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報道関係者各位
プレスリリース

2017.01.30 15:30
株式会社ウィザス

ウィザスグループ(代表取締役社長:生駒 富男)は、2017年1月27日に開示しました通り、株式会社Genki Global(本社:福岡県福岡市)の発行済株式を全て取得いたしました。それにあわせ当社グループのグローバル戦略に関してお知らせいたします。


今後の日本社会においては、少子高齢化の進行、消費者のライフスタイルの多様化、グローバル化の急速な進展など、社会環境の変化により当業界においても激変の時代を迎えております。このような中、当社グループでは「社会で活躍できる人づくりを実現できる最高の教育機関をめざす」というコーポレートビジョンに基づき、サービス品質向上に注力するとともに、時代の変化に対応した商品の提供や業態開発・新規分野への進出を通じて、顧客へのサービス力向上に努めてまいりました。

当社グループでは予てより、今後の事業領域拡大に向け、グローバル戦略を加速化しており、2016年4月に主にアジアからの留学生向け日本語教育サービスを運営する株式会社エヌ・アイ・エス(I.C.NAGOYA)をグループ化し、日本語教育事業に初めて参画しました。

この度、福岡・東京で日本語教育サービスを展開する株式会社Genki Globalを当社グループに迎えることで、エヌ・アイ・エスとは異なるヨーロッパ諸国からの日本語学習者・留学生を取り込むことが可能になりました。これにより当社グループは世界規模でのインバウンド型日本語教育事業へ新たな一歩を踏み出すことになります。

また、2016年9月には株式会社吉香の完全子会社化による通訳・翻訳及び高度人材派遣サービスへの進出を果たしております。同社は通訳・翻訳事業の分野で、国際的に非常に高い評価を受けており、世界90言語に対応できるスペシャリストを抱え、先日のトランプ大統領就任式やオバマ元大統領の広島演説、安倍首相・オバマ元大統領の真珠湾スピーチ、イチローの記録達成インタビューなど、在京テレビ局を中心に同時通訳や映像翻訳などを行っております。
今後、吉香がもつ英語に関する優れた知見や修得ノウハウを教育に活かし、中核事業である学習塾事業・高校事業での指導に活かしていきます。「4技能修得型の英語力向上プログラム」の構築を目指し、生徒の英語観を変え、前向きに英語学習に取り組むプログラムを開発し、日本人として最適な英語の学び方を提供してまいります。

更に、2016年12月よりフィリピンのマニラに事務所を置き、ASEANの国々で日本語を教えるアウトバウンド型日本語事業もスタートしております。現地の大学と提携し、大学生や大卒生に日本語の指導を行います。

現在世界での日本語学習者は400万人を超すといわれており、日本語を学びたいという需要はこれからも高まりつつあります。特にフィリピンは英語を話す国であるということや、ホスピタリティの高い国であるということで、日本や現地の日本企業への就職希望者が多くいます。日本語ができると給与が格段に上がるため、キャリアアップのために真剣に学ぶ学生たちは多く存在しています。アウトバウンド型グローバル戦略の第一弾として、まずはASEANの他の国々での展開も含め、日本国内とASEANの国々でのグローバル教育に注力してまいります。

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