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報道関係者各位
プレスリリース

2017.06.30 12:00
株式会社日本医療データセンター

ノーリツ鋼機株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:西本 博嗣)のグループ子会社である株式会社日本医療データセンター(本社:東京都港区、代表取締役社長:上沢 仁)は医療法人オリエンタルクリニック(愛知県名古屋市、理事長:廣瀬 光彦)と業務提携を締結しました。オリエンタルクリニックでの人間ドックの検査結果を用いて、日本医療データセンターがカラダの年齢として「健康年齢(R)」を算定し、同クリニックの人間ドック検査成績表にて受診者に通知します。

検査成績表 表紙と健康年齢通知ページ





オリエンタルクリニックで人間ドックの受診者に新たに通知される「健康年齢(R)」は、日本医療データセンターが全国160万人の健診データ、レセプトデータを用いて開発した統計モデルから算出される健康度をあらわす指標です。人間ドックの受診者ごとに、性別、年齢、及びBMI、血圧をはじめとする12の検査項目の結果値から、今後1年間の医療費の期待値を予測し、その医療費が何歳相当のものであるかを「健康年齢(R)」としてあらわします。

オリエンタルクリニックでは、人間ドックの受診者の検査結果を匿名化し、日本医療データセンターが医療機関向けに提供している健康年齢APIを利用することで、健康年齢を算出します。健康年齢APIでは、個々の健康年齢のみならず、受診者と同性・同年齢の方の健康年齢の分布や、同性・同世代の方の各健診値の平均値など、受診者のプロファイルに応じた統計情報を取得できます。オリエンタルクリニックはその情報をもとに、受診者個別の健康年齢レポートを作成し、人間ドックの結果冊子の1ページとして出力します。人間ドックの受診者は全員計算対象となります。健康年齢算出のための申込みや特別な検査は不要で、2017年7月1日以降に受診の方が算出の対象となります。

多くの方にとって、難解な指標を用いた検査結果は直感的でないと考えられますが、健康年齢は分かりやすい総評的な情報として健康状態を直感的にご理解いただけます。そのため、健康年齢はオリエンタルクリニックの人間ドックの受診者の健康の維持もしくは健康改善のモチベーションアップに貢献できると考えています。また、健康年齢は高いほど、生活習慣病にかかるリスクや将来負担する医療費が増加するリスクが統計的に高いことを意味しており、健康年齢の改善は、健康寿命の延伸や医療費の削減につながります。


<参考>
健康年齢(R): https://kenko-nenrei.jp/


<注釈>
「健康年齢(R)」は、株式会社日本医療データセンターの登録商標です。


<株式会社日本医療データセンター>
業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有します。1億6,000万件以上のレセプトデータと1,000万件以上の健診データ(2017年2月時点)の分析に基づく保険者の保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年齢(R))や健康増進を目的としたWebサービス(Pep Up)など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。


<医療法人オリエンタルクリニック>
生活習慣病の予防と早期発見のために、必要な検査項目を数時間で行える総合健診システム(人間ドック)を愛知県でいち早く導入した健診機関。1973年に開設以来、約88万名以上の方が受診。ひとりひとりに向き合うかかりつけ医を目指し、長い歴史の中で培われた確かな技術とサービスを提供しています。また、二次検査が必要な場合もクリニック併設の診療所でフォローをしています。病診連携により大学病院・医療機関へも紹介しています。

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