュアルなシーンにも着られることから特に若い方に人気のあるアイテムです。

今回は秋に向けて軽く柔らかな素材を使用しました。二重組織のニットであえて破れているように見える個性ある素材や、柔らかなヒダと赤色が妖しげな雰囲気を醸し出しているベロア素材を揃えました。


・陣パーカ

陣パーカは気軽に羽織りやすい軽快さが特徴です。陣羽織をフードと組み合わせ、現代的なデザインにしてみました。立体的なフードの形状と前合わせによる着姿の変化も楽しめます。

今回はイタリア製の軽量キルティング素材やなめらかなウール素材を揃えました。


・和慈羽袖

和慈羽袖は通常の羽織スタイル以外に、大きな袖を巻きつけることで平安貴族のような優雅さ、遊牧民のような異国情緒さなど、幾通りものアレンジを楽しめる変幻自在な新型の羽織です。

今回は表地のプラチナの光沢と裏地の蛇革柄の組み合わせが銀河系を思わせる素材や高い防水性と透湿性に優れた素材を揃えました。


・マント

マントは後ろ姿のドレープがクラシカルで美しく、当店では外せないアイテムの一つです。手を出すためのホールや比翼仕立ての前立てなど、細かな箇所もこだわり抜いたデザインです。

今回は夜会に似合いそうな光沢あるドレープが美しい地紋入りのクラッシュベロア素材を揃えました。


・紙子の長羽織

平安中期から続く紙子とは、こんにゃく糊や柿渋などを揉み込むことで強靭な加工を施した手漉きの和紙を原紙として、衣服に仕立てたものです。丈夫で軽く雨にも強いため、昔から旅人などに好まれていました。現代では途絶えつつある紙子の原紙作りを受け継いだ仙台の島田 康子女史による貴重な逸品です。着ることで柔らかさや艶が出て風合いの変化が楽しめます。

今回は表地と裏地共に和紙100%の素材を揃えました。



■商品概要

したたりコーディネート〔袴×小袖〕:袴/小売価格 40,000円~、小袖/小売価格 35,000円~

風土ローブ:小売価格 65,000円~

陣パーカ :小売価格 45,000円~

和慈羽袖 :小売価格 70,000円~

マント  :小売価格 75,000円

長羽織  :小売価格 価格未定(10月中旬発売予定)

※価格はすべて本体価格です



■販売場所

・『秋モノ尽し』in KYOTO

場所:京都店

期間:2017年9月13日(水)~


・『秋モノ尽し』in TOKYO

場所:GARAGE kagurazaka/神楽坂 ※期間限定

期間:2017年10月6日(金)~10月9日(月)



■京都店について

和次元 滴やは、商業地域の喧騒から少し離れた、京都御苑と鴨川に挟まれた場所、東三本木通りの路地を入ったところに店舗を構えています。同じ路地の奥には、江戸時代に建てられた史蹟『山紫水明処(頼山陽書斎)』があり、店舗からはその茅葺の書斎と野趣あふれる庭を望むことができます。頼家由来の住居として建てられたこの店舗は、ほとんど手を加えられていない築100年を超えた数奇屋造りの邸宅で、貴重な虫喰いの欄間がある玄関や竹小舞が覗く小窓、丸窓のある和室など京都らしい空間を楽しむことができます。


【店舗情報】

所在地 :〒602-0865 京都市上京区東三本木通丸太町上ル南町519-4

営業時間:11:00~19:00

営業日 :土曜・日曜・祝日(平日の来店は要問合せ)

アクセス:・京阪線「神宮丸太町」駅下車 徒歩3分

     ・JR線「京都」駅、阪急線「河原町」駅より

      京都市バスまたは京都バス「河原町丸太町」下車 徒歩3分

     ・駐車場はありません。

※イベント等による臨時休業の情報は、ホームページやFacebookページにてお知らせいたします。



■和次元 滴やとは

2005年、現代の和装を取り巻く環境、特に男性和服の不便さとアイテムの少なさに限界を感じ、“日本の男の服”を開発、発信する店「和次元 滴や」を京都に立ち上げました。“男が纏う日本の服”をコンセプトとして、袴を中心に日本の洒落と快適な着心地を追求した和服を自在なコーディネートで発信し続けています。


【会社概要】

店名  : 和次元 滴や(わじげん しずくや)

代表者 : 宗裕(そうゆう)

所在地 : 〒602-0865 京都市上京区東三本木通丸太町上ル南町519-4

創業  : 2005年3月

事業内容: 袴式和服を中心とした製品開発・製造・小売

URL   : http://www.shizukuya.com

Facebookページ: https://www.facebook.com/shizukuya

Instagram   : https://www.instagram.com/wazigen.shizukuya/


【特許情報】

袴式和服:特許第4837925号(2011年取得)

羽織  :特許第6074092号(2017年取得)

小袖  :特許第6159042号(2017年取得)

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