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報道関係者各位
プレスリリース

2016.10.05 10:00
コムスコア・ジャパン株式会社

メディア測定と分析のグローバル・カンパニーであるコムスコア(NASDAQ:SCOR)は2016年10月5日(水)、携帯電話端末の使用に関する包括的な調査であるcomScore MobiLens(R)で分析した、日本の携帯電話使用動向に関する2016年7月までの3ヶ月平均のレポートをリリースしました。
調査によると、SIMフリー携帯を使用しているユーザーは54歳以下が多いことがわかりました。SIMフリーのスマートフォンを使用する理由は「月額の利用料金を減らす」ためが最も多く、また、SIMフリー携帯を検討するユーザーの含有率が高いのはソフトバンクの使用者ということもわかりました。

図1:SIMフリー携帯使用者の性別構成比(%)
図1:SIMフリー携帯使用者の性別構成比(%)

■SIMフリー携帯の使用者はモバイルユーザー全体の構成比と比較すると54歳以下が多い
2016年7月までの3ヶ月平均において、国内でSIMフリーの携帯電話を使用しているユーザーは523万人でした。性別の内訳を見ると、男性が58.6%、女性が41.4%でした。年齢層別では35-44歳が最も多く、22.2%を占めました。モバイルユーザー全体の構成比と比較すると、SIMフリー携帯の使用者は男性が多く、また、54歳以下の層に普及していることがわかります。

図1:SIMフリー携帯使用者の性別構成比(%)
https://www.atpress.ne.jp/releases/113375/img_113375_1.png
図2:SIMフリー携帯使用者の年齢層別構成比(%)
https://www.atpress.ne.jp/releases/113375/img_113375_2.png


■SIMフリー携帯使用の主な理由は「月額の利用料金を減らす」
SIMフリーのスマートフォン使用者がSIMフリー携帯を持つ理由として最も多かったのは、63.3%のユーザーが回答した「月額の利用料金を減らす」でした。次に多かった理由は「長期の契約を避ける」で、31.5%でした。

図3:SIMフリーのスマートフォン使用者がSIMフリー携帯を持つ理由(%)
https://www.atpress.ne.jp/releases/113375/img_113375_3.png


■ソフトバンクはSIMフリー携帯を検討するユーザーの含有率が高い
2016年7月までの3ヶ月平均において「SIMフリー携帯の購入を考えている」または「現在の携帯電話のロック解除を考えている」というユーザーをインデックス(※1)で見た場合、スマートフォンユーザーはSIMフリー携帯への変更を検討しているユーザーの含有率が高いことがわかりました。また3大キャリアにおいて、SIMフリー携帯への変更を検討するユーザーの含有率はソフトバンクが高いという結果となりました。

図4:「SIMフリー携帯の購入を考えている」または「現在の携帯電話のロック解除を考えている」ユーザーのインデックス
https://www.atpress.ne.jp/releases/113375/img_113375_4.png

※1:13歳以上の全モバイルユーザーを基準とし、それと比較して、そのエンティティの含有率が高いか低いかを数値化したもの。100が基準値となり、100以上の数値は含有率が高いことを示し、100未満は含有率が低いことを示す。例えば、インデックスが150の場合は平均より50%含有率が高く、インデックスが50の場合は平均より50%少ない。


■comScore MobiLens(R)について
comScore MobiLens(R)は、ユーザーがメインで使用している携帯電話端末に関するアンケート調査のデータです。サブ機(2台目、3台目など)として使用している端末は数値には含まれません。モバイルにおけるデジタルメディア消費、ブランドレベルのオーディエンス測定、端末の使用者やテクノロジーの浸透度に関する詳細を提供しています。13歳以上のモバイルユーザーを調査対象とし、米国、英国、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、カナダ、日本のデータを提供しています。comScore MobiLens(R)についての詳細は、こちらをご覧ください: http://www.comscore.com/jpn/MobiLens


■コムスコアについて
comScore, Inc.(NASDAQ:SCOR)はあらゆるオーディエンスやブランド、消費者動向を正確に測定するクロス・プラットフォーム測定のリーディングカンパニーです。ダイナミックなクロス・プラットフォームの世界に新しいモデルを創出するため、2016年1月にRentrak Corporationと合併しました。これまで培ったデジタル・テレビ・映画の分野における比類なき知見と膨大なデモグラフィック情報を組み合わせ、消費者のマルチスクリーン動向を壮大なスケールで数値化します。このアプローチにより、メディア企業は自社のオーディエンスを最適化することができ、マーケティング担当者はこれらのオーディエンスに対し、より効率的にリーチすることができるようになります。世界75カ国以上において3,200社以上のクライアントを持つコムスコアは、測定の未来を提供しています。詳しくは、 http://www.comscore.com/jpn をご覧ください。

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