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報道関係者各位
プレスリリース

2016.11.30 18:00
特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン

チャイルド・ファンド・アライアンスは、世界41ヵ国、6,226名の子どもたちを対象としたアンケートを実施し、調査結果を発表しました。
「安全な学校」をテーマとした今回の調査では、途上国、先進国の子どもたちが「学校で一番好きなことは?」など6つの質問に回答しました。ほぼすべての子どもが教育が重要であると考えている一方で、すべての子どもたちが安全な学校に通えているわけではないことが分かりました。

子どもたちの小さな声 大きな夢
子どもたちの小さな声 大きな夢

チャイルド・ファンドは世界の子どもたちを対象としたアンケート調査、「Small Voices, Big Dreams(子どもたちの小さな声 大きな夢)」を毎年実施し、全世界で結果を発表しています。「安全な学校」をテーマとした今回の調査には41ヵ国、6,226名の子どもたちが参加し、「もしあなたが、あなたの国のリーダーだったら、教育や学校を良くするために何をしますか?」など6つの質問に回答しました。

今回の重要な調査結果の一つは、世界中のほぼすべての子ども(98%)が「教育が重要である」と答えたことです。その中でも15の国では、アンケートに答えたすべての子どもが「学校や教育は大切」と答えました。また、教育が重要である理由としては、「大人になった時にいい仕事に就けるから」が全世界でもっとも多い回答でした。

一方で、「学校は常に安全」と回答した子どもの割合は全世界でわずか60%でした。また、「学校はいつも安全ではない」と答えた子どもも全世界で3%もいました。チャイルド・ファンド・アライアンス事務局長のメグ・ガルディニエールは、「学ぶためには、安全であることが前提なので、この調査結果は大きな問題です」と述べています。

チャイルド・ファンド・ジャパンのウェブサイトでは報告書(英語)と、日本語の要約版を公開しています。また、アンケートに答える子どもたちの動画も公開しています。

キャンペーン名 : Small Voices, Big Dreams 2016
         (子どもたちの小さな声 大きな夢 2016)
実施団体    : チャイルド・ファンド・アライアンス
キャンペーンURL: https://www.childfund.or.jp/blog/161120svbd2016

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