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報道関係者各位
プレスリリース

2017.03.28 14:30
春の神武祭実行委員会

春の神武祭実行委員会(所在地:奈良県橿原市、委員長:森下豊)では、2017年4月7日(金)から9日(日)に開催される橿原市を挙げての祭典「春の神武祭」を皮切りに台湾との文化交流がはじまります。昨年市政60周年を迎えた橿原市では、これを今後のインバウンドに向けた新たな海外発信事業として考えています。

橿原市 春の神武祭
橿原市 春の神武祭

【経緯】
今年2017年(平成29年)に生誕111年を迎える台湾の国民的作曲家 鄧雨賢は、これを機会に日本との友好関係をより深めたいという台湾側の呼びかけのもと、すでに東京虎ノ門「台湾文化センター」、大阪千日前「TORII HALL」での台湾文藝チームの公演が決定しています。台湾側での「日本らしい」場所での公演を検討する中で、「日本のはじまり」の地であり、昭和13年(昭和15年まで)の橿原神宮拡張整備の際に台湾阿里山の台湾ヒノキが使われたという経緯もある橿原神宮での公演の申し出があり、「春の神武祭」でのコンサートが実現しました。


【トピックス1】
鄧雨賢音楽隊による「春の神武祭 開会式コンサート」
開催:4月7日(金) 16:30~
台湾歌謡の父と呼ばれる作曲家である鄧雨賢は、日本で音楽教育を受けたこともあり、日本を通して西洋音楽文化を学び、台湾の音楽文化との融合を試みた作曲家であり、いわば台湾の音楽文化の近代化を象徴する作曲家で、台湾における瀧廉太郎とも呼ばれています。
この台湾の国民的作曲家 鄧雨賢(トウ ウケン:1906年7月21日~1944年6月11日)の業績を後世に残すため設立された鄧雨賢音楽隊(鄧雨賢音樂文化協會 総監 フルート奏者 ホアペイ hua pei)が4月7日(16:30~)に台北駐大阪経済文化弁事処 処長 陳訓養氏列席のもと「春の神武祭 開会式コンサート」を行います。


【トピックス2】
「台湾健康体操らーちん」「台湾Xfitnessダンス」特設ステージ
開催:4月8日(土)、4月9日(日)
台湾式経絡・毒素排出マッサージ、人間本来の流れの良い整った機能を継続していく体操「台湾健康体操らーちん」、台湾のダンスフィットネス「台湾Xfitnessダンス」を特設ステージで公演します。


【トピックス3】
参道パレード
開催:4月8日 13:30~
例年春の神武祭で行われる「参道パレード」に鄧雨賢音楽隊、台湾体操らーちん、台湾Xfitnessダンスの各演者・インストラクターが参加。この参道パレードには、台北駐大阪文化弁事処も参加します。


【スケジュール】
<2017年4月7日(金)>
16:30~17:30
「平成29年 春の神武祭 開会セレモニー」
「開会式 コンサート」鄧雨賢音楽隊
演奏曲:四季紅、月夜愁、望春風、雨夜花
会場 橿原神宮 外拝殿前

<2017年4月8日(土)>
10:30~12:00
「台湾健康体操らーちん」
会場 かしはら万葉ホール1階 多目的ロビー

10:15~10:45 15:30~16:00
「台湾Xfitnessダンス」
会場 橿原神宮第二ステージ

13:30~
「参道パレード」
会場 ジェイテクトアリーナ奈良前~橿原神宮前駅中央口広場

<2017年4月9日(日)>
10:15~10:45 15:30~16:00 「台湾Xfitnessダンス」


【その他データ】
・春の神武祭:昨年(2016年)来場者数 10万人
・橿原神宮:全国的な奉祝祭として開催された紀元2600年大祭(昭和15年)に向け、昭和13年より境内拡張工事が国家主導のもと実行された。その際、生育がよく大樹が多いという理由から台湾阿里山(現在は国家風景区)より台湾ヒノキが持ち込まれ、現在の外拝殿をはじめとした橿原神宮御社殿に利用された。
・公益財団法人日本台湾交流協会: https://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/Top
台北駐大阪経済文化弁事処: http://www.taiwanembassy.org/jposa/
              http://www.taiwanembassy.org/jposa/post/7258.html
・台湾における記者発表:3月22日、台北市重慶南路一段10號2F 台企大樓(台企ビル)で、橿原市の法被を着て鄧雨賢音楽隊 総監でフルート奏者のホアペイ氏をはじめ来日予定者による記者発表を行われました。

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