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報道関係者各位
プレスリリース

2017.01.25 11:00
株式会社目黒雅叙園

目黒雅叙園(運営:株式会社目黒雅叙園/所在地:東京都目黒区)では、2017年1月20日(金)から3月12(日)まで『百段雛まつり』~九州ひな紀行II~を、園内・東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催しています。
日本各地の時代雛が集結する本展は、過去7回の開催で、延べ40万人の来場者数を記録した都内最大の雛人形展です。第8回目の今回のテーマは、2014年に続き2回目の開催となる九州。7県12地域より約1,000体のお雛様が揃いました。地域ごとに有力な諸大名が並んだ九州には、各藩ゆかりの雛人形が多く残っており、今回は普段見ることのできない名品が展示されています。雛人形と展示会場である絢爛豪華な文化財とのコラボレーションをお楽しみいただけます。

伊藤伝右衛門邸の座敷雛(漁樵の間)
伊藤伝右衛門邸の座敷雛(漁樵の間)

【展覧会URL】 http://www.megurogajoen.co.jp/event/hinamaturi


■見どころ(1) 圧巻の800体の座敷雛!雛が見た“日本の祭り”を再現!
伊藤伝右衛門邸(福岡県・飯塚)では、20畳の座敷いっぱいに雛人形を飾る「座敷雛」が例年展示されています。今回は、百段階段の中でも最も絢爛豪華な部屋「漁樵の間(ぎょしょう)」にて、“雛が見た日本の祭り”をテーマに800体の人形で再現しています。昨年、無形文化遺産にも登録された「京都祇園祭の山鉾行事」や「博多祇園山笠行事」をはじめ「青森ねぶた祭」など日本全国の有数な祭りを雛たちが楽しむ様子をお楽しみいただけます。思わず感嘆の声があがる圧巻の展示です。

■見どころ(2) 特別展示!柳原白蓮と村岡花子の愛したお雛様
通常は非公開である柳原白蓮が愛した有職雛(ゆうそくびな)と、村岡花子ゆかりの雛人形と雛道具を特別公開しています。九州にゆかりのある柳原白蓮は大正時代を代表する歌人であり、明治、大正、昭和と激動の時代を生きた女性です。また、その腹心の友である村岡花子は「赤毛のアン」をはじめとする多くの海外文学を不朽の名訳で日本に紹介した翻訳者、児童文学者として知られています。連続テレビ小説でも描かれた、二人の情熱に満ちた人生には多くの人々が注目しました。

■見どころ(3) 蓁姫(しんひめ)の古今雛と貴重な道具を一挙初公開
寛政の改革で知られる松平定信の娘・蓁姫が嫁いだのは平安時代より続く長崎の名家・松浦家です。今回はお輿入れの際に持参した、お雛様や雛道具、蓁姫が使用していた道具を展示しています。当時の美術工芸の最高峰とも言われる精微な雛道具と、実際の道具を一堂に公開するのは、全国でも稀となる貴重な展示となります。


◇初登場!お部屋でゆっくり雛を楽しむ 「百段階段 雛まつり特別ルーム&入場券付宿泊プラン(朝食ブッフェ付)」※1日1組限定◇
園内のレストランやショップ、宿泊施設では、『百段雛まつり』開催に伴い、期間限定の雛メニューやプランを提供中!
今回初登場するのが「雛スイートルーム」。目黒雅叙園が誇る広々したスイートルームを、1日限定1組様のためにお雛様仕様に変身させました。100年余にわたる伝統美の“原孝洲”の雛人形をはじめ、吊るし飾りなど、お部屋でもじっくりお雛様をお楽しみいただけます。また、ベットスローも着物の帯を使用して作った特別仕様に!4名様のご利用でもゆったりな、和洋室タイプのお部屋なので、ご家族やご友人同士の女子会など、百段雛まつりの展示とあわせてお楽しみ下さい。
販売期間: 2017年1月20日(金)~3月12日(日)
客室  : 和洋室(80m2)
料金  : 1室4名様利用 おひとり様¥16,103円~ ※税込
内容  : 4名様でもゆったり宿泊できる和洋室での雛まつり
      (1)原孝洲の雛人形を、つるし飾りのスペシャルお雛さまルーム
      (2)「百段雛まつり」入場券(ご宿泊人数分)
      (3)西欧料理「クラブラウンジ」の朝食和洋ブッフェ付
       (7:00~10:00)
ご予約 : http://www.megurogajoen.co.jp/rooms/
問合せ : 宿泊予約 03-5434-3837


【企画展概要】
展覧会名:「百段雛まつり九州ひな紀行II」
開催期間:2017年1月20日(金)~3月12日(日)
開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
入場料 :1,500円(前売券1,200円、学生800円※要学生証呈示)
     ※小学生以下無料
会場  :目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00 イベント企画)
主催  :百段雛まつり展実行委員会
企画協力:一般社団法人九州観光推進機構、二木屋
特別協力:宮崎蕗苳
後援  :外務省、観光庁、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、
     宮崎県、鹿児島県、目黒区、
     一般社団法人めぐろ観光まちづくり協会
アクセス:電車…目黒駅(JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・
     都営三田線)より徒歩3分
販売窓口:ローソンチケット、セブンチケット、JTB各店、
     JTBレジャーチケット
     [インターネット]イープラス

※展示品保護のため、暖房を控えております


【文化財「百段階段」とは?】
会場となる「百段階段」は、2009年に東京都の有形文化財に指定された、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。江戸文化の贅を受け継ぐ昭和の色彩空間として、今も大切に保存されています。
ケヤキの板材で作られた99段の階段廊下を持つことから、「百段階段」と呼ばれ、階段廊下の南側には7つの部屋が連なっています。各部屋には樹齢100年を超える床柱の他、天井や欄間には当代屈指の著名な作家たちによって創り上げられた世界が描かれており、昭和初期における美の共演と大工の高い技術力を見ることが出来ます。

【展示一覧】
<展示場所:内容>
正面玄関       :雛山(宮崎県・綾町)
エレベーターホール  :さげもん(福岡県・柳川市)
十畝の間(じっぽ)   :日田醤油「雛御殿」I(大分県・日田市)
漁樵の間(ぎょしょう) :伊藤伝右衛門邸の座敷雛(福岡県・飯塚市)
草丘の間(そうきゅう) :柳原白蓮・村岡花子ゆかりのお雛様
            (福岡県・北九州市&東京都)
静水の間(せいすい)  :日田醤油「雛御殿」II(大分県・日田市)
星光の間(せいこう)  :城下町のお雛様と佐賀のお雛様
            (大分県・杵築市/宮崎県・日南市/鹿児島県/
            佐賀県)
清方の間(きよかた)  :松浦家のお雛様と雛道具(長崎県・平戸市)
頂上の間(ちょうじょう):人吉球磨のお雛様と飯塚のお雛様
            (熊本県・人吉市、多良木町/福岡県・飯塚市)

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