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報道関係者各位
プレスリリース

2016.10.18 15:00
近畿大学AC

世界一過酷なマラソンであるアドベンチャーマラソンに挑む、近畿大学AC(アスリートクラブ)の北田雄夫(32)は、2016年9月25日~10月1日の7日間にわたり米国グランドキャニオンにて行われたアドベンチャーマラソン『Grand to Grand Ultra』において、総合8位、年代別1位となりました。北田は、これまでに4大陸の大会を完走しており、残りの3大陸でも完走し、『日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破』を目指します。

ゴールシーン(北田雄夫)
ゴールシーン(北田雄夫)

URL   : http://takaokitada.net/
Facebook: https://www.facebook.com/takao.kitada.5


●『Grand to Grand Ultra』大会概要
名称 : Grand to Grand Ultra
開催日: 2016年9月25日~10月1日(7日間、現地時間)
場所 : アメリカ ユタ州
距離 : 273km(6ステージ計)
参加者: 140名
ルール: Self-Supported(レース7日間の食料、衣料、寝袋、サバイバル道具
     のすべてを自らで背負いながらレースを行う)。ステージ毎のタイム
     を計測し、全ステージの合計タイムで順位を決める。
URL  : http://www.g2gultra.com/home

・レース結果
順位 :総合8位、男子30代年代別1位
タイム:38時間05分42秒

・北田雄夫コメント
4大陸目となる今回のレースは上位入賞を狙って臨みましたが、容赦ないアップダウンと、岩や石や木ばかりのコースにより、2日目より足を痛めてしまい、3日目からは痛み止めを投与しないと走れない状態になってしまいました。歩けないほどの痛みの中、足の感覚が麻痺するまで耐えて走る日々がとても辛かったですが、みなさまの応援がすごく励みになり、無事にゴールをすることができました!ありがとうございます!これからも精一杯チャレンジしていきたいと思います!


●『アドベンチャーマラソン』とは
地球の果てを走る、世界一過酷なマラソン。その多くは、過酷な自然環境(砂漠やジャングル、氷河地帯)にて行われるため、「気温-50~50℃」「湿度5~95%」になることもあります。そのような環境の中、レース期間中の食料や衣料や寝袋、サバイバル道具など、水以外のすべてを背負いながら200~1,600kmを走ります。レースによっては、「高度3,000m以上」「山・川・沼・洞窟」「獣や虫の危険」などを乗り越える必要があるため、走力以外にも精神力や生命力が求められるレースでもあります。


●北田雄夫 プロフィール
1984年生まれ、大阪府堺市出身。中学から走ることを始め、近畿大学時代に日本選手権3位(4×400mリレー)。その後国内外でレース経験を積み、2015年に世界最長ステージレース THE TRACK(オーストラリア10日間 521km)に日本人で初めて挑戦し10位。FIRE + ICE(アイスランド6日間 250km)では日本人として初挑戦し3位入賞。2017年、日本人初の世界七大陸アドベンチャーマラソン走破を目指す。
また講演やイベント出演、レース映像の配信などを通じて、世界の果てで学んだ経験を伝える活動も行う。

URL   : http://takaokitada.net/
Facebook: https://www.facebook.com/takao.kitada.5

・競技実績
2014年 6月 Gobi March(中国 250km)【走破】
2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【走破】
2015年 5月 THE TRACK(オーストラリア 521km)【10位/日本人初挑戦】
2015年 8月 FIRE + ICE(アイスランド 250km)【3位/日本人初挑戦】
2016年 9月 Grand to Grand Ultra(アメリカ 273km)【8位/年代別優勝】

・出場予定
2016年11月 The Last Desert(南極 250km)
2017年 2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)
2017年12月 The Ultra Africa Race(ブルキナファソ 217km)

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