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報道関係者各位
プレスリリース

2016.12.08 11:00
株式会社サーバーワークス

アマゾン ウェブ サービス(AWS)プレミアコンサルティングパートナーの株式会社サーバーワークス(本社:東京都新宿区、代表取締役:大石 良、以下「サーバーワークス」)はこのたび、アマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)の運用を自動化するサービス、Cloud Automator (クラウドオートメーター)において、お客様のAWS上のWindowsサーバー環境におけるWindows Updateを自動化する新機能を2016年12月8日にリリースいたしました。

Cloud Automator概要図
Cloud Automator概要図

【リリースの経緯】
昨今、多くの企業でAWSクラウドの理解が進みつつあり、様々なシナリオでAWSを活用する流れが進んでおります。そうした中で、プログラムから操作できるというAWSの特性を活かし、運用を自動化したい、運用コストを削減したいというニーズが高まりを見せておりました。当社では、470社超のAWS導入実績に基づく運用ノウハウを元に、AWSの運用自動化を実現するサービスを提供することで、AWS導入企業、特に多くの情報システム部門向けにTCO削減や運用品質の向上に貢献することを目指し、運用自動化サービス「Cloud Automator」を、2014年7月に提供開始いたしました。以来、この2年間で400を超える企業様にご利用いただいております。

昨今、多くの企業がAWSの利用範囲を広げる中で、Windowsサーバーの管理、特にWindows Updateにまつわる運用負荷の軽減に対する期待のお声を多数いただいておりました。そこで、当社ではこの課題を解決するために、AWS上のWindowsサーバー環境に対し、自動的にUpdateを適用することができるCloud Automatorの新機能を追加しました。


【特徴】
複数台のWindowsサーバーのWindows Updateを管理する場合、一般的にWSUS(Windows Server Update Services)サーバーを利用します。今回リリースしたWindows Updateの自動化ジョブ機能を利用することで、WSUSサーバーがない環境であっても複数のWindowsサーバーに対して、指定したスケジュールや、HTTPリクエスト等をトリガーとしてWindows Updateを実行することができます。


【当社が想定する利用シーン】
AWSとCloud Automatorを組み合わせることで、以下の様なオペレーションが可能になります。
(1) Windows Updateのためのテスト環境の構築(AMIコピー)
(2) 指定した日時に、特定タグ(例えば「テスト環境」)がついたWindowsサーバーに対するWindows Update
(3) 動作確認
(4) 特定タグ(例えば「本番環境」)がついたWindowsサーバーに対するWindows Update

<解説>
Cloud Automatorでは、Windows Updateをはじめとする「アクション」を、タグ別に指定して実行することができます。このため、最初に開発環境にだけWindows Updateを実行してアプリケーションの動作チェック等を行ってから、本番環境にWindows Updateを実行する、というオペレーションを実現することができます。

なお、Windows Updateアクションの実行には、対象となるインスタンスにEC2Configサービスのインストールが必要です。詳細は下記のリンクをご参照ください。
詳細: http://blog.serverworks.co.jp/tech/2016/12/08/releasing-ec2-windows-update-action/
動画: https://youtu.be/MJMYjji46rg?list=PLCRz5JqTKzfk1fZqBmxyqNYwV17c-Qi3B


■Cloud Automatorについて
Cloud Automator はAWSのプレミアコンサルティングパートナーである株式会社サーバーワークスが開発・提供しており、2,400(*)を超える様々なAWSの導入支援・運用プロジェクトで培ってきたノウハウをまとめ、「ジョブ自動化」と「構成レビュー自動化」の大きく2つの機能ラインナップで提供している誰でも利用可能なWEBサービスです。
ジョブ自動化機能としては、EC2インスタンスのタイマーによるstart/stopといった基本的な運用から、EBSボリュームのスナップショットを取得しつつ世代を管理する機能等、実際の運用経験に基づく機能がアクションとして提供されていますので、AWS運用経験の少ないお客様でも、安心して運用をセルフサービス化することができます。
構成レビュー自動化機能としては、セキュリティホールがないか、無駄なコストがかかっていないか、といった目には見えない課題を可視化し、お客様が自動的に通知を受け取ることができる機能です。AWSの正しい運用方法やセキュリティ知識が少ない場合も安心してAWS環境を運用することができます。
既に400を超えるユーザー(*)の方にお使い頂いており、中でも総合商社の丸紅株式会社様は、Cloud Automatorを用いて、AWSの定常運用を自動化しつつ、システム一式をDRサイトに自動的に復旧できる仕組みを整えていらっしゃいます。
(*)2016年10月現在

Cloud Automatorサービス紹介サイト
http://cloudautomator.com


■株式会社サーバーワークスについて
サーバーワークスは、2008年よりAWSに特化したAWS導入支援サービスを提供しているクラウドインテグレーターです。2016年10月現在、470社、2,400プロジェクトを超えるAWS導入実績を誇っており、2014年10月よりAPN(AWS Partner Network(※1))の最上位パートナー「プレミアコンサルティングパートナー」に2年連続で認定されています。また、2015年10月には、APNのマネージドサービスプロバイダー(MSP)プログラムを取得、2016年には移行コンピテンシーを獲得し、AWS事業を継続的に拡大させております。

http://www.aws-partner-directory.com/PartnerDirectory/PartnerDetail?Name=serverworks&language=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E (日本語)
http://www.aws-partner-directory.com/PartnerDirectory/PartnerDetail?Name=Serverworks (英語)

名称   : 株式会社サーバーワークス
本社所在地: 東京都新宿区揚場町1番21号
企業URL  : http://www.serverworks.co.jp
設立   : 2000年2月
代表者  : 代表取締役 大石 良
資本金  : 7,160万円
事業内容 : 1. クラウドコンピューティングを活用した
        システム企画・開発及び運用
       2. インターネット関連システムの企画・開発及び運用
       3. SaaS/ASPサービス/IT商品の企画・開発及び運用

(※1) AWS パートナーネットワーク(APN)とは、AWSのエコシステムを支える重要な独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、SaaSベンダー、PaaSベンダー、開発者用ツールベンダー、管理/セキュリティベンダーやシステムインテグレーター(SI)、戦略コンサルタント、リセラー、代理店、VARによって構成されております。

※本リリースに記載された会社名、サービス名等は該当する各社の登録商標です。

※アマゾン ウェブ サービス、AWSは米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。


【本件に関するお客様向けお問い合わせ先】
株式会社サーバーワークス シェアードサービス部 経営企画課
担当 : 永淵
TEL  : 03-5579-8029
E-mail: marketing@serverworks.co.jp

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