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報道関係者各位
プレスリリース

2016.09.15 11:00
NPO法人ETIC.(エティック)

多様な社会問題に直面する「課題先進国」日本。課題解決のための選択肢として、社会起業が広がりを見せており、今年度は51団体と幅広い分野から数多くのエントリーがありました。その後、一次選考、3日間のブラッシュアップ・プログラム、二次選考、最終選考を経て、最終的に9団体が2016年度メンバーとして採択されました。

オフィシャル・パートナー
オフィシャル・パートナー

■企業が協働し、社会起業家を育成するプラットフォーム
 『社会起業塾イニシアティブ』
2002年、社会起業家という言葉がまだほとんど認知されていなかった時代。ETIC.とNECの協働で、本プログラムはスタートしました。その後、花王、エヌエヌ生命保険、NTTドコモ/NTTドコモ・ベンチャーズをオフィシャル・パートナーに、電通をプログラム・パートナーに迎え、現在は年間9団体の社会起業家を支援しています。
社会起業家が、企業や行政と連携・協働することで、社会課題の解決を加速させることを目指します。また、中長期的には、パートナー企業・行政の人材育成や事業創出につながることも期待しています。

≫社会起業塾イニシアティブホームページ: http://kigyojuku.etic.or.jp


■2016年度メンバー
「高齢者住宅問題の解消」「障がい者就労」「女性の社会復帰機会創出」「スポーツ教育現場改革」などの課題に挑む彼ら。これから半年間、先輩起業家との集中議論や現場での実践を繰り返しながら、社会を変える計画を磨いていきます。彼らの成長と今後の社会起業塾の取り組みについて、ぜひご注目ください。

【NEC社会起業塾】
<一般社団法人プラス・ハンディキャップ>
・佐々木 一成〔31歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_2.jpg
生きづらさを緩和・解消し、人生を充実させるトレーニングジム
https://plus-handicap.com/

<株式会社R65>
・山本 遼〔26歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_3.jpg
R65不動産では、「65歳以上のお部屋さがし」を支え、自分らしい暮らしを応援します。
http://r65.info

【花王社会起業塾】
<一般社団法人にんしんSOS東京>
・中島 かおり〔44歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_4.jpg
思いがけない「にんしん」をした女性(とその家族)が、安心して継続的に相談できる窓口の運営と同行支援活動
https://ninshinsos-tokyo.com

<合同会社はひぷぺぽ>
・宮村 柚衣〔36歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_5.jpg
働くママの不安を解消し、ママが地元で楽しく働く仕組みづくり・新しい働き方を提案する紹介事業“日本ちゃのまproject”
http://chanoma-project.jp/

【エヌエヌ生命社会起業塾】
<NPO法人青春基地>
・石黒 和己〔22歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_6.jpg
想定外の未来をつくる!10代のウェブマガジン
http://seishun.style/

<スポーツコーチング・イニシアチブ>
・小林 忠広〔24歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_7.jpg
スポーツ教育の Re-Culture ― 21世紀のスポーツ教育の普及に向けて ―
http://sports-coach.jp/

【NTTドコモ社会起業塾】
<一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会>
・千田 恵子〔41歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_8.jpg
2025年に向けて:「暮らしの中の看取り」ができる人・組織・地域づくり
http://endoflifecare.or.jp/

<のびのびと>
・森垣 奈穂〔33歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_9.jpg
発達に障害や特性を持つこどもたちがのびのびと成長できるように保護者の家庭での関わりをサポートする
http://nobinobito.jimdo.com/

【特別メンバー】
<株式会社オリナス・パートナーズ>
・深町 英樹〔36歳〕
https://www.atpress.ne.jp/releases/111994/img_111994_10.jpg
開発途上国の人・事業作りの為のお宝事業・技術ノウハウ移転事業
http://www.orinuspartners.com

※ 年齢は2016年9月15日現在
※ 五十音順
※ 特別メンバーとは、各社の掲げる重点テーマに限らず、特定の社会課題解決に取り組み、プログラムを有効活用できると認められた団体です。
※ NTTドコモ社会起業塾は、ベンチャー企業とNTTグループが協働によりイノベーション創出を目指す「ドコモ・イノベーションビレッジ」内の新コース「Villageソーシャル・アントレプレナー」コースとして実施します。


■過去には現在活躍する社会起業家の多くが創業期に本プログラムに参加
ブレないミッションと、課題の本質に向き合う粘り強さを備えた社会起業塾の卒塾生たち。
91名の卒塾生のうち、80名が現在も事業を継続。社会に対し確かなインパクトを生み出し始めており、その活動は、国内外で高い評価を得ています。

【卒塾生氏名/所属/事業概要】
◆駒崎 弘樹/認定NPO法人フローレンス 代表理事
(2003年度 NEC社会起業塾生)
仕事と育児の両立が当たり前の社会を目指し、病児保育・病後児保育問題を解決するため日本初の「訪問型病児保育」を開始

<おもな受賞歴>
08年 にっけい子育て支援大賞受賞
11年 ニューズウィーク日本版「日本を救う中小企業100」に選出
13年 第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞受賞

◆村田 早耶香/認定NPO法人かものはしプロジェクト 共同代表
(2003年度 NEC社会起業塾生)
カンボジアの児童買春・人身売買問題の解決を目指し、農村で職業訓練と雇用の機会を提供

<おもな受賞歴>
06年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2007」リーダーシップ部門を史上最年少で受賞
07年 国際青年会議所主催、過去にケネディやキッシンジャーが受賞したTOYP(傑出した若者賞)受賞

◆今村 久美/認定NPO法人カタリバ 代表理事
(2004年度 NEC社会起業塾生)
高校生を対象としたキャリア教育プログラムの推進。震災後は被災地での放課後学校“コラボ・スクール”の運営も。

<おもな受賞歴>
08年 日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門を受賞
09年 内閣府・男女共同参画「チャレンジ賞」受賞
14年 第1回日経ソーシャルイニシアチブ大賞受賞 東北部門賞受賞

◆堀江 敦子/スリール株式会社 代表取締役社長
(2010年度 花王社会起業塾生)
大学生が共働き家庭に入り、「仕事と子育ての両立」のリアルを学ぶ「ワーク&ライフ・インターン」事業を提供。

<おもな受賞歴>
13年 日経ウーマン誌「次世代ガール25人」に選出
14年 AERA誌にて「日本を突破する100人」に選出

◆小沼 大地/NPO法人クロスフィールズ 代表理事
(2011年度 NEC社会起業塾生)
「留職」プログラムを通じ、企業・行政・NPOという領域の枠を超えて働く機会を提供

<おもな受賞歴>
11年 世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーに選出
14年 第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞新人賞受賞


■2016年度プログラムについて(2016年9月25日~2017年3月15日)
<プログラム期間>
●9月25日~9月27日
 キックオフ合宿
●11月18日~11月19日
 戦略合宿
●1月20日
 レビューミーティング
●3月15日
 最終報告会

期間中:自主バーチャルボードミーティング(仮想理事会)実施(2回以上)、ETIC.コーディネーターとの面談1~2週間に1回行います。

<フォローアップ>
●3月下旬~
 パートナー企業社内交流会

フォローアップ研修/インターンコーディネートサポート/プロボノ支援等

◎キックオフ合宿概要(予定)
日時: 9月25日(日)14:00-9月27日(火)14:30
会場: 西粟倉村 A0(エーゼロ)株式会社(旧影山小学校校舎)(岡山県)
    http://guruguru.jp/guruguru/about.html
概要: 半年間の目標設定と行動計画を、先輩起業家メンターとの
    集中議論の中で策定していく2日間


■NPO法人ETIC.
新しい事業づくりを通して次世代社会を創り出すことに挑戦する起業家型リーダーを育成・輩出し、社会に新しい生き方・働き方のスタイルを提案するNPO法人。ベンチャー企業やNPO、大手企業の新規事業部などで、学生が責任のあるポジションにたち、事業の成功に貢献することを目指して取り組む「長期実践型インターンシップ」(97年~)、社会起業家を志す若者の事業プランコンペティション「STYLE」(02年~)、ソーシャルビジネスを立ち上げる若者を支援する「NEC社会起業塾」(02年~)、地域に根付いた若者の挑戦機会を創り出す事業を応援する「チャレンジコミュニティ創成プロジェクト」(04年~)などを実施し、現在では全国100地域で人材育成プログラムなどがスタート。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」も開始(11年~)。現在までに700名以上の起業家を輩出。

ETIC.ホームページ   : http://www.etic.or.jp/
社会起業塾ホームページ: http://kigyojuku.etic.or.jp

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