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報道関係者各位
プレスリリース

2017.08.01 14:30
日本財団

日本財団は、2017年10月13日(金)~31日(火)にスパイラルガーデン/スパイラルカフェにおいて、障害者と共に楽しむアート展「Museum of Together」を開催します。

本アート展は、キュレーター、建築家、ライター、デザイナー、NPO、美術館職員、障害がある方、料理家等、様々な領域の人々が横断的に関わり企画する展覧会です。これまで、視覚障害・聴覚障害等の身体障害がある当事者による会場検証、障害者を含む多くの方が共に楽しめる展示手法の議論、海外の障害者の芸術鑑賞事例を学ぶワークショップ等を行い、双方向に学び合い、アート展のあり方を探ってきました。

今秋開催を前に、本アート展の企画プロセスをSNSやブログで公開し、多様性のある社会や場づくりについて伝えていきます。


Museum of Together



詳細(PDF): https://www.atpress.ne.jp/releases/133070/att_133070_1.pdf


■Museum of Together 展

日時:2017年10月13日(金)~10月31日(火)

場所:スパイラルガーデン/スパイラルカフェ(東京都港区南青山5-6-23)

内容: (1)作家22人(障害者、現代美術家)、約500点

    (2)アクセス アート プログラム

     (障害のある方と共にアート鑑賞を楽しむ企画)

    (3)会場構成(様々な人が社会参加するための環境づくり)

    (4)フード プログラム

    (5)フォーラム「Museum of Together Forum」


関連情報:

・「Museum of Together」公式ページ

https://www.diversity-in-the-arts.jp/moto

・「DIVERSITY IN THE ARTS TODAY」プロジェクト公式サイト

https://www.diversity-in-the-arts.jp/

・Facebook

https://www.facebook.com/TheNipponFoundationDIVERSITYINTHEARTS/

・Instagram

https://www.instagram.com/diversityinthearts/

・日本財団ブログ(展覧会チームメンバーインタビュー記事を掲載)

http://blog.canpan.info/nfkouhou/



■関連プログラム詳細

(1)アクセス アート プログラム

障害者がプログラムづくりに関わり、障害がある方と共にアート鑑賞をするワークショップです。


・聞こえない人とつくる「対話」をテーマにしたワークショップ

 10月14日(土)14:00~16:00、27日(金)18:00~20:00

・視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

 10月15日(日)14:00~16:00、18日(水)18:00~20:00


(2)フード プログラム

視覚障害者からの外食希望・考えを受けて、考案した特別メニューをスパイラルカフェで提供します。


(3)フォーラム「Museum of Together Forum」

本展覧会の柱である「ART」「ARCHTETURE」「ART ACCESS PROGRAM」について、展覧会チームメンバーがディスカッションを行います。

10月22日(日)14:00~18:00、定員170名、入場無料(要事前申し込み)


(4)その他

・オーディオ ディスクリプション(視覚障害者のための音声鑑賞・検討中)

・クワイエット アワー(知覚過敏がある人を対象とした鑑賞時間・検討中)

・バリアフリー マップ「Bmaps」(会場へのアクセス及び訪問前後の周辺飲食店情報を提供)



■スケジュール

<これまで開催してきた勉強会・会議>

英国の障害者団体シェイプ・アーツから学ぶアクセシビリティワークショップ/障害のある人と考えるウェブサイト作成会議/障害のある人と考える出展作品を知り展覧会の意図を理解する会議/障害者によるスパイラルガーデンのアクセス検証等


<今後の予定>

9月6日(水) :Museum of Together展 全体会議

9月9日(土) :障害者芸術フォーラム(日本財団DIVERSITY IN THE ARTSプロジェクトの一環です)

10月13日(金):Museum of Together展 内覧会



■日本財団DIVERSITY IN THE ARTSプロジェクトについて

日本財団では、多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、「障害者の芸術文化」の領域への支援を行っています。

「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS(ニッポンザイダンダイバーシティ・イン・ジ・アーツ)は、既成にとらわれない多彩な展覧会などの企画、積極的かつ横断的な情報発信を通じて多様性の意義と価値を広く伝え、越境や交錯、交歓の喚起を目指す新たなプロジェクトです。多くの人が参加者となり、さらに新たな担い手や企てが生まれるよう、2020年、そしてそれ以降の「障害者と芸術文化」の発展に向けて取り組んで行きます。

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