印刷する

報道関係者各位
プレスリリース

2017.04.19 10:00
SSP

音楽プロデュースを手掛けるSSPが活動をサポートする、ガールズグループ“やどぶた”は、ゴールデンウィーク中の2017年4月30日(日)に、品川・オーバルガーデン広場のイベントに出演します。

やどぶたメンバー写真01
やどぶたメンバー写真01

Instagram: https://www.instagram.com/yadobuta/


ご高齢者の方々を楽しませるために集まったガールズグループ“やどぶた”は、これまで介護施設のみでボランティアミニライブを実施してきました。
このたび“やどぶた”のメンバーが中学生となり、小学生の時に積み重ねた経験を生かして今後も活動を継続していくことを決意。一般の方々にもどのような活動をしているのか見ていただく機会を設けたいと考え、イベント出演する運びとなりました。


【出演イベント】
イベント名:KIDS×KIDS FESTA 2017 Spring
開催日時 :2017年4月30日(日)
      ※ステージは13:30~と16:00~の2部
       “やどぶた”は13:30~の部に出演します。
開催場所 :品川シーサイドフォレスト オーバルガーデン
      東京都品川区東品川4丁目12番6号
      オーバルガーデン地下1階 シースルーエレベーター前
      (雨天時:1階 ジュネーヴ広場)

当日は“やどぶた”ブースを設けて出演後も無料で楽しめるスーパーボールすくいの用意をしています。また、活動費の募金をします。募金にご協力してくださった方には特典のプレゼントも用意しています。いずれも数に限りがありますが、地域の方と触れ合い、楽しんでいただくことを目的としています。


【“やどぶた”の始まり】
高齢化が加速する日本において、考えなくてはならないと思っていても目を背けたくなるもの、それが高齢化問題です。このプロジェクトは、深刻化する高齢化問題に対して少しでも多くの方に関心を寄せてもらえるようにと発案されました。
とくに、高齢社会によって大きなダメージを受けることになるであろう現在の子供達に、今から考えるきっかけを与えたい。そのきっかけを創るために立ち上がったのが、当時小学生だった“やどぶた”です。“やどぶた”の頑張っている姿を見ることで、子供達はもちろん、大人も心を打たれ、高齢化問題に向き合えるのではと考えています。


【“やどぶた”の由来】
“やどぶた”は「やどかり」と「ぶた」をフュージョンして名付けられました。“やどかり”は貝殻に身を隠すことができることから、人間に例えると家に引きこもるイメージですが、そこに貝殻に入らないような「ぶた」を採用することで、子供達をかわいい子ぶたちゃんに見立てるだけでなく、『家に閉じこもらず、外に出て現実を見よう』という意味を込めています。


【“やどぶた”の特徴】
原則的には子供であれば誰でもできるようなグループを目指しています。そのため歌や踊りのクオリティーは高いものとしていません。ボランティアでの活動を遊びの一環として受け入れやすいものにしたいと考えています。

介護施設のご高齢者は子供の笑顔を見ているだけでも楽しい気分になります。そのため、心掛けているのは子供達が楽しめるグループであること。そして、歌や踊りをきっちりこなすよりも、ご高齢者の方々と触れ合うことを重視しています。パフォーマンス中であっても手をつないだり、握手したりと観客席を回り歩くようなライブを心掛けています(“やどぶた”の活動はInstagramやYouTubeで写真や動画を配信しています)。施設のイベントに合わせた衣裳やパフォーマンスなどから、ボランティアとは思えないとご好評の言葉をいただいています。

また、介護施設での活動は、参加できる子供達だけで集まって行くようにし、子供達の負担も軽減しています。リーダーが存在しないため、各々が考え行動できる力が自然と身につきます。


【“やどぶた”の仕組み】
活動はすべてボランティアですが、活動費の問題を考慮し、オリジナル曲を制作してCDを販売することとしました。CDの売り上げが“やどぶた”の活動費となるようなサイクルが成立すれば、より幅広く活動ができるようになると考えています。募金感覚でCDを購入していただけるような環境を目指します。


【“やどぶた”オリジナル曲】
“やどぶた”ファーストシングル『あいうえお ものまねたいそう かのうた』は、ご高齢者の方々とただ体操するだけではなく、一緒に遊べるような曲をという想いで制作しました。
『ものまね』をして遊びながら同時に体操までできるこの曲は5番まで構成されています。各々が『か』からはじまる生き物の『ものまね』をして、上手だった人を皆で決めるといった振付で、振付自体も難しいものではなく、ご高齢者が普段施設で行っている簡単な体操を参考にしています。また、カラオケバージョンを使用すれば『か』に関わらずいろいろな『ものまね』をして遊ぶことができます。

ファーストシングルは、カップリング曲『たまごカラボーン』と2曲収録。DVDと2枚組セットで販売しています。全国のCDショップでお取り寄せ可能です。インターネットでもAmazonなど各社で取扱っています。


【今後の活動方針】
現在“やどぶた”の活動は東京23区周辺が中心ですが、全国に拠点を作り活動することが目標です。現在、子供達の遊ぶ場所は著しく減少しています。公園に集まっても、走り回る子供の姿をあまり見かけなくなりました。そのようななか、“やどぶた”は子供達の遊ぶ場所としても有効です。子供達のパワーを高齢者に向けることで、多くの人に愛されるだけでなく、多くの子供達が早くから社会性を楽しく学ぶことができます。また、日本の人口4分の1が高齢者といわれる時代に高齢者が元気になれば、経済にも大きな影響が及ぶと考えられ、“やどぶた”は子供達の将来を見据えた取り組みでもあるといえます。誰も損をしないような仕組みを築くことで、日本の未来を明るくする最先端の活動になると信じています。

印刷する