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報道関係者各位
プレスリリース

2017.01.11 13:30
新珠製菓株式会社

福井県越前市の新珠製菓株式会社(所在地:福井県越前市、代表取締役:杉本 正一)は、2012年以来、地元河野梅生産組合と事業連携しながら“黄金の梅”を使用した商品開発を進めています。開発開始から5年を経て、この度完熟梅の価値を生かした『金の梅ブリュレバームクーヘン』を開発し、販売を開始いたします。

『金の梅ブリュレバームクーヘン』1
『金の梅ブリュレバームクーヘン』1

■『金の梅ブリュレバームクーヘン』について
当社では、“黄金の梅”を使用した加工品を“金の梅の美”としてシリーズ化しており、梅ジャム、甘露煮、クリーム大福餅と商品化、発売してきました。最新作の『金の梅ブリュレバームクーヘン』は、“黄金の梅”ペーストをもとにブリュレしたもので、この梅の最大の特徴である、金色に輝くバームクーヘンに仕上がっており、香り、色合い、その美味しさを充分に堪能していただけます。

<商品概要>
商品名 : 金の梅ブリュレバームクーヘン
発売日 : 2017年1月14日
販売価格: 1,200/個(税抜)
販売場所: 新珠製菓直営店、国高店・小松店(福井県越前市)、
      あんと金澤ボストン店(石川県金沢駅構内「金沢百番街」)


■“黄金の梅”とは
黄金の梅とは、河野地区で、丹精込めて生産され、成熟期には淡黄緑色になり黄金の梅と呼ばれている「新平太夫」という品種で、樹上完熟したもので、熟度、サイズなどの基準をクリアーしたものを呼んでいます。

黄金の梅「新平太夫」は濃厚な甘みと桃に似た香りが特徴で、木になったまま完熟するまで待って出荷するため、甘味が増し、色合い・香りが、他品種「紅映」と比較すると倍増すると言われています。

生産者が「自宅の梅干しでは新平太夫しか使わない」と言われるほど味覚は非常に優れていますが、既存品種「紅映」と比べて、収穫時期が遅く、一般的な青梅の出荷シーズンを外れてしまい、さらに完熟後に収穫するため日持ちがしないため、これまで一般的な流通に乗らず、生産者および一部の愛好家にしか消費されていませんでした。

2011年7月に福井県丹南農林総合事務所主催の「マッチング商談会」が行われ、新平太夫の魅力を引き出そうと「黄金の梅」としてのブランド化や商品開発がスタート、生産地での商標登録も行われ、生梅を含め、ブランド化、販売促進活動がスタートしました。この動きは嶺南地方にも広がり、今後福井県を代表するブランド梅となっていく可能性を秘めています。


■“黄金の梅”のブランド化に向けて
<原料梅の価格安定と品質向上>
樹上完熟梅の中でも、自然落下したものをネット収穫するという、大変手間のかかる作業を経て、“黄金の梅”は収穫されます。その香りはとても濃厚で、梅のイメージを一新するような豊潤で、桃のような甘い芳香がします。
このようなすばらしい特徴と、品質とこだわりを販売価格に反映させていくことが、価格を安定化させ、生産者の売り上げ増加も見込まれます。単価の向上、生産量の拡大は、連携事業の大きな目的の一つにもなっています。2016年には、生産者すべてに熟度を図る、カラーチャート表も配布され、さらなる産地の品質向上、品質の安定化が図られています。

<“黄金の梅”の未来>
2016年度は、日照時間、気温も高めに推移したことから、収穫期も早まりましたが、後半悪天候に悩まされ、不安定なシーズンとなりました。そのような中でも、粒を選りすぐり、商品を提供してまいります。
このような加工品を県内外にPRしていくことにより、福井県の梅産地としての知名度向上や、“黄金の梅”のブラント梅としての地位確立を目指します。
今後の北陸新幹線福井延伸を控え、福井梅、河野梅、“黄金の梅”、及び関連商品が全国の地域で愛されるように、全国に発信してまいります。


■今後の展開
新珠製菓株式会社では、“黄金の梅”を使った羽二重餅など、今後も地元福井県の素材を使ったスイーツを開発し、地域の生産者、消費者とのつながりを深め、地元への貢献活動を進めていきます。『金の梅ブリュレバームクーヘン』は、1個1,200円(税抜)にて販売。2017年1月7日からスタートしたAKOMEYATOKYO新宿店福井県フェアを皮切りに、14日から同銀座店、また新珠製菓株式会社の国高店・小松店・金沢駅構内「金沢百番街」にある「あんと金澤ボストン店」での販売を進め、シーズン2,000個の販売を目標としています。


■会社概要
商号 : 新珠製菓株式会社
代表者: 代表取締役 杉本 正一
所在地: 福井県越前市小松1丁目5-1
URL  : http://www.aratama.jp/

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